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Vマーク VALUE PLUSの「島原手延そうめん」は歯切れ、コシがよくて、プライベートブランドながらおいしい素麺でした~素麺産地の四番手が活路を見出した策

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Vマーク VALUE PLUS(バリュープラス)の島原手延そうめん。

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追記。2023年シーズンからパッケージが変わりました。追記以上。

Vマーク VALUE PLUSは私鉄系スーパーマーケット(Odakyu OX・京王ストア・リブレ京成・京急ストア・そうてつローゼン・東急ストア・東武ストア)の共同開発商品です。一種のプライベートブランド(PB)ではあるのですが、複数企業が共同で商品を開発・製造・販売しているという点で、たとえばイオンのトップバリューなどとは性格を異にしています。

販売者は(株)シジシージャパン、総発売元は(株)八社会。このあたりは左記リンク先でもあるwikipediaさんに譲ります。

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食べるのは二度目で、それほど悪い印象がありませんでした。まだブログに書いてなかったしもう一度試してみることに。ちなみに東急ストア 学芸大学店で購入しました。

※追記:記憶違いでした。過去に書いてましたw

Vマークバリュープラスの「島原手延そうめん」はプライベートブランドなのにうまい!

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なかなか細いです。かすかにツンと来る匂いが少々の不安を呼び起こします。

表示は茹で時間2分となっていました。2分弱で上げました。

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お。プツッとした歯ごたえ。プリッとしたコシ。いいね。ツルリとした舌触り、喉越しもいい。風味はそれほどないのですが、あっさりしていて悪くない。しっかりと麺つゆにつけるとおいしいです。

学芸大学にお住まいの方が多く読まれるであろうブログですから、駅前の東急ストアに行かれる方も多いことでしょう。一度試してみてもいいんじゃないでしょうか。

ところで、島原(長崎県)についてです。

このようなPBそうめんは生産地が島原であることが多いです。トップバリュの手延べそうめんも島原でした。ドン・キホーテのPB・情熱価格の素麺も島原。

※当ブログでクソまずいと言っているのは、トップバリュの手延べではないそうめん

播州、三輪、小豆島が3大素麺と言われています。これに次ぐのが島原。

確かにブランド力≒知名度としては島原が劣ります。おそらくはオリジナルの素麺だけでは3大素麺と競おうとすると厳しかったのでしょう。けど、そのまま廃れるのではなく、大手と組んでPBを製造するようになり、そこに活路を見出した。そんな実情があるような。

もともと歴史も実力も生産力もある産地ですから、島原であれば、そして手延べであれば、PBであってもおいしいんでしょうね。だって、手延べというからにはちゃんと職人さんが作っているでしょうし。

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最後に余談。Vマーク VALUE PLUSの素麺にはもうひとつ、手延べではないそうめんもあります。スーパーで買い間違えないようにご注意ください。とにかく裏面を見て「手延べそうめん」と書かれているものを買いましょう。

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追記:その後、加工者(≒製造者)が表示されるようになりました。島原雲仙農業協同組合です。

DATA
名称島原手延そうめん
原材料名小麦粉、食塩、食用植物油、でん粉(打ち粉)
販売者株式会社シジシージャパン
製造者島原雲仙農業協同組合
メモ発販売元:株式会社八社会
評価★★★★☆