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ネプチューン・ブルックリン/NEPTUNE BROOKLYN(学芸大学)はパキスタン出身の楽しい店主がやってる、パキスタンカレーもあるバーです。

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学芸大学駅から徒歩1分。東口商店街方面の「十字街」に「ネプチューン・ブルックリン(NEPTUNE BROOKLYN)」というお店があります。

※2018年9月9日追記:9月の頭に数日間、ALL500円だったのが最後、以来、開いているのを目にしません。外から店内をうかがっても営業している雰囲気は感じられず。閉店することは確実なので、この記事にも閉店タグをつけておきます。追記以上

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もともとはクレープ屋として始まったのですが、そのうち金・土限定でバーとして営業し始め(2017年9月1日から)、その後、週末に限らずバー営業するようになりました。

ある金曜日の夜、店頭に出ているバーメニューの看板を眺めていたら……中から手招きするスタッフさんと目が合いました。まあ、行ってみるか。

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テーブル席が数席とカウンター数席。こじんまりとした店内。金土のバー営業を取り仕切っているのはパキスタン人のラヒール・カーンさん(名前は帰って調べてわかった)。

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一杯目にスコッチのチャールズ・ハウス(CHARLES HOUSE)のロック(500円)をお願いすると、チャーム(300円)が出て来ました。

「パキスタンのスパイシーなスナックです。ビールによく合うんです」

口に入れた瞬間はそうでもないのですが、食べ進めると辛さを感じるようになります。

「へー。ピリッと辛くておいしいですね。確かにビールを飲みたくなるなぁ。ビール下さい(笑)」

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結局、こうなっちゃったw てか、中瓶。

「600円だから小瓶かな?と思って『グラスはいらないです』なんて言っちゃいましたが、中瓶なんですね」

「瓶ビールは原価が高いので、この600円はオープン記念。来月あたりから100円値上げします」

でしょうねw とりあえず、せっかくだし瓶のままでいこう。ビールをチェイサーにウィスキー、ではなく、今回はどちらかというとウィスキーをチェイサーにビールか。何やってんだかw

チャールズ・ハウスは初めて飲みました。その場でボトルを見なかったので、帰って調べてみたのですが、詳細がよくわかりません。とりあえずブレンデッドです。すっきりとしていて軽め。飲みやすいです。味わいは値段相応w

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「ここでバーを始めたのは、どういった経緯で?」

「オーナーと知り合いで」

「オーナー? 印刷会社ですか? 確か大井町かどこかだったような」

「そうです。西大井です。オーナーと知り合いですか?」

「いえ」

「じゃあ、クレープのお客さん?」

「いえ。クレープ屋ができるとなって、どこがやってるのかなぁと調べたら、印刷会社だってわかったもんで。じゃあ、昼は他の仕事を?」

「はい、その印刷所で働いています。もともと20年以上、印刷業をやっていて、そこを辞めて、数年前、今のところで働き始めたんです」

この印刷会社は(株)イツキプリント「モヤモヤさまぁ~ず2」(2017年6月25日放送「大井町周辺」)でも紹介されたことがあります。そういえば、あそこで登場していた方がこの方か。

もう何十年と日本にいらっしゃいますから、日本語は流暢。いろいろ話をしました。選挙ポスターの印刷のこと、パキスタン料理のこと、パキスタンの映画のことなどなど。

印象的だったのはパキスタン料理についてです。インドの隣ですから、パキスタンもカレーのイメージだったのですが、まったく違うそう。どちらかというと、トルコやイランといった中近東に近いのだとか。

「牛肉とニンニク、玉ねぎを煮込んで、味付けは塩コショウ。あと胡麻を入れるんです。これが風邪をひいた時にすごくいい。何百年も前からパキスタンでは食べられてます。最近の研究では、医学的にもその効用が認められてて、特にニンニクと玉ねぎは就寝を促し、寝ている間に体にいい効果をもたらすみたいです」

「ずっと昔は医学・科学も進んでなかったのに、当時から経験でこれがいいってわかってたんですねぇ」

気さくでとても感じのいい方でした。楽しかったなぁ。

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