家庭料理 花こよみ(学芸大学)で過ごした艶やかな夜~あえて書こう、エロスであると - 肝臓公司(かんぞうこうし)

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家庭料理 花こよみ(学芸大学)で過ごした艶やかな夜~あえて書こう、エロスであると

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学芸大学駅から徒歩3分。東口を出て線路沿いに真っ直ぐ行くと、笹崎ボクシングジムの下に「家庭料理 花こよみ」があります。木との隣。

以下、複数回分の写真が混ざっています。

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カウンター、小上がり、テーブル席が少しずつある、こじんまりとした居酒屋さんです。居酒屋というよりも小料理屋といった感じでしょうか。

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ビール、日本酒、焼酎などがあり、家庭的な料理が600円~800円ほどで頂けます。

ウーロンハイを飲みながらホワイトボードに書かれたメニューを眺めます。豚の角煮のバルサミコもおいしそうだし、さっぱりと小松菜とじゃこの炒めものなんかもいいし……と悩んでいたら、両者がちょっとずつ、お通しとして出てきました。ありゃ。頭の中、読まれてるのか!?

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姉妹でやってらっしゃるという情報もあるようですが、私が行った時はお一人でした。それはそれは艶っぽい、綺麗な女性です。あえて書きましょう。エロスが漂っています。なんとも妖艶。

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別日に食べたお通し(上写真)と鳥のみぞれ炒め的な

他にお客さんはいません。上の階から、ミット打ちの音が聞こえてきます。いいBGM。二人で「世界ビックリ映像」的番組を見ながら、「わぁ、すごい」「ははは!」などと言って、酒とつまみを楽しみます。話せばいくらでも話せるのでしょうが、この自然な感じがとても心地いい。大変失礼ながら、嫁と食卓を囲んでいるような?w

お店ができた経緯、営業時間はいつで、いつが休みか、そんなことは一切聞きませんでした。なんなら、お姉さんの名前すら聞いていません。こちらも名乗っていません。夫婦二人がそんなことをしないかのごとく。そんなことを感じてるのはこちらだけなんですけどw

今後、ちょくちょく通えば、いろいろなことが少しずつわかっていくでしょう。一枚ずつ衣がはぎ取られていくように。それがまた楽しみ……いかんいかん、これブログだ。"たとえ"にせよ、こんなセクハラまがいの表現はマズいなw

でも、そう思わせるほど、色気のあるお店、お姉さんです。女性から見てもそう感じるんじゃないでしょうか。ちょっと疲れている時、誰かに甘えたい時、しっぽりと静かに飲みたい時、ぜひ一度、家庭料理 花こよみをのぞいてみて下さい。艶っぽい、だけど癒されるひと時が味わえるはずです。

※別日に行った際はご常連の先輩も交え、それはそれは賑やかにいろいろ話をしました。めっちゃ楽しい。やっぱ最高

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余談。

今回、花こよみを訪れたのは私の勘違いからでした。一度行ったことあるけど、もう一度行ってみようと思って暖簾をくぐったのですが、お店のレイアウトが記憶とまったく違います。

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さかえやだった頃の外観(googleストリートビューより)

お姉さんと話して判明しました。さかえやと間違っていたのです。さかえやはオステリア アイの前の店(冒頭の写真の青いビニールシートがかけられている場所)。オステリア アイも閉店して、現在は木とになっていますが。

けど、これが不幸中の幸い。記憶違いがお店に入るきっかけになったのですから。

「あれ? こんな店内でしたっけ?」

「ずっとこうですよ。どこかと間違えてます?」

「うーん」

「ここで大丈夫ですか?」

なんて話をしました。

「いえいえ、むしろ好都合。こんなキレイな……」

とはもちろん口には出しませんでしたがw いや、さかえやの娘さんもかわいらしい人でしたけどねー。

DATA
店名花こよみ
住所〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-4-13
電話番号03-3712-5002
営業時間18:00~24:00
定休日日曜日

「花こよみ」に見る連濁の清音表記

手(て)+紙(かみ)=手紙(てがみ)

いなり+すし=いなりずし

ふたつの単語が結合して、ひとつの単語となる際、無声子音が母音(有声音)に挟まれると、後ろの言葉の頭が濁音に変わることがあります。このような現象を連濁(れんだく)と言います。

ですから、「花こよみ」も本来は「花ごよみ」となるのが一般的です。けど、このお店の店名は連濁せずに「花こよみ」。いったいなぜか。

確かな理由があるわけではありません。また、店がどのような意図でそうしているのかもわかりません。ただ、私は以下のように推察しています。

「花ごよみ」としたほうが発音しやすい。けど、文字として表記した場合、「ごよみ」より「こよみ」のほうが"暦"という雰囲気が出る。だからあえて「花こよみ」としているんじゃないだろうか、と。

まったく同じことがたこ焼き屋・花たこにも言えます。

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hanatako。a(母音)+t(無声子音)+a(母音)だから、普通は「花だこ」。けど、店名は「花たこ」。どうですか? 「花だこ」となっているより「花たこ」のほうがタコ感がありません?w

もっと明確にこのことが表れている例がこちら。すごいですよ。

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画像右手のローマ字表記は「HAMAZUSHI」。連濁させています。けど、画面中央の赤い看板には「回転すし」。連濁させません。

「はま寿司」は漢字ですから、「はまずし」と読めばいいだけ。だからローマ字は「HAMAZUSHI」。けど、「回転すし」の「すし」は平仮名だから、「回転ずし」とするよりも「回転すし」と表記した方が寿司感が出る。だから「回転すし」。

文字の見た目から受ける印象に配慮して、連濁をあえて清音のまま表記することがある。というどうでもいい推測でしたw