学芸大学駅から徒歩2分。東口商店街のカルディがある角を左折。ずっと真っ直ぐ行き、バス通りに出る手前のビルの2Fに炭火焼肉 味楽家(みらくや)という焼肉屋があります。2年ぶりくらいかな?
店内はとても広いです。テーブル席がいっぱいあって、座敷もあります。
まずはキムチ盛り合わせ(630円)。酸味のあるキムチ、甘めのカクテキ、しょっぱめのオイキムチ。うまいことバランスが取れています。
では、肉に参りましょう。
塩タンカルビ(530円)と赤タン塩(490円)。キムチ盛り合わせより安いってどういうことやねんw
両者はおそらく部位の差でしょう。塩タンカルビはこのサシの入り具合からすると、タンの下の部位だと思います。みなさんが想像するいわゆるタンの味わいです。この部位の上の部分が上タン塩かもしれません。
赤タン塩はタン先かな? 赤身肉に近い食感、味わいで、少しクセがあります。
牛タンとひと口に言っても、部位、カットの仕方でぜんぜん違ってきます。もしよければこちらの記事の写真をどうぞ。
幻の焼肉。奇跡の焼肉。取材拒否、食べログ非掲載の焼肉屋で開かれた天下一肉道会で、肉の魂と触れあってきた
720円のハラミ(アメリカ)。390円のソフトハラミ(オーストラリア/加工肉)というメニューもあります。ハラミはしっかりとタレに漬け込まれている印象です。
ゲタカルビ(390円)。ゲタカルビはあばら骨の間の肉。均一な形にカットしづらいので、このようにいろいろな形で出てきます。また、火が通りやすくなるよう、あるいは縮みやネジレを防ぐため、飾り包丁が入れられていることも多いです。
このゲタカルビは味楽家でもっともコスパがいいと思います。ジューシーで濃厚で安い! ここに来たら、必ずみなさん注文するんじゃないでしょうか。
こちらは普通のカルビです(720円)。2種類に分かれてます。いろいろ楽しめるから混ぜてくれるのもいいですね。
ロースはメニューに3種あります。ソフトロース(530円)、ステーキロース(720円)、上ロース(1370円)。こちらはソフトロース。タレにしっかり漬け込まれています。赤身の肉々しさがありつつ、タレのうまみが濃厚。
たまたまなのか狙っているのか、厚めと薄めが混ざっていました。私としてはこうしてもらえるのも嬉しいです。ご飯があれば進むだろうなぁ。ご飯があれば……。
そう、最近、太り気味で炭水化物を少し控えめにしてて、ライス、ご飯物、麺物は注文しませんでした。
その代わり、こんなものを頼んでみました。
コムタンスープ(530円)。コムタンは牛肉や内臓などを煮込んだスープです。メニューにあえて"スープ"とつけているのは、ご飯を入れたコムタン(740円)とメニュー名を分けるためでしょう。
白濁していますし、牛骨が入っているので、本来はソルロンタンなんでしょうけど、最近はソルロンタンもコムタンと表記している店も多いようです。ちなみにテグタンは真ダラのスープです(以上、google先生大活躍www)。
で、このコムタン(カクテキ付き)。牛骨がひとつ入っているのですが、その周りにはホロホロになった肉と、プルンプルンなゼラチンがついています。濃厚で甘くてとてもおいしいです。
口開け直後に行ったのですが、最初は冒頭の写真のような具合。ところが、いつの間にか満席になっていました。家族連れが多いようです。隣のテーブルには学芸大学の某おっぱい・貴子ちゃんが来ました。おっぱい焼肉だw
いっつも賑わってるよなぁ。家族4人で来てお腹いっぱい食べても大丈夫。店内は賑やかですから、小さな子供がいても気兼ねなくワイワイできます。
「味楽家の由来」
味楽家が味楽屋ではなく味楽家なわけは・・・・・味楽家でのおもてなしは、ご馳走だ。書いて字のごとく、走り回って探してきた食材でのおもてなし。家族ぐるみの雰囲気を演出し、スタッフがお客様をお迎えする幸せ。それが味楽家です。
素材の良さを引き出すための調理技術。それが味楽家の調理です。味楽家では素材の味をそのまま生かしてお出ししたい。1に素材、2に素材、3、4がなくて、5が調理という技術。近江牛、神戸牛、米沢牛などのブランド名や産地にとらわれる事なく、最良のものを仕入れております。それは、しいて言うなれば、日本の風土が生み出す自然の美味しさを、お客様にお届けするためだけに。
おもてなしという器を添えて・・・・・
美味しさを楽しむおうち
味楽家 店主
以前あった味楽家の公式サイトの文章です。美味しさを楽しむおうち、か。いいコピーですね。あっちの席、こっちの席の賑わいを見ていると、まさに店名通りの雰囲気。
安くて楽しくておいしくて。みんなでわいわいハッピーになれる焼肉屋さんです。
SHOP DATA
- 味楽家(みらくや)
- 東京都目黒区鷹番3-1-1 石田ビル2F
- 03-3716-4129
- 公式