小川製麺所(山形市)の山形 小川 そうめん 白き山の恵み。手延べではありませんから期待していませんでした。そしてある意味、期待通りでした。
1束100g(×3束)。表示通り1分半茹で、水洗いして、そのまま皿に盛りつけます。
食べてみようと箸で持ち上げると、ごわごわでダマになります。なんとか少量をつまみ食べてみますが、食感はモッサモサ。味わいも小麦粉を練った物を食べているという感じしかしません。ああ、期待通りではなく、かなり下げていた期待のラインをも下回る結果、か。
このごわごわ感だけは取り去ろうと、二度目は水にさらして盛りました。水をまとうと、ごわごわ感はなくなりますが、風味が薄いため、水っぽさしか感じません。コシのない歯切れの悪さは相変わらず。
やはり手延べ以外のそうめんを購入して食べレポートする意味はないな、という思いを強めてくれた。そんなそうめんでした。
名称 | 山形 小川 そうめん 白き山の恵み |
原材料名 | 小麦粉、食塩 |
製造者 | 株式会社小川製麺所 |
評価 | ★☆☆☆☆ |
さて、素麺の季節がやって来ました。素麺を食べる機会も多くなってくることでしょう。では、どの素麺がいいのか、どう選べばいいのでしょうか。
これまで100種以上の素麺を食べてきました。そんな私が僭越ながらアドバイスさせて頂くとしたらこうです。
揖保乃糸にしとけw
幾度か書いていますが、揖保乃糸は恐ろしい商品です。なぜなら、ジャンル中、日本で一番流通している商品で、どこでも手軽に買え、それなりにお値ごろで、なのにジャンル中でもっともおいしい商品(のうちのひとつ)だからです。下手に「たまには違うのを試してみようかな」なんて考えない方が無難です。
それでもなお、揖保乃糸以外も食べてみたいということであれば、次のことに留意して下さい。
パッケージの裏を見て、「手延べそうめん」と記載されているものを選ぶ
一応、規格というかガイドラインがありまして、詳細は省きますが、ちゃんとした基準に則って手延べとそれ以外がわかれています。
荒っぽい説明になってしまいますが、手延べとそれ以外ではまるで違います。手延べではない素麺はおいしくないものが多勢を占めます。手延べであれば、そう外しません。もし揖保乃糸以外を試してみたいなら、ぜひ、手延べそうめんの中からお選び下さい。