学芸大学駅から徒歩3分。東口商店街沿いにBeef Factory 73 学芸大学店(ビーフファクトリー ナナサン)という焼肉屋があります。2017年4月1日にオープンしました。たこ焼き屋「あほや」があった場所ですね。
本店は武蔵小山(2013年オープン)。2015年に駒沢店ができて、ここ学芸大学店は3店舗目です。店名の「73」は何だろう。オーナーさんが1973年生まれとか? だとしたら私と同じだw
1階と2階があります。1階は禁煙席。平日の夜に行ったのですが、とにかく家族連れが多い。子供もいっぱい。とても賑やか。
※2019年2月27日追記:Beef Factory73 学芸大学店は2019年2月24日に閉店。3月10日に焼肉 輪牛(わぎゅう)にリニューアルしました。追記以上
目黒区保健所の許可を得ているので、生肉もあります。
白菜キムチ(380円)は甘めで旨味が強め。
和牛もも刺し(980円)。しょうが醤油で頂きます。赤身と脂の甘みがジュワ。
和牛カルビ(780円)、和牛ロース(980円)、ハラミ(880円)。カッコ内は通常価格。私たちが行った日はオープン記念で、カルビとハラミが680円になっていたと思います。カルビとロースは下味は一切なし。ロースはサッと炙る程度で。いずれも並ではありますが、おいしいです。
ガスのロースターは火を小さめにして焼くのがコツです。最初、鉄板を温める時は強火でもいいのですが、焼く際は火を弱めます。そうすると焦げづらくなるはず。あと、少し中央寄りに肉を置くといいと思います。直火が当たらないので。端のほうだと落ちた脂で炎が上がっちゃったりしますもんね。
鉄板はそれほど焦げ付いてなかったんですが、次、カイノミの前に鉄板を替えてくれました。
カイノミ(1380円)は背中寄りのカルビ(バラ肉)です。名前の由来は貝のような形をしているから。ヒレに近いので、脂がありつつ赤身のうまみもしっかりとあります。これはゴニョゴニョしたりね。うまっ。
〆はご飯物と麺物をひとつずつ。
ビビンバ(780円)。いろいろな食感、味が混ざり合って楽しいしおいしい。
冷麺(980円)は麺・スープと具材が分かれて出てきました。
「お好みで具を加えて下さい」
とスタッフさん。ほう、こりゃおもしろ……。あ。ああ! なるほど。そうかそうか。
こういうことなんだな。私たちは二人だったのですが、シェアする際、具材が別になっていると取り分けやすい。いやぁ、これはとてもいい工夫ですね。
スープはそのままだと和を感じさせます。カツオ系のような。ただ、キムチを入れ、酢を加えると、一気に冷麺ぽくなります。2段階で楽しめるのもいいな。プリップリでコシの強い麺もいい。そして、ビビンバも冷麺も量が多めだったような気もします。
バリバリチェーンの焼肉屋はちょっとね。かといって、特に子連れだとお高めの焼肉屋へは行きづらい。でも、少しいいお肉を食べたい。となると、学芸大学ならどこですかね。味楽家? 七甲山? ……うーん、あれ? 意外とそういう所ってあまりない?
武蔵小山、駒沢大学、学芸大学と店舗を増やしてきているってことは、それだけ人気ということでしょう。そして、その人気の秘訣は、実は何気にこの感じの焼肉屋があまりなくて、エアポケットだったということなのかな?
店内は明るくてキレイ。席はゆったりとしています。子供用の専用チェアもあるのだとか。お子さんのいるご家族や女子会なんかでもいいかもしれませんね。もちろん"生派"もw
SHOP DATA
- Beef Factory 73 学芸大学店
- 東京都目黒区鷹番2-9-8
- 03-6712-2429
- 公式