学芸大学駅から徒歩4分。西口商店街の出口付近、駒沢通りのすぐ近くにナルカミという居酒屋があります。ブラザートムさんが好きなお店としても有名です。
2003年、Zenpo(ゼンポ)という居酒屋としてオープン(バス通り)。2009年、現在地に移転しました。
ナルカミの店主は群馬県出身。メニューにも群馬県産の食材が使われていたり、群馬の郷土料理があったりします。ナルカミってどういう意味なんだろうな。
とてもきれいで落ちついた雰囲気の店内。カウンターに座り、ショウガサワーを頼みました。さっぱりしててこの季節にいいですね。
出てきたお通しは、ナメコとマイタケとエノキを煮たもの。かな? ほどよく濃く味付けされていて、お酒が進んでしまいそうです。
まずは名物のハムカツを注文。
薄めのハムカツ。衣はサクっというよりもパリっとしています。歯ごたえがとてもいい。ソースも供されますが、ソースなんていりません。これだけで十分おいしいです。紙にくるむなんざ、シャレてますなぁ。
次につまみの4点盛りをお願いしました。その日の仕入れ、仕込みによって内容は変わると思います。今回はツルムラサキとオクラのおひたし、鶏レバーと砂肝のコンフィ、じゃがいものすり流し、下仁田の刺身こんにゃく。
おひたしのかすかな味付けが絶妙です。いい意味で青さがしっかりと感じられる。コンフィにはわずかにコショウがかかっています。このほんのひとつまみのコショウがまたニクイ。じゃがいものすり流しは濃厚で、上に乗ったジュレ状のものとよく合います。刺身こんにゃくはさっぱり。
この4品を組み合わせるというのもうまいよなぁ。バランスがとてもいい。器もきれいだし。
本当はあと1、2品頂きたかったのですが、この後に用事を控えていたので引き上げることに。出口ではお店の方が火打石を打ってくれました。
オシャレでおいしくてセンスがあって。隙がない。デートや仕事関係の人を連れていくって時にもいいでしょうね。