「花たこ」(学芸大学)のたこ焼きは激安、激熱で、実は妙にこだわりが詰まってる。一見、雑に見えるけど、その雑さが時においしさや楽しさも生み出す、ちょっと変わったたこ焼きです。

hanatakoの画像

学芸大学駅から徒歩5分。西口を出て右手、線路に沿って真っ直ぐ進み、学大横丁を越え都道420号線を五本木方面へ向かうと、駒沢通りとの交差点・五本木交差点に「花たこ」というたこ焼き屋があります(テイクアウトのみ)。

正確な創業年は不明ですが、ネットの情報によれば優に20年は経っていると思われます。学芸大学の名物店の内の一軒です。

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おおお。「花たこ」は何度も食べてます。けど、完全に焼き始めというのは初めてかもしれない。当ブログでも簡単には紹介していたのですが、たこ焼きを作っていく過程がじっくり観察できたので、こうして改めて詳しい記事にしてみたという次第。

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焼き方さんは何人かいるようですが、だいたいが東南アジア方面出身と思しき女性。オーナーさん(店主)もいるのですが、最近はほとんどお見かけしません。オーナーさんは他に生業をやってらっしゃるなどの情報もあるのですが、詳細は不明です。

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2018年12月にはどこかへ移転する模様。都道420号線(補助26号)の拡張工事に伴う立ち退きでしょうかね。学芸大学界隈に移転してくれるといいのですが…。

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生地、キャベツ、天かす、紅しょうが、タコが材料。

ん? あの白いのはなんだ? キャベツの芯? 芯ばかり、葉ばかりにならならないよう、均一にするために葉と芯を切り分けてるのか? 何気にこだわってる。

ソース(上画像の赤いキャップ)は3種を独自にブレンドしていました。ベースはおたふくソースです(店頭ののぼりもおたふく)。もうひとつはたこ焼き用のソースで、もうひとつはよく見えませんでした。配合は目分量ですが、私が見た限りだと、おたふくソースが7、あと2種で3という割合だったように感じます。大ざっぱな混ぜ方ですが、ソースにもこだわってんだなぁ。

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まずはたっぷりの油を敷き、生地だけを焼きます。次にキャベツを入れ、片面をほぼ完成の状態までしっかりと焼きます。ここでキャベツが蒸し焼きのようになるのでしょう。

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タコ、天かす、紅しょうがを入れたら生地をもう一度薄くかけていました。二度がけはなくはないのですが、珍しい。

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生地をかけたら、それほど間を置かずに返します。裏面はそれほど焼きません。クルクルと何度も回さない。そして裏面も固まったらでき上がり。

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デフォのたこ焼きにマヨネーズをプラス。250円! 少し大きめで、みたらし団子のごとくソースが塗られています。

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回していないので、閉じ切ってません。雑っちゃあ雑w

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中はトロっとしています。

味はキャベツが入っているせいか、お好み焼きっぽさがあります。甘めのソースがたっぷりかかっているので、ガッツリ。タコが大きくて食べごたえがあります。

上半分はカリッカリで、下半分は柔らかめです。この食感のギャップが素晴らしい。食感に差を出すたこ焼きってのも珍しいんじゃないかなぁ。まあ、自覚的にそうしてるってわけじゃないと思うけどw

ちょっと変わったたこ焼きではあるのですが、とてもおいしいです。

というのが今回のできたてパターン。次は作り置きパターン。

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この写真がわかりやすいと思います。まん丸ですよね。しっかりと閉じていて、ちゃんと球になってる。鉄板の上で売れるのを待っていると、おのずと球になっていくのです。焦げすぎないよう何度もくるくると回しますし。

作り置きは表面の堅い部分が厚めになります。そして、食感の差はなくなり、全体的にカリッ。少々焦げ臭くもなりがち。上の写真に写ってるたこ焼きもちょっと焦げてるでしょ?

中はそれなりにトロっとしたままなのですが、これは大きさとキャベツが作用しているものと思われます。大きめなので中心に熱がダイレクトに届かず、また、キャベツに水分があるのでトロみを持続させるのでしょう。

作り置きパターンの最大の特徴は熱さです。できたては普通に熱いくらい。そのままひと口でいけます(猫舌だったらもちろんやばいほど熱く感じるはずw)。けど、作り置きは長時間、鉄板の上に置かれているため熱がこもり、殺人的な熱さになります。

私は熱いものが比較的平気な方なのですが、作り置きの「花たこ」をひと口でいったら悶絶します。悶絶中の姿をあるヤツ(バー「sideway」の前店主・郁)に見られて恥ずかしかったという経験もw

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「花たこ」に関して3つ注意点があります。

ひとつ目は、おそらく作り手によって若干違うということ。だから何を注意すればいいという話でもないのですがw、そういうこともあるとわかっておいたほうがいいかもしれません。

ふたつ目は上述の通り、作りたてと作り置きでは味が異なるということ。もちろん作りたてのほうがおいしいです。これは一般論で言っているのではなく、「花たこ」はその差がより一層大きいというねw

みっつ目。これが重要。

「花たこ」のたこ焼きはできるだけすぐに食べる。これが一番。時間が経つと中はベチョッとして、表面の焦げ臭さも際立ちます。冷めた「花たこ」は正直……(^^;

ですから、手土産には向きません。もし手土産にするなら「カリタコ 楽(旧白川)」のほうがお勧めです。できるだけ作りたてを、できるだけ早く食べる。「花たこ」のたこ焼きをおいしく食べるのはこれがポイント。

以前は店頭に椅子があったのですが、最近はありません。通行の邪魔にならないところで、なんとか食べて下さいw あるいはすぐに家に帰ってすぐに食べる!w

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その街を象徴するお店ってのがあると思うんです。地元の人たちに愛されているお店。ごくごく自然に、地域住民のそばにあるお店。生活の一部になっているお店。街の顔とも言うべきお店。街の風景となっているお店。

学芸大学なら、たとえばボラボラ二葉東紅苑サンライズすし屋の芳勘あたりがそう。そして「花たこ」も。

他地域からわざわざ目指して来るようなお店じゃないかもしれない。けど、学芸大学に来たのなら、そしてこの街に少しでも興味を持ったなら、ついでにちょっと寄ってみて下さい。これが私たち学大住人が愛する味なんです。

あとね、たとえばラーメン食べるじゃん? 腹ペコ男子だとあと少し食べたいじゃん? そこで大盛りにしたりライス頼んだり、餃子を食べたりせず、「花たこ」へ行く。これおすすめ。てか、この日もそうだったw

妙に細かいところでこだわってる。けど、雑なところは雑。ただ、その雑さは決してマイナスじゃなく、時に多様な食感を生み出し、味わいにいい意味でムラができてそれが毎回楽しみとなる。ちょっと変テコリンなんだけど、愛すべき激安たこ焼き。ぜひ一度、その熱さにも悶絶して下さいw

DATA
店名花たこ
住所東京都目黒区中央町2-36-11
電話番号090-2448-9857
営業時間12:00~26:00
定休日基本的に無休
URL食べログ

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