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島原手延素麺(たなか物産)は鈍い弾力で、時間とともにダレてくる。同社の島原手延素麺はだいたいこんな感じで似てますね。

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有限会社たなか物産が加工者の島原手延素麺。

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オーケー 池尻大橋店で購入しました。219円/300g。手延べそうめんとしては激安です(揖保乃糸は300円~350円ほど)。

たなか物産は手延べそうめん・機械麺そうめんを加工者として数多く扱っています。私はたなか物産(2023年に合併した関連会社・プレショク含む)のそうめんをこれまで8種食べてきました。製造者は異なるはずなのですが、たなか物産のそうめんにはコシが弱く締まりがないという共通点があります。

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今回購入した島原手延素麺はダイソーで販売されていた同社の島原手延素麺にパッケージが似ています。表の赤い「長崎県特産」のデザインが同じですし、裏面にいたってはすべてが一字一句違わず同じ(たなか物産の手延べそうめんは「栄養成分表示」もすべて同じ)。今回のには製造所固有記号らしきもの(B24)が掲載されていますが。

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開封。

小麦の甘い香りがしっかり。麺線は堅めでしなやかさがありません。いい手延べそうめんはよくしなるのですが、この島原手延素麺は曲げようとするとポキッと折れます。

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茹で時間は2分~2分半とあります。表示通り2分茹でました。

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ブリッ、ムツッ。鈍い弾力。過去に食べたたなか物産の手延べそうめんと同じ系統です。ちょっと時間が経っただけで、水分を吸うためかダレてくるのも似ています。

まずいとは言いません。が、いい手延べそうめんに感じるキレのよさが皆無でパッとしない。

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どうしてここまで似るのだろう。各製造者に原材料・分量・作り方を統一させているのでしょうか。そうしていると思わせるほど似ています。

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後日、トムヤムクンそうめんにしました。うん、これはいける。煮込んでしまえばどんなそうめんもおいしくなります。いや、普通に食べられるようになる、か。

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「とにかく1円でも安く手延べそうめんを買いたい」ということであれば、あるいはコシが穏やかなそうめんが好きということであれば、ありかもしれませんね。

星3。

DATA
名称島原手延素麺
原材料名小麦粉(国内製造)(小麦を含む)、食塩、食用植物油、でん粉
販売者有限会社たなか物産
メモ正確にはたなか物産は加工者
評価★★★☆☆