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魚のおいしい呑家(旧アオギリ)(学芸大学)は余計なことを黙して語らず。皿だけがおいしさを雄弁に物語る

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漁港風(?)のような魚系チェーン居酒屋が増えています。大漁旗が掲げられ、ブイが天井から吊り下げられ、トロ箱が積まれ……。私の趣味ではありませんが、それはそれで結構。

一方、ここ呑家(のむや)にはそんな装飾は一切ありません。どちらかというと殺風景な店内です。壁にメニューが貼ってあるのみ。だからこそ料理が光ります。いや、料理に自信があるからこそ、余計なもので飾ろうとしないのでしょう。

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学芸大学駅から徒歩2分。十字街に呑家というお店があります。

2012年、大衆酒場 アオギリとしてオープン。2023年6月1日、店名が呑家となりました。大衆酒場 はんろく(都立大学)、居酒屋 ホドケバ(学芸大学)、西口アオギリという姉妹店もあります。

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カウンター6席ほどで、あとはテーブル席。毎晩、大いに賑わっています。

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鮮やかな刺身の切り口。華やかな盛り付け。変なオブジェで雰囲気を作らずとも、お皿の上だけで十分に目を楽しませてくれます。

そして、なんと言っても刺身のツマ。多めに盛られていて、ツマ用のドレッシングも供されます。これが絶品。ツマだけで大根サラダになります。お得ですし、ここまでやってくれるその気遣いが嬉しい。

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魚はもちろん、ぜひ試して頂きたいのは鳥の唐揚げ。学大の居酒屋で一番うまい鳥唐と言いたいくらい。私はこれを「学大で食べるべき20の料理」に認定しています。

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看板はありません。店内装飾もほとんどありません。テーブルの上にはメニューすらない。無駄口は叩きません。寡黙です。だけど、料理だけは雄弁です。お皿に美しく盛られた料理たちは、いろいろなことを語りかけてきてくれます。

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店員さんも明るく楽しい人たちばかりです。あと、メチャクチャ安いです。予約なしでは入れないこともしばしば。複数人で行く際は必ず予約を。

学芸大学に不案内だと、場所がわかりづらいかもしれません。学芸大学駅の改札を背に右手、東口商店街方面へ。50mほど行くと亀屋万年堂があります。その脇の細い路地を入って真っ直ぐ行った左手にあります。

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