はたけなか製麺株式会社の名産 そうめん。パッケージには「白石名産 そうめん」とありますが、公式サイトやスーパーの札(下画像参照)では「名産 そうめん」となっています。
オオゼキ 碑文谷店で購入しました。106円/260g。一般的なそうめんの量・300gに換算すると122円。激安ですが、手延べではなく機械麺ですから、この値段もなくはありません。とはいえ安いですけどね。
関係ないですが、名産そうめんの左隣、値札の商品名と実際に並んでいる商品が違うじゃんw
まず、はたけなか製麺で言いたいことがふたつ。
こんなの見たことありませんか? 宮城県白石市の名物、白石温麺(しろいしうーめん)。温かい麺という意味ではありません。白石の短いそうめんが温麺と呼ばれています。はたけなか製麺も白石温麺を作っています。
次にこちら。
はたけなか製麺の北海道そうめん。当サイトではそうめんを5段階の星で評価しています。この北海道そうめんは機械麺で唯一、星4を獲得しました。
機械麺のそうめんはまずいものがたくさんあるので、これだけ食べてくると、ある種の恐怖症を患います。「これもまずいんじゃないか」「まずいのを我慢して食べきらなきゃいけなくなるかも……」そんなことが頭によぎり、なかなか機械麺そうめんを買えないのです。
けど、北海道そうめんがおいしかったので、はたけなか製麺を信じ、名産 そうめんを買ってみました。
太さは普通。小麦の甘くていい香りが印象的です。
約半分を表示通り2分茹でました。
ムチッ。おおおお。弾力があります。一本一本がしっかりしてる。機械麺にありがちなぬめりもない。ツルリとしたのど越しもいい。この感覚は北海道そうめんではなく白石温麺を思い起こさせました。
とてもおいしいです。このクオリティでこの値段。すばらしい。手延べ・機械麺にかかわらず、とにかく安いそうめんがいい。そんな方には断然おすすめできます。
別日、残った名産そうめんで卵かけそうめん。機械麺なのに力強い。やっぱおいしいな。
心情的には星4をあげたいところですが、北海道そうめんには及ばないような……。星4に限りなく近い星3を進呈します。星3ですが、おすすめです。
最期に。
実際に食べておいしかったので勧めていますが、普通は機械麺そうめんを勧めることはありません。
機械麺そうめんはおいしいものが1割、おいしくはないものが5割、まずいものが4割です。どれがおいしいかわかったもんじゃありません。1割を引く、そんなギャンブルしたいですか?
一方、手延べそうめんはおいしいものが5割、普通が4割、いまいちなものが1割です。私はまずい手延べそうめんには出会ったことがありません(例外的にどう考えてもこれは不良品だろうと思われるものには一度あたったことがある)。
機械麺か手延べかは商品パッケージの裏面を見ればはっきりとわかります。「そうめん」「干しめん」と記載されているものは機械麺です(上画像参照)。「手延べそうめん」「手延べ干しめん」と記載されているものが手延べそうめんです。
両者はまったくの別物。おいしいそうめんが食べたければ、絶対に手延べそうめんを選んでください。
名称 | 名産 そうめん |
原材料名 | 小麦粉(国内製造)、食塩 |
製造者 | はたけなか製麺株式会社 |
評価 | ★★★☆☆ |