前回の「吉井素麺」に引き続き、こちらも誕生日プレゼントでもらったもの。「パッケリ(paccheri)」というパスタです。カンパニア州(州都・ナポリ)あたりでよく食べられているパスタだそうです。ちなみにpaccheriはイタリア語で"ビンタ"の意味。皿に乗せる際、ビンタのような音がするからだとか。
パッケリは直径2cmほどのチューブ型。イタリアの料理サイトなどを参考に、ちょっと変わったパスタにしてみました。
まずはトマトソースを作ります。ホールトマトに軽く塩を振り煮詰めるだけ。
次に具。パッケリに詰める用の具です。ひき肉と細かくさいの目に刻んだナス、ズッキーニをオリーブオイルで炒め、白ワインを加えて、塩、コショウで味付け。イタリア土産でもらった「ARRABBIATA」(唐辛子、ニンニク、パセリ、コショウが混ざった、パスタのアラビアータ用のシーズニング)も少々。
パッケリを茹で、具を詰めて、トマトソース、バジルペースト(ジェノベーゼペースト)を敷きます。仕上げにバジル、黒コショウ、パルメジャーノを振りかければ完成。
変わってますが、イタリアではこういう風にも調理されているようです。さっそく食べてみます。
トマトソース、バジルペーストを絡めながら食べます。……やばい。激ウマ。衝撃的。なんだろう。口の中ではラザニアのようにも感じます。
これまで数え切れないほどパスタを作って来ましたが、自作パスタでベスト3に入るうまさです。
ここでもう一度、ネットを見てみます。すると、もうちょっと改良できそうです。少しブラッシュアップ。茹であがったパッケリを半分に切って敷いてみました。
うん、見栄えもよくなった。食べやすくもなった。最高。超絶うまいです。
ただですね。
じゃあ、おかわりはどうしたかというと。
そりゃねw 手間っちゃあ手間ですからw けど、もちろんこれでもおいしいです。この季節なら、サンマなんかもいいかもしれませんね。
さて、サラダはいつものように、「MARCHE YASAI NO MEGUMI(マルシェ 野菜のめぐみ)」(学芸大学)で買ってきた野菜セットで作りました。
紫色のやつはビーツの葉です。ホワイトマッシュルームは別途購入。10種類ほどの野菜が入ってます。オリーブオイルと塩コショウで食べました。野菜バリバリ。ムシャムシャ。やっぱうめぇ。
さーて、麺はもう一種。明日も麺だなw
追記:もちろん、クリーム系でもおいしいです。こちらは"パッケリのなんちゃってカルボナーラ風~あるいは親子パスタ"。
冷蔵庫に余ってた材料で適当に作りました。バターで玉ねぎと鶏肉を炒め、白ワインをたっぷりかけ煮詰め、ソースを作ります。そこにパッケリを投入して、火を止め余熱でチーズを溶かしつつ、最後に溶き卵を絡めます。味付けは塩・コショウのみです。激うま!