友白髪（丸正製粉・加藤産業）は弾力も風味も弱い、ごく普通の機械そうめん。濃いツユ・タレに合わせて正解でした。

製造・丸正製粉株式会社、販売・加藤産業株式会社のそうめん、友白髪（ともしらが）。スタイリッシュなパッケージですが、手延べそうめんではありません。機械麺。

丸正製粉はスーパーのプライベートブランド・くらしモアのそうめんの製造者でもあります。くらしモアのそうめんが悲劇的にまずかったので（星ゼロ）、不安を抱えながら購入しました。スーパー三和（祐天寺・学芸大学）で98円（税別）/300gでした。

別パッケージもあります。こちらは5束275g。

友白髪の意味は記事末に。

開封。甘い小麦の香り。少し太めでしょうか。

このそうめんにもありましたｗ　ノコギリ状の麺。機械麺でよく見かけます。裁断時にできるのだそう。品質上はまったく問題ありません。

茹で時間は2分～3分となっています。2分ではまだ生っぽかったので、2分45秒茹でました。

茹で上がりも少し太めに感じます。おいしくはないであろうことを見越して、担々麺風の濃いつけダレを用意。

まずはそのまま。ムニッとした弱い弾力。風味も弱い。まずくはありませんが、おいしくもない。機械麺としてごくごく普通。箸が進むようなものでもないので、濃いタレにして正解でした。

くらしモアのそうめんより随分マシだったのですが、なぜここまで差が出るのだろう。原材料や作り方はそう違わないだろうに……。

さて、友白髪についてです。

友白髪とは結納品のひとつで、白い麻糸のこと。ともに白髪の生えるまで、末永く幸せにという願いが込められているのだとか。

なお、株式会社三輪山本（奈良県桜井市）が白髪というそうめんを作っています（会社は三輪だけど、島原の製麺所が製造しているので三輪素麺ではない）。超極細の高級手延べそうめんとして有名なのですが、もちろん、この友白髪と三輪山本の白髪はまったく関係ありません。

それにしても、そうめんに関わる人であれば絶対に白髪を知っているわけでして、その白髪を彷彿とさせる商品名をよくつけましたなぁｗ