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家庭画報のえびめんはお湯を注ぐだけで食べられる即席そうめん。独特なコシと優しいスープがとてもいい!贈り物にピッタリ。

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今回ご紹介するのはそうめんではありますが、少し変わったそうめんです。家庭画報のえびめん。

株式会社世界文化社が発行する雑誌『家庭画報』。同誌は家庭画報ショッピングサロンという通販サイトを運営しています。ここでは家庭画報オリジナル商品も販売していて、家庭画報のえびめんもその内のひとつです。販売者は株式会社世界文化リテイリング、製造者は株式会社雲仙きのこ本舗。

雲仙きのこ本舗はきのこの栽培業者として創業し、現在はきのこをメインとした加工食品や麺類も製造・販売しています。

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雲仙きのこ本舗の主力商品は島原手延べ素麺の製法に独自の技法を取り入れて作り上げた即席にゅうめん・養々麺。世界文化リテイリングがこれに目を付け、オリジナル商品・家庭画報のえびめんを開発・販売するようになった、ということだと思います。

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発売されてから10年以上。これまで100万食以上売れているというロングセラー商品だそう。

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島原手延べそうめん、駿河湾産の桜えび、こと京都の九条ねぎ、枕崎産鰹節・北海道産昆布を使った合わせだし。とにかく素材にこだわっています。

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手延べそうめんは茹でたものを乾燥させているのだとか。

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余談ですが、こと京都の京の九条の葱の油を頂いたことがあります。とてもおいしかったです。

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記事冒頭では「そうめん」と書きましたが、食品表示基準に照らすと正確には即席めんです。

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表示通り、お湯を注ぎ入れ、ラップをして、待つこと3分。

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いやぁ……。これはうまいなぁ。心と胃に染み入るようなおいしさです。

ツユは穏やかで優しい昔ながらの醤油ラーメンといった感じ。尖ったところがなく、まろやかでナチュラル。

そうめんが非常に面白い。手延べそうめんとは少し違ったコシです。ムチっ、プリっとした強い弾力なんですが、手延べそうめんのコシと即席めんのコシの中間と言うか、両者の特徴を併せ持ったコシと言うか……なんとも不思議。いずれにせよ、細くてツルツル、シコシコ、気持ちのいい麺です。

計ってはいないのですが、通常の手延べそうめん(19cm)よりも少し短いような気も。そのためか食べやすくもありました。

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とてもおいしかったですし、ひとつの商品としてよくできているとも思いました。すばらしい。

ただ、8食組で5,184円+送料550円=5,684円。1食710円。素材にこだわっているのはわかります。作るのに手間がかかるのもわかります。けど高い。私は頂いたのですが、自分では買わないでしょう。

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そうめんのクオリティ的には星5ですが、商品として見た場合、おいそれとは買えない値段なので星4。

と言いつつ、逆にこの値段だからこそ贈り物にはいいかもしれませんね。自分用に買おうとは思いませんが、頂いて私も嬉しかったですw

DATA
名称家庭画報のえびめん
原材料名小麦粉(国内製造)、食塩、綿実油(スープ・具・かやくの原材料は略)
販売者株式会社世界文化リテイリング
製造者株式会社雲仙きのこ本舗
評価★★★★☆