日本伝承清流そうめんは太めでプルンとした弾力が気持ちいい機械麺そうめん。パッケージの文言・写真から製造者を推察してみた。

有限会社日本伝承食品が販売者の日本伝承清流そうめん。製造者に関してはまた後ほど。

スーパーつかさ学芸大学店で購入しました。159円/300g。機械麺そうめんとしては普通の値段です。

普通の手延べそうめんは19cmです。それより長いそうめんは機械麺そうめん。つまり、だいたいおいしくありません。そうめんを買う際の参考にしてください。

また、私の経験からすると、調理例の写真がパッケージに使われているそうめんはおいしくないことがほとんど。ですから、ちょっぴり不安を抱えながら購入しました。

開封。少し太めでしっかり。麺自体は悪くなさそうです。おいしくないそうめんは折れていたり、粉が散らばったりします。

手延べそうめんは表示より少し短めの時間で茹でるのが好きです。機械麺そうめんは表示に従うのが吉。表示通り3分茹で、しっかりと冷水で締めました。

まずはそのままひと口。

おっ。こ、これは……。ヌルッ、ドロッとした機械麺そうめん特有の嫌な口当たりは一切ありません。コシとまでは言いませんが、プルンとした強めの弾力があります。ツルリとした舌触り、のど越しです。

小麦の風味もしっかりありますし、太めなので食べ応えもある。いや、これはなかなかいいですよ。

食べ物としてはおいしいです。ただ、そうめんとしての妙味＝手延べそうめんのあのプチッとした心地のいいコシはありません（すべての機械麺そうめんに言えることではありますが）。

機械麺そうめん＝極細うどんですから、おいしいそうめんを食べたいということであれば手延べそうめんを選んでください。それなりに安い、細い麺をツルっとさっぱり食べたいということであれば、断然ありです。プリッとした弾力がお好きな方にもいいでしょうね。

星3.5といったところでしょうか。製造者がわかっていれば星3.8。いずれにせよ小数点以下は切り捨てなので、星3としておきます。

製造者を推察

「ご注意」にクセがあります。

少ないお湯の中へ大量の麺を入れたり、良く沸騰していないお湯の中には入れないようご注意ください。ご使用にならなかった麺は、袋をしっかり密閉し直射日光を避け、湿気のない冷暗所に保管し、なるべく早めにお召し上がりください。
火を使ってゆでる為、火、およびお湯による火傷等には、十分ご注意ください。

この文言は当サイトのそうめんですと、愛媛たいき農業協同組合五十崎製麺工場のそうめん（伝統麺処そうめん・吾輩ハ麺デアル。）とほぼ同じです。また、神埼そうめんの伊之助製麺の商品パッケージに記載されている文言とまったく同じです。

どちらかが文言をパクっているのか、あるいは製造者・販売者が同じなのか。まあ、どっちでもいいのですが、伊之助製麺と一言一句違わず同じなので、製造者は伊之助製麺と見ていいんじゃないでしょうか。

さらに。

この竹の容器。この麺の整え方。似てますなｗ

というわけで、製造者を伊之助製麺と推察したのですが……。

消費者庁の製造者固有記号検索をしてみたところ、有限会社熊谷商店（福岡県うきは市吉井町）でした（笑）

となると、パッケージの文言がまったく一緒というのは……どういうことだろう。単なるパクリなのか、あるいは……。なんでしょうね。