肝臓公司ロゴ

大人のための立ち飲み屋・日本酒専門店 圭(学芸大学)は日本酒がすべて500円でつまみも絶品で、お一人様用の肴盛り合わせがお得。サクッと飲むもよし、友達とワイワイやるもよし。

nihonshu-keiの画像

学芸大学駅から徒歩2分。東口商店街方面に飲食店が軒を連ねる一帯・十字街があります。2015年5月21日、ここに日本酒専門店 圭がオープンしました。三軒茶屋の有名な焼鳥屋・床島の系列で、日本酒専門店 采という同形態のお店もあります。

※追記:2019年6月20日に閉店しました。追記以上

nihonshu-keiの画像

圭は日本酒と肴の立ち飲み屋。学芸大学で立ち飲みは絶対に無理、というセオリーを崩したのが圭です。そして、圭がオープンして2年以上経ちますが、いまだに立ち飲みは圭と晩杯屋のみです。立ち飲みとして始める店はちょいちょいあるのですが、すぐに椅子を置くようになるんですよねぇ。

なぜ学芸大学で立ち飲みができないか。なぜ圭だけが立ち飲みでうまくいっているのか。私なりにいくつか理由は想像していますが、ここには書きませんw

nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像

お通し(300円)はお粥です。毎回、内容が異なります。写真は[ホタルイカ・昆布・ネギ]と[油揚げ・小松菜]、最後は失念。優しく上品ながらも奥深い味わいです。胃に日本酒を迎え入れる準備をさせてくれます。それにしてもひどい写真だ。いいカメラ持って行ったのにw

nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像

メニューはこんな感じ。

nihonshu-keiの画像

日本酒はケースの前に行って「どれにしよう」と悩むのも一興です。私はよくわからないので、いつもおすすめを適当に出してもらってますw

nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像

醸し人九平次、秀鳳、米鶴、大七、妬み。圭の日本酒はこのようなグラスに注がれます。すべてが500円です。普段、あまり目にすることのない珍しい日本酒が何十種類の中から選べて飲めるのですから、この価格設定はお得じゃないでしょうか。一合800円、1000円という売り方だと、あまり飲めませんしね。

nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiのメイン画像

肴はどれもおいしいのですが、一人で行くなら「お一人様来店限定!おつまみ盛りあわせ」(800円)がお得です。店主のお任せで8品が盛られます。こういうのも嬉しいですね。一人飲みの気持ちをわかってらっしゃる。

内容はその日によって違います。その時は、刺し身、奈良漬、梅水晶、鶏胸肉の葱ソースがけ、塩鮭とほうれん草のポテトサラダ、茄子の揚げ浸し、浸し豆でした。しっとりとした鶏胸肉、鮭のうまみが隅々まで行きわたっているポテサラ……どれも丁寧な仕事です。うまいなぁ。もちろん、日本酒との相性もバッチリです。

nihonshu-keiの画像

タコの山椒和え。もちろんうまいに決まってる。

nihonshu-keiの画像

牛ハチノスの醤油煮。佃煮のように甘く煮込まれた柔らかいハチノス。山椒が効いててうまい! キリっとした日本酒に合わせるとバツグンです。つーか、キヤノンの一眼レフよりスマホのほうがうまく撮れてるってどういうこと!?

nihonshu-keiの画像 nihonshu-keiの画像

打ちっぱなし的内装がとてもスタイリッシュ。カウンターは店主の仕事がうかがえるので、とても楽しいです。下の写真は現店長のてっちゃんが立派なキンメをさばこうとしてたので、「フォトジェニックにさばいて」と無茶ぶりしてさばかせたの図w

基本的には肴をちょいちょいつまみつつ、酒をチビリとやる店です。かしこまるような店ではありませんから、大勢でワイワイもできますが、ガッツリ食べたい、飲みたいという人には向きません。そういう方は隣のアオギリに行きましょう。

大人のためのいい飲み屋、そんな感じです。

SHOP DATA

学芸大学の全飲食店リストバナー