学芸大学で深くまで飲んでいると飲食関係者によく出会います。こうして知り合うと、「今度うかがいますねー」となって、新しいお店で出向くこともしばしば。寿司職人・いとぅーもその内の一人。学芸大学のあちらこちらでよく一緒になって、いつかいとぅーの店に行こうと思っていました。今回ようやく。
※追記:いとぅーは寿神 ふた川を卒業しました。2019年現在、学芸大学のひとひらにいます。追記以上
浅草/田原町の寿司屋・寿神 ふた川。シグマ、なべさん、私の3人で行ってきました。
カウンター14席のこざっぱりとした店内。いとぅーがカウンター内にいるってのがなんだか不思議w そわそわしつつ、適当にお任せ。
瓶ビールを飲み干し、日本酒を頂きながら刺身。
アオヤギ、ツブ貝、〆鯖、トロ。平貝、太刀魚、鯛は炙ってあります。炙りは表面に塩がふってあるので、そのまま頂きます。平貝は初めて食べました。どれもこれもうまーい。
うん、いい写真。なんかのポスターみたいw
続いてつまみをいろいろ。カキ、ハマグリ、玉子、白子ポンズ、カワハギ、数の子。一部をご紹介します。
大きくてプリップリでジュワーなハマグリ。かかっているダシもまあうまい。
滑らかな玉子。かすかに層を感じるだけ。薄ーく巻きあげてるのかな。どうしてるんだろう。きれい。
カワハギの身と、身についている薄皮(正式名失念)を肝と一緒に叩いたもの。うまいなぁ。日本酒がより一層おいしくなり、日本酒でより一層おいしくなります。
いよいよ握りです。
ネタを切り、シャリを取り、わさびをピッとつけて、4手で握ると、つけ皿に置く。布巾で包丁をスッと拭く。一連の流れはリズミカルで、型があります。あまりにジーッと見るもんだから、いとぅーがやりづらそうw ふふふ。
イカ、赤貝、ホッキ貝、中トロ、コハダ、車海老、ウニ、イクラ、アナゴ、巻物と出てきました。こちらも一部をご紹介。
ホッキ貝。パン!と打って形を整え握ります。つけ皿に置かれた瞬間、貝が踊ります。コリコリの身、ふわりとほどけるシャリ。うまいなぁ。
中トロ。こってり。
コハダは甘すぎず酸っぱすぎず。いい塩梅。
ひゃあ。車海老を30秒ボイルしたのだとか。ですから食感が独特です。コリっとプリっの中間みたいな。完全に火が通っているわけでもなし、生でもなし。こいつぁすげえ。
ほんのわずかな塩がウニの甘さを引き立てます。プチプチとしたイクラはまるで宝石。ダイヤになんてまったく興味がありません。だったら、同じ値段分のイクラを食いたい。
ふわり、ホロホロのアナゴ。
かんぴょうとトロタク。たぶん、これだったらあと10本は余裕でいけるな。それくらいうまい。
ナベさんwww 「うーん、なるほど」みたいな真剣な表情してますが、手にしてるのはたくあんですからね。絶対そんな目でたくあん見ないでしょうwww
最後に出された椀も、まあうまい。2リットルくれ。ほんの少し日本酒を入れているのだそう。なるほど。今度やってみよう。
「寿司屋『寿神 ふた川』へは田原町からが便利です」
って、何の画だよwww
大将も本当に優しくて素敵な方でした。アットホームでくつろげる、とてもおいしい寿神 ふた川。常連さんが多いようですが、もちろん一見でも大丈夫。近くにお越しの際は寄ってみてはいかがでしょうか。
SHOP DATA
- 寿神 ふた川
- 東京都台東区西浅草3-3-4
- 03-3844-5455
- 公式