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月とかえる(学芸大学)は『AKIRA』の春木屋みたいなポップでアメリカンでサイバーパンクな楽しいバー。シーシャやゲームもあります。

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学芸大学駅から徒歩1分。西口の日高屋を曲がった先に月とかえるというバーがあります。東口商店街にある下町もんじゃ焼 らくらくの姉妹店です。

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2019年6月9日、創作居酒屋 月とかえるとしてオープン。2021年頃からバーになりました(一応、シーシャバーと謳ってます)。

※2023年4月30日に閉店しました。

月とかえるのメイン画像・ポップな店内

アメリカンポップというかサイバーパンクというか。『AKIRA』の春木屋を彷彿とさせる店内。

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フィギュアやゲームなどはすべて店主・エイト君の家から持ってきたもの。私も一度、エイト君ちに行ったことがあるのですが、まさにエイト君ちがそのまま店になったみたい。

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こちらが学大のトリックスター・エイト君。本名・柳楽詠人(なぎらえいと)。シンガーソングライター/タレントのなぎら健壱さんの息子。エイト君は音楽もやっていて歌がうまい。そして絵もうまい。

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ドリンク・フードはこんな感じですが、ここには載ってないもの・写ってないものもいろいろあるので、聞いてみてください。ただ、凝ったカクテルのようなものはないでしょうから、そんなものは期待しないようにw

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シーシャはこんな感じ。

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ええっと……。特に書くことがありません。だって、説明することないんだもん。みんなエイト君が好きでやって来るわけで、店がどうとか酒がどうとか、そういうこっちゃない。行って、酒飲んで、エイト君と話して、気が合えばまた来ればいい。気が合わなきゃもう行かなきゃいい。それだけ。

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けど、飲み屋ってそんなものだと思うんですよねぇ。だって、焼酎ロックなんてどこで飲んだって同じじゃないですか。なんなら家で飲んでも同じ。なのに、なぜわざわざその店へ行くかというと、それはもう"人"でしかないわけでして。ということはつまり、「あそこがいい」「ここがおすすめ」なんていう他人の感想なんて、まったくあてにならんのですよ。実際に行って肌で感じる。そうするしかありません。

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とりあえず酒が好きなら行ってみてください。グデングデンになるまで飲むこともままある、そんな方なら波長が合うと思います。怖そうに見えるかもしれませんが、めっちゃいいヤツですよ。僕はいつも「マジメだなー」と思って見てますw

以下は創作居酒屋 月とかえる時代に書いたものです。ご参考までに。

創作居酒屋 月とかえるのルフラン(学芸大学)~トラディショナルでオーソドックス。ここは"今どき"が苦手な酔いどれ共でも安心して帰って来られる酒源(みなもと)

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もともとはタイ料理店・ソンクランがここにありました。西口商店街沿いにあった沖縄料理店・てぃんがーらがここへ移ってきて、ソンクランは1階へ。2019年2月にてぃんがーらが閉店して、4ヶ月後、月とかえるができました。先の看板はてぃんがーらで使っていたものだろうな。同じ形、同じ色。

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ソンクラン時代から内装はさほど変わっていません。大きくて広いカウンター、テーブル席、そして、

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奥は中二階のようになっていて、個室があります。てぃんがーらには何度も来ていましたが、こんな席があると今回初めて知ったw 確か有名なデザイナーさんが店舗デザインしたとか言ってたような。

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一杯目はメニューを見ません。頼むのはもちろんウーロンハイ。ウーハイをこよなく愛するエイト君へのおめでとうの気持ちを込めてw

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メニューはこんな感じ。ザ・居酒屋の定番。

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店長はやっちん(メガネの子)。晩酌屋一杯だけやらくらくでも働いていました。学大屈指の歌うま。酔っ払っていつもハモってもらってます。

「メニュー、オーソドックスだね」(私)

「最初は手一杯だろうから。今後、変わっていくとは思います」(やっちん)

地に足がついてるね。

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お通しはごま油で和えた豆苗。

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もつ煮込み。豚の白モツと白味噌かな。甘めでおいしい。

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途中からはこうw

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白つくね ゆかり添え。

「焼いてないよね?」

「ボイルしてるんです」

しっとりでフワッ。つくねらしからぬ食感です。こりゃ面白い。いい塩梅でうまいねぇ。今度マネしてみよう。

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ソンクラン時代は木そのままで、タイリゾートといった趣だったのですが、てぃんがーらになって柱・梁が赤く塗られました。首里城をイメージしてるのかな? てぃんがーらは沖縄の言葉で天の川。そして今回は月。

「月とかえるはどういう意味?」

「私の名前にもかかってて」

おう。やっちんって矢野菜月という名前だったのか。初めて知ったw

「この店にまた帰ってきてほしいというのがひとつ。あと、航海って星を目印にするじゃないですか。月を目印に航海をして、目標を達成して、自分の居場所に帰る。それぞれにちゃんと帰る場所があるといいなぁ、そんな意味も込めて。もちろん、その場所がここだったら嬉しいんですけどねw」

月が出ている内に月と一緒に帰宅しろ、お前ら毎日飲み過ぎなんだよバーカと言われているわけじゃないのか。毎日のように"日とかえる"をしている人間の被害妄想w

余談ですが、月と蛙はとても深いつながりがあります。月には蛙がいるんです。

参考/wikipedia:嫦娥(じょうが、こうが)

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鶏の一枚揚げ(油淋鶏ソース)。パリッ、ジュワッ。

「一人で食べられなかったら呼んで下さい。食べます!」

「いや、余裕で食えるよ!」

本当は複数人でシェアして食べるものなんだろうけど、おいしいから一人でペロリ。

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別日。大根の皮とニンジンのきんぴらかな? やっちんの料理はおいしい。ちょうどいい塩梅。

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天然ぶりの刺身。300円!

「普通の居酒屋っすよ」

オープン前、エイト君がこんなことを言ってました。まさにこの写真の日。

見た目は派手ですが、実はコンサバティブ。小賢しいことが嫌いな一本気。江戸っ子のもんじゃ屋。親父はなぎら健壱。そんなヤツがこねくり回したような気取った料理を出すわけがないw 店長・やっちんに裁量があるとしても、エイト君の元で働くヤツらはみんなそうでしょう。

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なんだか落ち着きます。それは店の雰囲気もあるのでしょうけど、飾らないオーソドックスな居酒屋料理がそうさせるのかもしれません。私たち飲んだくれの体に馴染んだ、ずっと昔から知っているこの味が心地いい。

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変わりゆく学芸大学。オシャレな今どきのお店がいっぱいできています。私は大変喜ばしいことだと思っているのですが、一方で「最近のオシャレなお店は行きづらい」という声もよく耳にします。

浅野屋、源平、彦一はなくなった。店主がご高齢となっているあそこやあそこやあそこも、おそらくそう長くはない。愛する地元・学芸大学がどんどん変わり、このままだと自分の居場所がなくなるんじゃないか……大げさに言うと、そんな恐怖心・寂しさ・いら立ちがあるのかもしれません。

ただ。

「流行なんかクソ喰らえ。普通がいいんだよ、普通が」

"今どき"とは真逆なヤツらが、"学大オシャレ化"に反旗を翻し、トラディショナルでオーセンティックな居酒屋を作ってくれたんです。ここに帰ってくればいいじゃない。"オシャレ"が苦手な飲んだくれでも安心できる居場所に。

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熱唱するやっちん。カラオケバー・楽生茶屋にて

「学大も変わったなぁ」などと泣き言をぬかす暇があったら、月とかえるを見上げてみなよ。店から漏れ聴こえてくるはず。"昔ながら"しか愛せないシャイな酔いどれどもを癒す学大随一の甘い歌声が。

月(わたし)にかえりなさい 記憶をたどり
優しさと夢の酒源(みなもと)へ
もいちど酒にひかれ 酔い潰れるために
蛙のルフラン

SHOP DATA

かえるなのに蛇足。

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月の満ち欠けが周囲に配されたかえるの指輪。この月とかえるはゲコとゲッコーのダジャレ。連れと付き合い始めた15年前、当時、代官山にあったかすう工房(株式会社和心)というショップで購入し、連れに初めてプレゼントしたものです。

かえるモチーフのもの、和テイストのものが好きということではあるのですが、まさか15年後に月とかえるという店名の居酒屋ができ、そこへ行くことになるとはw

学芸大学の全飲食店リストバナー