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「ほたるいか素干」(浜浦水産)はワタごとすべて丸干しにしていて、干物でありながら塩辛のような味わい。衝撃的なうまさです。

衝撃的。

友達が金沢へ旅行に行き、お土産として買って来てくれました。有限会社浜浦水産(富山県魚津市)の「ほたるいか素干」。ほたるいかを丸干ししたものです。

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ワタもすべて丸ごと干しています。ですから、干物でありながらも後味は塩辛っぽくもあります。原材料はほたるいかと塩のみ。シンプルなのに、いや、シンプルだからこそおいしさがダイレクトに伝わります。ごまかしが一切ない、素材のうまみだけが凝縮された逸品。

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そのままでも十分おいしいのですが、ほんの少し炙ると、香ばしさが出て、ワタがかすかにトロっとなります。たまりません。うますぎ。

日本名門酒会という団体のサイトに製造過程やこだわりが紹介されていました。これによると、獲れたてのほたるいかをすぐに塩漬け。その後、一枚ずつ手作業で返しながら、冷風乾燥機でじっくり乾燥させていくのだとか。

絶妙な塩分濃度、漬け込み時間により、傷みの早いワタも一緒に丸干しできるのだそう。塩は赤穂の塩。

日本珍味列島 名門食品館 「北洋」蔵元おすすめ!ほたるいかの素干

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魚津港(魚津補助港)のすぐそばにある浜浦水産は大正以前の創業で、現在、5代目。干物や沖漬、昆布巻きなど海産物の加工品を製造している会社です。浜浦水産の商品は同社公式サイトでも買えますし、Amazonでも購入できます。

「ほたるいか素干」は信じがたいほどのおいしさでした。特に日本酒が好きな方、ぜひ一度試してみて下さい。ほんと衝撃的ですよ。