
カネス製麺株式会社の機械麺そうめん・揖保の舞。

スーパー みらべる目黒大橋店で購入しました。108円/240g。一般的なそうめんの量・300gに換算すると135円。機械麺そうめんとしては比較的安いほうでしょうか。
ちなみにローソンストア100にも揖保の舞がありました(世田谷下馬・五本木・目黒本町)。ですから、比較的広く流通しているそうめんだと思われます。
※揖保の舞シリーズにはそうめん・うどん・ひやむぎ・とろろそばがあります
さて、「揖保」と聞くと揖保乃糸を思い出しますが、もちろん揖保の舞と揖保乃糸は関係ありません。前者は機械麺そうめん、後者は手延べそうめんです。
ただ、製造者のカネス製麺は揖保乃糸も作っています。揖保乃糸は約400の組合員(≒生産者)がいて、各生産者は厳格なレギュレーションに沿って手延べそうめんを作り、これらを兵庫県手延素麺協同組合が取りまとめ、揖保乃糸として全国に流通させています。カネス製麺はいち組合員として揖保乃糸を作りつつ、自社オリジナルのそうめん(機械麺がメイン)も作っているということです。
このあたりの詳しいことは以下の記事をご参照ください。

100円(税抜)で売るためには300gでは厳しくなってきているのでしょうかね。以前は100g×3束でしたが、2025年現在は80g×3束です。
太さは普通か、機械麺そうめんとしてはほんの少し細めかもしれません(気のせいかもしれない)。小麦のいい香りがします。

機械麺そうめんは表示時間通りに茹でるのが吉。1束半を2分茹でました。

ムツッとした穏やかな弾力。小麦の風味もそれなりにしっかり。

同社製の播州そうめんと大きな違いは感じられません。播州そうめん同様、機械麺そうめんとしてはなかなかいいんじゃないでしょうか。機械麺そうめんのレベルも上がりましたね。

もちろん手延べそうめんとは比べものにはなりませんが、機械麺そうめん/細い麺として、それなりにおいしくいただけます。「とにかく安く」ということであれば、いいんじゃないでしょうか。
個人的には100g or 150gで食べたい(量的に食べなれている)ので、ちょいと食べづらくはありますw 現在のもろもろを鑑みると仕方ないですけどね。
名称 | 揖保の舞 |
原材料名 | 小麦粉(国内製造)、食塩 |
製造者 | カネス製麺株式会社 |
評価 | ★★★☆☆ |