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腰じまん そうめん(高尾製粉製麺)はプリッとした穏やかな弾力の機械麺そうめん。少量ずつ茹でて、サッと食べきることが大切。

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高尾製粉製麺の腰じまん そうめん。極妻的パッケージw そうめんでこのテイストは珍しいですが、私は好きです。そうめんパッケージとしての良し悪しはさて置き。

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スーパーつかさ 学芸大学店で購入しました。213円/360g。一般的なそうめんの量・300gに換算すると177円。機械麺そうめんとしては普通の価格です。

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機械麺そうめんはまずいものもたくさんあるので、買う際はいつも気分が重いのですが、今回は違います。原材料を見ると、小麦たん白、加工でんぷん、そして増粘剤(アルギン酸エステル)が入っています。

普通の機械麺そうめんは小麦粉と食塩で作られます。そしてまずい。けど、食感をよくするためでしょうか、いろいろなものが添加されていると、それなりにおいしいことも多いので、こういう機械麺そうめんはちょっと期待してしまいます。

ちなみに、直近に食べた白絹乃糸もアルギン酸エステルが入っていて、なかなかおいしかったです。機械麺そうめんとしては過去、一番おいしかった揖保の峰にも炭酸カルシウムが入っています。

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開封。一般的なそうめん(手延べ・機械麺ともに)は長さが19cmです。一方、腰じまん そうめんは21cm。

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機械麺そうめんにしては少し細めでしょうか。添加物を加えることで細く裁断することができるのかもしれません。

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表示通り1分半茹でました。

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プルンとした穏やかな弾力。粗悪な機械麺にありがちなヌルッ、ドロッとした感じは一切なく、そういう意味ではしっかりとした麺です。白絹乃糸に似たタイプ。風味が弱めなところも似ています。

機械麺そうめんとしてはとてもよくできてると思います。おいしいです。

ただ。

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1.5束=135gを茹でました。普通のそうめんなら3束弱。私は早食いなほうなので、3分とかからず食べ終えました。

最初のひと口と最後のひと口では、随分と食感が違います。最初のほうはプリッとしていてよかったのですが、最後のほうはムニッと鈍い食感になっていました。

機械麺そうめんに限らず、手延べそうめんでもたまにあるのですが、水分の吸収力が強いのか何なのか、食べている間にダレてくるそうめんがあります。この腰じまん そうめんもそう。たった3分弱でこの変わりよう……。

少量茹でて、すぐさま食べきる。水にさらして盛らない。このあたりが注意点でしょうか。

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惜しいなぁ。最後までちゃんと弾力が保たれていたらよかったのに。とはいえ、それを差っ引いても機械麺そうめんとしてはおいしかったです。300gで100円台ですから、ありっちゃありかもしれませんね。星3としておきましょう。

私ならあと50円~100円出して、ちゃんとおいしい、安心して食べられる手延べそうめんを買いますが、ここは人それぞれの価値判断と言いますか。

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最後にひとつ、そうめんマニアからひと言。アルギン酸エステルが入っていれば、機械麺そうめんもなかなかおいしくなるという傾向が掴めました。その点は感謝。

DATA
名称腰じまん そうめん
原材料名小麦粉(国内製造)、小麦たん白、食塩/加工でんぷん、増粘剤(アルギン酸エステル)
製造者高尾製粉製麺株式会社
評価★★★☆☆