”絹”は大げさではなく、本当に細いです。この細さにより小気味のいいプチプチとした歯切れが生まれます。ゆで時間は表示では2分となっていますが、1分強で十分です。袋の中で束にはなっておらず、袋に目盛りがついていて、分量を自分で決められるという工夫もいいですね。
購入時から食べる直前まで、粘着剤が使われていることを「邪道」と思っていました。しかし、食後、その考えは一変します。
小麦、食塩だけで作られた”王道”のそうめんで、クソまずい素麺が山ほどあります。材料が”王道”でマズいもの、材料が”邪道”でおいしいもの、どちらがいいかということです。
さらに、アルギン酸エステルは多くの製品でよく使われているメジャーな添加物。これすらも許さないのであれば、今後、いろいろなものが食べられなくなります。
つまり、仮に”邪道”だとしても余裕で許容内。むしろ、細くておいしい素麺を作り上げようとしたメーカーの努力に敬意すら表したいほどです。逆に、食べる価値ゼロの素麺を出しているメーカーに怒りすら覚えます。
というわけで、当ブログで紹介している星ふたつ以下の素麺を食べるくらいなら、「絹の食卓」を選んだほうが1000倍いいでしょう。こういう比較をすることすら「絹の食卓」に失礼ですが。
名称 | 絹の食卓 そうめん |
原材料名 | 小麦粉、食塩、増粘剤(アルギン酸エステル) |
製造者 | 株式会社はくばく |
評価 | ★★★☆☆ |