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島原手延素麺(長崎県有家手延素麺協同組合)はコシが弱くて弾力もなく、もったりしていて重い。同組合のそうめんは当たり外れが大きく、同名商品もあるので要注意。

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長崎県有家手延素麺協同組合の島原手延素麺。

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miniピアゴ 目黒本町3丁目店で購入しました。301円/300g。

長崎県有家手延素麺協同組合のそうめんはこれまで5種食べたことがあります。当ブログの★も併せて列記してみます。

商品が違うといってもこの差よ。長崎県有家手延素麺協同組合は当たり外れが大きいというイメージです。極細 手延べそうめん 寒製作りは★6に限りなく近い★5だったのになぁ。

ひとつだけ前置きを。

島原の手延べそうめん全般の話ですが、島原手延素麺という商品名のそうめんは無数にあります(漢字・ひらがなともに)。なんなら同一メーカーが複数の島原手延素麺という商品をリリースしていることもあります。

同一メーカーのパッケージ違いの同名商品が同じものなのか、違うものなのかはメーカーに聞いてみないとわかりません。いや、違う商品名だけど中身は同じということだってあるかもしれません。

もしかしたら今回の島原手延素麺は長崎県有家手延素麺協同組合の他のそうめんと同じかもしれないし、まったく違うかもしれません。実情は不明です。

さて。

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開封。香りはほとんどしません(悪いことではない)。細さは普通より少し細いかな?といった感じ。

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茹で時間は1分半~2分となっています。様子を見つつ、1分半で上げました。

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まずはそのままひと口。

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ムニッ。コシと呼べるようなものはなく、かといってムチッという弾力があるわけでもない。機械麺かよ!と思うような食感です。もったり。ついでに風味も弱い。

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こんな風に具をたくさん乗せてゴマダレをかけて食べてみたのですが大失敗。そうめんがもったりしているので、全体が重くなってしまいました。食べ進めるのが大変。あえてこのそうめんを食べるのであれば、普通にさっぱりと麺つゆで食べるのがいいでしょう。

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茹で時間や原材料を見ると西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」の九州島原 手延べそうめんと同じです。けど、食べた感じは寒すだれ 島原手延素麺に似てる気がしました。手延べそうめんでこれはひどいなぁ。

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もしかして商品ごとの振り幅ではなく、生産者による差がとてつもなく大きくて、寒すだれもこれも腕の悪い(or手抜きが甚だしい)生産者が作った個体にたまたま出くわしてしまっただけ? だとしたら組合がちゃんと機能していないということになりますわねぇ(※)。

いずれにせよ、この島原手延素麺はいくらなんでも……というクオリティでした。長崎県有家手延素麺協同組合のそうめんを購入する際はご注意を。どう注意すりゃいいってんだw

極細 手延べそうめん 寒製作りを作れるだけの技があるのになー。

※そうめんの生産者と組合の話に関してはこちらをご参照ください。日本でもっとも成功している兵庫県手延素麺協同組合=揖保乃糸のレビューです。

DATA
名称島原手延素麺
原材料名小麦粉(国内製造)、食塩、綿実油、ごま油、コーンスターチ
製造者長崎県有家手延素麺協同組合
評価★★☆☆☆