揖保乃糸太づくりは強い弾力が特徴のおいしいそうめん。ただ、極細うどんとも言えるようなコシなので、そうめんとしての評価は難しいところ。

揖保乃糸太づくり。その存在は知っていましたが、実際に目にしたのは初めて。

イオンスタイル碑文谷で購入しました。240g/3束で300円。一般的なそうめんの量・300gに換算すると375円。少しお高めです。

柔らかな優しい小麦の香り。確かに太いのですが、半田そうめんほどは太くありません。小豆島の太めのそうめんくらいでしょうか。

茹で時間は4分～4分半と記載されていますが、私は3分半がベストだと感じました。手早くザルに取り、冷水でしっかり締めます。

ムチッとしたとても強い弾力。のど越しはツルッツル。風味も豊か。太いので食べ応えがあります。これはすごい。この上なくおいしい。おいしすぎてビックリしました。

ただ。

果たしてこれはそうめんなのか？

私はブチブチッとした強い歯切れのするそうめんが好きです。そして、これこそがそうめんの醍醐味だと思っています。そんな私からすると、この揖保乃糸太づくりはそうめんとしてはどうなのかと。

商品名を知らず、「これは極細のうどんです」と言われていれば、私はきっと疑うことなく食していたでしょう。つまり、揖保乃糸太づくりはそうめんである必要がない。うどんであっても構わない。実際、食感は完全に細うどん。

私は細うどんにもあるおいしさを求めていません。私がほしいのはそうめんならではのおいしさ。星4で。

こんなのは私の主観・好みでしかありません。私は星4としましたが、麺としてはすばらしいです。香川県出身の私の連れは太くてムチっとしたそうめんが好みなので、揖保乃糸太づくりを絶賛していました。太めのそうめんがタイプという方はぜひ一度試してみてください。

そりゃね、揖保乃糸なんですから。おいしいに決まってます。