飲食店のメニューを見ているのが好き。いい店のメニューは見ているだけで楽しいです。バーのバックバーを眺めているのも好き。スコッチのボトルを見て味を想像してドキドキします。そして、器々~kiki~ 大野宗平商店で陶磁器を見るのも大好きです。
※2019年6月1日追記:本日、閉店しました(飲食店・小売店への卸は続く)。私たち一般人はもう買えません
※2019年4月15日追記:6月1日に閉店します(飲食店・小売店への卸は続く)。店頭で私たち一般人はもう買えなくなります。現在、閉店セール中でクッソ安くなってます。買いまくれ!追記以上
学芸大学駅から徒歩3分ほど。学大横丁を抜けた先、高架のすぐ近く、都道420号がグッとカーブするところに、食器などを販売している器々~kiki~ 大野宗平商店があります。
東急ハンズ渋谷店は3Cに限る。3Cになら何時間でもいられる。それくらい調理器具、食器類が大好きです。器々~kiki~にもたびたび行っています。悶え死にに。
店頭からしてやばい。「sale」の文字が私の鼓動を早めます。土鍋のフォルムが艶めかしい。土物の椀は健気でいじらしい。真っ白な楕円の大きな皿は清廉にして高潔。あああ、全部持って帰りたい! 持って帰っちゃいかんのですがw
店内には、コップ、茶碗、皿などがずらりと並んでいます。ハーレムや。なんてかわいいんだ。さて、今日はどの子に……
すみません、ほんと。頭おかしいですよね。けど、美しい陶磁器は私の心を狂わせます。
今回訪れたのは、Kちゃんの誕生日プレゼントを買うため。Kちゃんは私にとって、一番年上の友達です。大先輩。いつもよくして頂いているし、先日の私の誕生日には素敵なカーデガンをプレゼントして頂いたので、お礼も兼ねて。
Kちゃんは家でも飲むと言ってたので、酒杯というか湯のみにしました。
美濃焼きのペア。いい色合い。手触りもいい。焼酎ならロックでも水割りでも使えそう。プレゼント用に包んでもらいました。
誕生日当日。Kちゃんに渡したら、とても喜んでくれました。
「ちょうどこういうのがほしかったんだよ。孫がさ、オレと一緒のグラスは嫌だって言うんだよね」
とほほ(^^; まあ、ね。そういうお年頃ですから。しゃーないしゃーない。
追記:数日後、Kちゃんに会いました。「女房が気に入っちゃって。『これ、私が使う!』って」なにはともあれ、よかったw 追記以上。
と、ここで、相方からLINEが。
「なに?また食器買ったの?」
ううう。実は……。
プレゼントを探しに行ったわけですが、見ていたらどうしてもほしくなってしまい……。棚に収まりきらないので、食器はもう買うなと言われているのですが……。
「いや、いろいろ事情があってさ。それにちょうどいい丼なかったじゃん?だからこれだけ」
意味不明の言い訳を返しておきました。
器々~kiki~ 大野宗平商店は1960年代後半から1970年代前半くらいに創業した瀬戸物屋さん。4年前、2011年に店の内装、外装を大幅にリニューアルしたそうです。卸もしているので、大量に買うこともできます。大量に仕入れているからでしょうか、とにかく安い! 常に店頭表示価格の2割引き(一部商品を除く)。食器だけではありません。業務用機器、調理器具、STAUBの鍋などもあります。
好みの問題ではあるのですが、セレクトがいいんですよねぇ。私が好きな感じのものが多い。だから「器々~kiki~」が大好きです。けど……。行くのは控えよう。うん。行ったら絶対ほしくなって、買っちゃって、また怒られるw
追記。また買ってしまいました。美濃焼窯元・不動窯の平皿。かわいすぎて……。ただ、小さいせいか連れには怒られませんでしたw
追記。行っちゃだめなのに行っちゃいました。そして、こんなのがあったらもう……。美濃焼の器。250円だよ? 「嵐」と読める刻があります。どこの窯だろう。ああ、早くこの器に料理を盛りたい……。
追記。どうしても買ってしまいます。これ全部100円だよ? ああ。かわいすぎる……。
追記。閉店とアナウンスされる前日に購入……。
追記。なんと愛らしいフォルム! 閉店というショックな情報とこのかわいらしさに、私はただ取り乱すのみ。そして激安となっているこの丼を家へ連れて帰るのでした。
SHOP DATA
- 器々~kiki~ 大野宗平商店
- 東京都目黒区中央町2-38-5
- 03-3710-1411