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財田手延製麺の手延べ 半田そうめんはぬめりとパッケージが気になるそうめんでした。

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財田手延製麺有限会社(たからだてのべせいめん)の手延べ 半田そうめん。イオンスタイル碑文谷の四国物産展で売っていました。480円/300g(3束)と高額です。

徳島県美馬郡つるぎ町の半田地区はそうめんの一大産地。「半田そうめん」は商品名であり、かつ半田手延べそうめん協同組合の登録商標でもあります。

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見やすいよう黒い布を敷いています

Hand Made
Handa Somen

シャレですかね。文言が何であれ、英語が記載されてるそうめんパッケージは珍しい。

パッケージに黄色を使うのも珍しいですし、冒頭写真の水色と黄色のラインをよく見てみてください。真っすぐではなく、フリーハンドで描いているのかのごとく、少し曲がってます。なんだこのポップさは。

ホームページもないような小さな製麺所にしては妙に小洒落てます。いったいどうしてw

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冷やしそうめん・ざるそうめん・吸物・みそ汁・和風スパゲッティ・すきやき・にゅうめんなどでご賞味ください。

ざるそうめんという言葉は初めて目にしました。冷やしそうめんとざるそうめんを分けて書く意味があるのかどうかw

それはいいとして、ここまで幅広く食べ方を例示している手延べそうめんも珍しい。ですが、気持ちはよくわかります。半田そうめんは太いですから、確かにいろいろな食べ方をしたくなります。

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「お召しあがり方」「保存方法」の本文部分のフォントだけが明朝系というのも興味深……あ! わかったぞ! なぜ「ざるそうめん」というよくわからんものを記載しているのか。1行の文字数を調整したかったんだな。他も行末で区切ろうとしてるし。

だったら調理方法にある「冷水で水洗いし」は「冷水で洗って」にすればよかったのに。そうすれば行末できれいに区切れる。そもそも「冷水で水洗い」は重言だしね。

面白いパッケージだw

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さて、2022年最初のそうめんレビューなので改めて。

そうめん(広義)にはそうめん(狭義)=機械麺と手延べそうめんがあります。おいしいそうめんが食べたければ、「手延べ干しめん/手延べそうめん」と記載されているものを選んでください。「干しめん/そうめん」は選ばないように。そうめん(狭義)と手延べそうめんはまったくの別物です。

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開封して鼻を近づけると、小麦の甘い香り。

ゆで時間は約5分~6分とあります。様子を見つつ5分強ゆでて、冷水でしっかりと揉み洗いしました。

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半田そうめんらしく、"細うどん"と言いたくなるような太さです。

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ムチっとした弾力は気持ちいいのですが、表面にぬめりを感じます。ちゃんと洗ったんだけどなぁ。風味はそれなり。

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ゴマ、醤油、ダシでタレを作りました。太めのそうめんには濃いツユがよく合います。

さて、すべて食べ終え、器を台所へ運んだところ……。

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そうめんを流水で揉み洗いしたザルがこんなことに! 150種近くのそうめんを食べてきましたが、こんなのは初めて。ゆでる際、あるいは洗う際に小麦が溶け出していたのでしょう。食べた時にぬめりを感じたのも納得。

決してまずいわけではありません。ただ、このぬめりを不快に感じる人もいるかもしれません。私は不快とまでは言いませんが、ちょっと……。しかも高かったのにこれはなぁ。星3で。

DATA
名称手延べ 半田そうめん
原材料名小麦粉、食塩、食用植物油
製造者財田手延製麺有限会社
評価★★★☆☆