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郷の麺処 そうめん(白石興産)は今どきの機械麺そうめんでは珍しい昔ながらのまずさ。懐かしさすら感じて笑ってしまいました。

白石温麺で有名なそうめん産地

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白石興産株式会社の郷の麺処 そうめん。

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白石興産を含む宮城県白石市のそうめんメーカーは白石温麺を作っています。温かい麺という意味ではなく、短いそうめんです。白石温麺の詳細は以下をご参照ください。

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ベルクス 世田谷太子堂店で購入しました。108円/240g。一般的なそうめんの量・300gに換算すると135円。機械麺そうめんとしては普通か、少し安いほうでしょうか。

1束80gは機械麺そうめんではたまにあります。また、昨今の物価高に伴い、1束100gだったものが80gになるというパターンもよく目にします(ステルス値上げってやつ?)。

この郷の麺処 そうめんも同様です。ネットで調べたところ、1束110g(※)→1束100g→1束80gと移り変わってきたように見受けられます。

※1束110g(10年以上前?)に関しては後述

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開封すると小麦の甘い香りがします。

麺は丸型。機械麺そうめんとしては普通の太さです。少し茶色っぽいのですが、最近のそうめんにありがちな色です。

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表示通り3分茹でました。

懐かしさを覚えるまずさ

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いただきもののチェリーを添えて。何もつけずにまずはひと口。

たはは。笑っちゃいました。

最近は機械麺そうめんのクオリティも上がっています。まずいものは少なくなってきていて、イマイチなものでも「うーん……」と感じるくらい。そんな中、この郷の麺処 そうめんは昔ながら(3年以上前)の機械麺そうめんのまずさなのです。

このまずさ久しぶりだなぁ。なんだか懐かしい気がして笑ってしまったというわけです。

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ムニッ、ムツッ。とにかく食感がひどい。もちろんコシはありません。弾力もない。小麦を練った麺を歯で押しつぶすという、気持ちの悪い食感。昔はこういう機械麺そうめんが多かったんですよねぇ。

麺つゆにしっかり浸せば、麺つゆのおいしさによって、ほんのわずかにまずさが軽減されます。が、マイナス60点がマイナス20点になるだけ。

2束茹でてしまったことを後悔しました。1束にしておいて、残り2束はくたくたに煮込んで麺線風にすればよかった。

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追記。後日、くたくたになるまで煮込んで、ピリ辛麺線風にしてみたのですが、それでもおいしいとは思えず。こうしてようやくそれなりに食べられる、というレベルになっただけでした。追記以上。

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そうめんを200種近く食べてきたそうめんマニアなので、いまだにこういうそうめんがあるのかと逆に笑えました。普通の方は「なんだこりゃ」と顔をしかめることでしょう。

昔ながらのひどいそうめん、これがどんなものか体感してみたいという方は試してみてはいかがでしょうか。100円ですしね。

当然、星1。

「郷の麺処」の謎

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マルヤ製麺所の郷の麺処 そうめん(1束100gバージョン)

「郷の麺処」で調べてみると、2010年代前半頃まで1束110gの商品が販売されていました。メーカーは有限会社マルヤ製麺所(福島県会津若松市)。同社は2021年に破産しました。

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「郷の麺処」は登録商標ではありませんから、2社がそれぞれ同名の商品を製造・販売していても法的には問題ないのですが、現実的には同じ名前の商品を別の企業が製造・販売することはまずありえません。

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そこで、今はもうないマルヤ製麺所をGoogleストリートビューで見てみますと、同社の看板に「白石興産株式会社指定代理店」と書かれていました。

ん-。どういうことだったんでしょうね。当時と今とでは製造者/販売者の表記に関して法律が違います。ちょっと推測が難しい。

とりあえず、マルヤ製麺所と白石興産には関係があって、10年くらい前はマルヤ製麺所が(も)、「郷の麺処」というシリーズを製造?販売?していた、と。

DATA
名称郷の麺処 そうめん
原材料名小麦粉(国内製造)、食塩
製造者白石興産株式会社
評価★☆☆☆☆