学芸大学駅の西口を出てすぐ、松屋の隣のビルの3F、Rakuten Mobileの上にneo Snack&Bar ゆかとやかんというスナックがあります。2022年3月3日にオープンしました。
扉を開け、聞いてみました。
「料金体系はどんな感じでしょう?」
「フリータイムで、セット料金は3000円、基本的にはボトル飲みで、料金はこんな感じです。初回の方はお試しということでショットだけでもお飲みいただけます。どうします?」
「どうする?」(私)
「いいんじゃない?」(同伴者)
席に着き、黒霧島のボトルをお願いしました。
照明は明るく、とても賑やかな店内。ただ、なーんか不思議な感じがするのはどうしてだろう。まあいいや。
「セット料金が男性3000円、女性2000円で、このやかん2500円って何ですか?」
「男性・女性以外の方です(笑)」
そっち界隈の用語で"やかん"というのがあるのかな。初耳だ。
「この物件は普通じゃ抑えられないはずなんですが」
「知り合いのツテがあって。絶対に学芸大学でやりたいと思ってたんです」
「この前はどこかで?」
「自由が丘、銀座、自由が丘と」
それにしても、この新潟美人・ゆかさん。あっちへこっちへとテキパキ動きつつ、適度な距離感でこちらに合わせて会話を弾ませてくれます。見事な対応。すごい。他のお客さんやスタッフとのやり取りを見ていても、多くの人に慕われてるんだなぁといことがよくわかります。
ゆかさんはカラオケもうまい。小泉今日子は声もちょっと似てるような気が。
「スタッフは全部で何人くらいいるんですか?」
「6名が日替わりで入ってます。スタッフには男性も女性もゲイもいて、芸人もいるんです」
学芸大学の既存店で似たタイプのお店はMix Bar CROSSか、あるいはLa regina(レジーナ)か。ああ、Mix Bar CROSSにもゆかちゃんがいるなぁ。Little Ottoもゆかちゃん。ゆかはみんなかわいくていい子やねw
お手洗いの蛇口はやかん。
奥には最大6名ほどが座れそうなボックス席があり、窓際にはネオンがかわいいカップルシート。
次から次へと客がやって来て、最終的にはほぼ満席。ほんとにオープン直後の店かいな。すごっ。
「こんばんは、初めまして」
次にやって来たのはたえちゃん。本職はカメラマン。
「武蔵小山のさくせんかいぎでも働いてます」
「あ、そうなんだ。満月の隣の」
「そうです。よくご存じですね」
その先の肉のますやによく行くしねw
「左隣の何だっけ、黒……」
「黒之助」
「そうそう。黒之助の店主とレジーナで一緒になって、テキーラを飲まされ……いや、言葉が悪いな。テキーラをごちそうになったことがあるよw いつか行ってみようと思ってるんだけど、なかなか」
「いい人ですよねー」
「ねー」
ああ。わかった。ゆかとやかんに感じていた、何かモヤッとしていたことが。
別にたえちゃんがBAR さくせんかいぎでも働いているからということではなく、どうも武蔵小山の匂いがする。表の派手な赤い看板も26号線沿いの1st OKビルについてそうじゃね?w 学芸大学にはあまりないテイスト。店内のポップで明るい雰囲気もなんとなく武蔵小山っぽいような。だから悪い意味ではなく妙な違和感があって、そこが面白い。
おっとっと。1st OKビルにはBAR さくせんかいぎ 別館があるのか。
うん、モヤモヤの原因がわかって、なんだかすっきりしたw
たえちゃんもそれはそれは明るくて楽しい子でした。もう一人、男性スタッフもよい感じ。
こりゃ人気になるだろうなぁ。いや、もうすでに大人気店なんですが。
カラオケのある賑やかな店を探してる、そんな方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。学芸大学にはあまりないタイプのお店なので面白いと思いますよ。
セット料金(カラオケ代込み)が安いから、特に女性にいいんじゃないかなぁ。明るくて馴染みやすい雰囲気はスナック初心者の方にもいいでしょうね。
SHOP DATA
- Neo nack&Bar ゆかとやかん
- 東京都目黒区鷹番3-8-6 パロ学芸大学3F
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