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鮮魚 北浜(学芸大学)は新鮮な魚介がいっぱいあって、刺身や寿司も充実している鮮魚店。バナメイエビでエビづくしのエビパーティーをやってみたり、大好きなさば味噌を作りまくったり。

鮮魚北浜のバナメイでフルコース

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学芸大学駅から徒歩30秒。東口を出てすぐ右に曲がると、高架下に鮮魚 北浜(運営:共立食品株式会社)という鮮魚店があります。

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もともとは高架下の学大市場というエリアにあったのですが、2020年3月、学大市場の全面リニューアルに伴っていったん休業。2020年7月17日に珈琲舎 BUN(バン)跡でリニューアルオープンしました。

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夕方くらいになると、いつもお客さんで賑わっています。

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店内には鮮魚から冷凍ものまで、いろいろあります。

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刺身や寿司もあります。見ているだけでなんとも楽しい。

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この日(※移転前)はエビを買いに来ました。こういうお店には同じものがいつもあるとは限りません。よかった。しかも大きいから、こちらの都合にピッタリだ。

「すみません、これひと盛り下さい」

「10尾入ってますよ~」

「そうですか」

「580円です」

「こちらはどれくらいになるんですか?」

「ここに移って来て5年?」

飲食店が建ち並ぶ学大横丁は2010年、こちら学大市場は2012年にオープンしました。ですから、お母さんの言う通り、5年になりますね。けど、絶対にその前からこの辺りでやってるはず。

「高架下が新しくなる前もこの辺りだったんですよね」

奥からお父さんが顔を出しました。

「この地下でやってたんですよ。20年くらいかなぁ」

「そんな古くからですかぁ。ありがとうございます」

「ありがとうございました~」

へー。ここって地下もあったんだ。私が学大に越して来たのは2013年。学大市場はもうできていました。知らなかったw

これだけではちょっと足りないので、スーパーでも甘エビや赤エビなどを買い足しました。ちなみにスーパーでは冷凍のバナメイエビが10尾で1000円弱でした。「鮮魚 北浜」のほうが断然安いじゃんw

なぜゆえ、こんなにエビを買っているかというと、連れが誕生日で、いつもならどこかへ食事しに行くのですが、今年は「エビづくしを家で食べたい」と言うもんで。無類のエビ好きなんです。

「鮮魚 北浜」で買って来たバナメイエビがこちら。

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大きい! 殻をむくと、身がしっかりしているのもよくわかります。うまそうだ。こいつは海老フライにします。完成したのがこちら。

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みんな大好き海老フライ。サックサックでプリップリ。大きなエビだったので食べごたえ十分。うめー。ちなみに、この5尾で一人分ねw

蛇足ですが、料理写真の雰囲気がいつもと違うのは、連れが撮ってるからです。私は調理しては出し、調理しては出しw

それはさて置き、その日のエビづくしはこんな感じ。

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甘エビの塩辛。基本は酒と塩に数時間つけるだけ。今回は柚子胡椒も混ぜています。青いつぶつぶは甘エビについていた卵です。これも酒と塩に漬けておきます。ねっとりとして、甘くてうまっ。

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エビとアボカドのサラダにはわさびを少々。

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冷凍ものだけど、かなり大きなエビでエビチリ。これもバナメイエビなのかな。種類は書いていませんでした。大きなエビはプリップリでムッチムチ。ちょいと辛めに仕上げたチリソースがよく絡みます。うめー。てか、作り過ぎたな。13尾全部エビチリにしちゃったよ。皿がかなりデカいので、ボリューム感がわかりづらいかw

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〆は赤エビのトマトクリームパスタ。盛り付けセンスのなさに愕然。

これまでの甘エビ、バナメイエビなどの殻をすべて取っておくんです。そして、殻をフライパンで空煎りして、その後、鍋で煮込みます。すると、濃厚なエビのスープができあがります。こいつでトマトソースをのばす。ソース、パスタがすべてエビ! 超うまい。

和洋中でエビづくし。エビ好きの連れは大満足の様子。よかった。確かに心おきなくエビをワシワシ食べるってのはいいですよね。特に海老フライは普段、揚げ物をやらない割によくできたしおいしかった。最高。

鮮魚北浜の魚介で彩る日々の食卓

鮮魚北浜でしょっちゅう買い物をしています。

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鮮魚北浜で一番よく買うのは塩サバ。100円。安い。

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しかも大きくて脂がのってます。輸入物、冷凍物と侮ってはいけません。

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いつもさば味噌にしてます。

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あるいは焼鯖素麺にしてみたり。おいしっ。

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ただ、2021年ごろから塩サバは売られなくなりました。価格が高騰して200円でも売れないとのこと。だから安くなっていた生のサバをサバ味噌に。

鮮魚北浜で購入したエビ、ホタテ、タコはどれも立派

この日も連れの誕生日祝い。甲殻類メインで、との要望だったので、鮮魚北浜でバナメイエビ、ホタテ、タコを購入。

鮮魚北浜のバナメイエビでエビのタルタル

エビのタルタル アボカドソース。

鮮魚北浜の立派なホタテでホタテとズッキーニのソテー

ホタテとズッキーニのソテー バジルソース。

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L'ottocento(ロットチェント)オマージュのたこじゃが。

鮮魚店の魚介は物がいい。エビもホタテもタコも超立派。もちろんどれもおいしかったです。

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別日のさつま揚げ。こういう類にありがちな強い味付けがされていなくて、比較的さっぱり。おいしい。

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また別の日はたらこ(切れ子)。2本食べたあとに撮影w スーパーより安かったです。で、こいつをどうしたかというと。

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桃たらこパスタ! 超うまい!

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「うわっ、安っ」

という掘り出し物もあったりします。どれも新鮮でおいしいです。一度、のぞいてみてはいかがでしょうか。私は買う予定がなくても、しょっちゅう行ってるや。だって楽しいんだもんw

SHOP DATA

バナメイエビのマメ知識

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鮮魚北浜のバナメイエビでヤムウンセン

パナメイエビではありません。バナメイエビ。最近、よく見ますよね。逆に、ブラックタイガーってあまり見かけなくなりました。

クルマエビ科には現生種25属224種があるそうです。私たちがよく知るウシエビ(別名:ブラックタイガー)、アカエビ、シバエビ、そしてバナメイエビもクルマエビ科です。

バナメイエビの養殖は1990年代に確立され、2000年代に入ると世界の生産量でブラックタイガーを上回ります。養殖しやすいというのがその一因のようです。そんなこともあって、ブラックタイガーよりもバナメイエビのほうがスーパーや鮮魚店でよく見られるようになった、というわけです。

参考/wikipedia:バナメイエビ

今回、改めてバナメイエビを食べてみてわかったのですが、身がしっかりしてて、大ぶりで、炒めたり茹でたり揚げたりしても、身が縮みにくい。食感もよく、もちろん味わいもいい。さらに、それほどネームバリューがないせいか、比較的安い。こんなにおいしいのにね。

いろいろな料理に使えそうです。お試しあれ。

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