肝臓公司ロゴ

外海/そとめ(学芸大学)の女将は料理のマニア。味も盛り付けも見事な絶品料理でシ・ク・シ・ク☆イブニングが吹っ飛んだ

BABYMETALのファンクラブ先行チケット抽選外れた……。やけ酒ですよ、ええ。どこで飲もうかな。

そうだ。外海に行こう。

というわけで、学芸大学の和食/小料理屋・外海(そとめ)に初めて行ってきました。行ったことはないのですが、噂ではいろいろ聞いています。店主の顔は見たことがあります。やさぐれた心をきっと癒してくれるはず。そう期待して。

sotomeの画像

学芸大学駅から徒歩1分。西口商店街のスターバックスの角を右折した先にある外海。入口は建物の奥まったところにありますが、看板が出ているのでわかりやすいと思います。

sotomeの画像

カウンター8席ほどの小さなお店。いつもお客さんで賑わっています。入れなかったことが何度もあります。

カウンター上にはおばんざい的な物がずらり。メニューは日によって異なります。毎日、メニューが書き変えられます。

外海やその界隈では有名なFさんがいました。本当に毎日いるんだなw

ウーロンハイやレモンサワーを飲みつつ、食事をいただきます。

sotomeの画像

お通しのきんぴら。何気ない料理ではあるんですが、めっちゃうまい! ごぼうとにんじんのシャキっと感がとてもいいです。

sotomeの画像

牛スジのコロッケ。トロトロな牛スジ、フカフカのじゃがいも、カリッとした衣。ボリューミーでうまーい。

sotomeの画像

タコブツ。「(注文の仕方が)普通だな」とFさんに言われましたw ま、まあ(^^; 無類のタコ好きなんです。すみませんw だけど、このタコもうまいんですよ。そして、結構な量。盛りもこの上なく美しい。実はこのあとに行ったワイン食堂 MATSUでまたタコが出てきちゃうわけですがw

sotomeの画像

ながこさんは何気にサバサバしています。この感じがまたいい。ながこさんにかかっては、酔っ払いのFさんもシュンとならざるを得ませんw

Fさんの瓶ビールを奪いつつ、いい塩梅に飲んで食ってホロ酔い。お客さんはみんないい人だし、料理はおいしいし、ながこさんはキレイだし。そりゃ混むよなぁ。

店を出て、しばらくして思い出しました。「ああ、やけ酒だったんだ」と。けど、そんなことはすっかりどこかへ行っていました。嫌なことがあっても忘れさせてくれる店、それが外海です。

2019年5月24日追記:偶然なんですが、BABYMETALのライブチケットが当選した今日も行きました。ちゃんとウキウキミッドナイト!w追記以上

後日、再訪した際に頂いたのがこちら。

sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像

れんこんのおひたし、自家製塩辛、〆サバとアジのタタキの盛り合わせ。どれもおいしいんですが、〆サバとアジがやばいかったです。アジにふりかかっている茶色のものが気になったので聞いたら、ゴマとのこと。ほんとう? 塩味(えんみ)があるんだけどなぁ。ウニ塩かと思った。

その日は70年代、80年代の曲がかかっていました。鼻歌を小さな声で歌いながら調理してます。かわいらしいw

sotomeの画像

その後、幾度も訪れています。

sotomeの画像

自家製ぬか漬けは「さいとう屋」のマスターのお母さんからわけてもらったぬか床で漬けています。これがまたえげつないほどうまい。

sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeの画像 sotomeのメイン画像

田島奈賀子(ながこ)さんは自由が丘の名店・金田(かねだ)で修行していました(女性で初めて唯一、修行することを許されたそうな)。そんなながこさんの料理はどれもこれもまあうまい。うまいだけじゃありません。見栄えがいい。私は"外海盛り"と呼んでるのですが、盛りつけ方にも個性が出てる。料理を見ただけで、「あ、外海だ」とわかります。いい料理ってのはこういうことなんだよなぁ。

もちろん、おいしいものを提供したい、食べてほしいという気持ちはあります。ですが、ながこさんは料理することが好き。本人もそう言ってます。料理自体が楽しくて仕方がない。食材を見ては、どう料理してやろうかと胸が躍る。料理マニア……いや、料理の変態w もちろんいい意味で。

まあとにかく、料理の変態が作る見事な料理。ぜひ一度。

SHOP DATA

学芸大学の全飲食店リストバナー