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焼肉・ホルモン・生ラムジンギスカン だいごろう(学芸大学)は大衆的な雰囲気だけど肉はハイクオリティ。一人でも複数人でも利用できます。

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雰囲気は大衆的な焼肉屋

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学芸大学駅から徒歩15分。清水稲荷通りに焼肉・ホルモン・生ラムジンギスカン だいごろうというお店があります。ざっくり言うと目黒郵便局方面です。

※店前の警察官については後述

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店主は服部征太さん。焼肉店などで飲食キャリアを積み、2015年、中目黒で極上肉料理 だいごろうを創業(もしかしたらこれより前、2014年頃(?)から何かを始めていたかも?)。

2015年~2017年、極上肉料理 だいごろう(中目黒)→2017年~2019年、極上肉料理 だいごろう(恵比寿)→2019年~2020年、極上肉料理 ステーキだいごろう(西麻布)→2021年~2024年、Boeuf SEITA(松見坂)

移転リニューアルを繰り返し、2024年10月5日、焼肉・ホルモン・生ラムジンギスカン だいごろうをオープンさせました。これまでの高級店から打って変わって、今回は"街場の焼肉店"。

元神戸牛専門のフレンチシェフが提案する町焼肉の究極のカタチ。和牛&国産豚の生ホルモンと厳選和牛焼肉、生ラムジンギスカンをお楽しみ頂ける大衆的なお店です。

出典元/インスタグラム・プロフィール

ちなみに「だいごろう」は「子連れ狼」の大五郎に由来します。服部さんが大五郎に似ていることから、だいごろうというあだ名で呼ばれていたのだとか。

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カウンター6席、4人掛けテーブル×3。前店は街中華(味楽)。きれいにはなってますが、雰囲気はそのまま。確かに大衆焼肉です。雰囲気は!w

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テーブルにメニューが置かれているのですが、壁にもメニューが貼られています。見比べたところ、壁メニューにしかないものもあるので(煮込み、コブクロ刺しなど)、とにかくいろいろ見てください(注文は伝票に書いて渡す方式)。

で。

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「表に警察官がいますが、なんかあったんですか?」

「七輪を盗まれたんです」

「えー」

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ひどいヤツがいるもんだ。

話は逸れますが、私は今年2回、自転車を盗まれた! もちろん鍵かけてます。むかつくわー。乗ってないクロスバイクお持ちでしたらください!w

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プレミアムモルツ 小瓶(600円)。瓶ビールはコップ。これが正解。

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キムチ(550円)、もやしナムル(440円)。

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煮込み(550円)。「他にはない感じの」と書かれています。いろいろなホルモン系が混ざっていて、甘くてふくよか。

ハイクオリティな肉

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七輪が運ばれてきました。ちなみに盗まれたのはこれとは違う、本体が赤いタイプとのこと(外観写真にチラッと写ってる)。

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牛タン塩 S(1300円)。ひと口でわかるわけですよ。大衆焼肉じゃねーよ、これw

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ハラミ タレ S(1200円)。これだけ柔らかいのは、肉の素性のよさもあるのでしょうけど、この後のラム同様、丁寧な仕事が施されているから。

ネット情報によると、ホルモン系は芝浦ほるもん、正肉は吉澤畜産から仕入れているそう。

再び余談ですが、ハラミは内臓ではありません。ホルモンと呼ぶのも私は違和感があります。内臓系の業者が取り扱ってはいますが、ハラミは筋肉です。カルビやロースと同じ。世の中、でたらめな説明がいーっぱい(wikipediaも間違ってる)。詳細は筆者のXポストをどうぞ。

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和牛盛り M(1650円)。メニューにも書かれていますが、盛り合わせ内容は日によって変わり、部位指定はできません。

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これはどこだろうな。左は肉のうまみがしっかり、右は脂の甘みがしっかり。

タレがまたいい。肉のおいしさを邪魔しない、けど、肉のおいしさを引き上げる塩梅。

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2杯目はレモンサワー(550円)。

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羊盛り S(1200円)。

「タレにつけてお食べください」

ハーブの乗ったラム肉をタレにつけて食べるのか。面白いな。肉に厚みがあるから、タレをつけて長時間焼いたら焦げやすい。ハーブの香りを最大限に利用したいからタレは焼き終わった後。そんな理由かなぁ。

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ラムハラミ(1300円)。

どちらも羊の風味がちゃんとあります。

ハーブは秘伝の配合だそうですが、ローズマリーのようなタイムのような清涼感が目立っているように感じます。羊らしさがしっかりありつつも爽やか。

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あっ、やってしまった。撮るより先に箸が出ちまった。和牛テール冷麺(990円)。本当はきれいに盛られています。

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食後のサービスピノ。

会計は2人で10770円でした。

「ごちそうさまでした」

「七輪を盗んだヤツを見つけたら教えてくださいw」

「はいw」

この街になかったタイプかも?

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私たちはお腹いっぱいになったのですが、どうでしょうね。あと1品つまみ系を頼んで、ライスを食べて、一人6000円弱くらいが平均かな。

1人、2人でもSを頼めば、いろいろ食べられます。4人だったらMやLを頼めるのでコスパがよくなります。

なるほど確かに、学芸大学にこれはなかったかぁ。優劣ではないですよ。<あらちゃん味楽家>と<焼肉いたみ東京パンチ>の中間。なんとなくそんな感じ。

いずれにせよ、"大衆的""町場"と謳い、雰囲気も大衆的ではありますが、肉のクオリティは街場の焼肉屋のレベルではありません。さすが長年、肉を扱ってきた方だと思わされました。そんなクオリティですから、値段(/量)も"大衆"というほど安くはありませが。

駅からは遠いですが、腹ごなしに歩くのも、お腹いっぱいになった後に歩くのも、なかなかいいもんですよw

注意点

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現金のみです。

行ったはいいけどいっぱいだった、てなことになったら難儀ですから、予約必須と思った方がいいでしょう。予約は大人2名から可。

幼児、未就学児童、小学生がいる場合、来店時間(予約時間)は平日17時~17時半、土日祝16時~17時半。インスタと食べログで時間に微妙な差があるので、正確なことは予約電話時に確認を。なお、狭いためベビーカーはご遠慮くださいとのこと。

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