麺有楽そうめんはコシがなく、鈍い食感で箸が進まない。かろうじて「まずくはない」と呟くのが精いっぱいでした。

麺有楽そうめん。販売者は加藤産業株式会社、製造所はカネス製麺株式会社。

スーパーつかさ学芸大学店で購入しました。127円/270g。一般的なそうめんの量・300gに換算すると141円。機械麺そうめんとしては普通の値段でしょうか。

麺有楽は加藤産業のブランドラインで、そうめんのほか、うどん、ひやむぎ、そば、中華そばなどがあります。

開封。小麦のいい香り。機械麺の割によくしなります。

茹で時間は2分とあります。一応、1分30秒、1分45秒でもお湯から一本取り上げ食べてみたのですが、2分がちょうどよさげでした。

まずはそのままひと口。

ムニュッ。鈍い食感。パッケージには「つよコシ」とありますが、「つよ」どころか「コシ」と言えるようなものはまったく感じません。不愉快とまではいいませんが、気持ちのいいものでもない。

風味はそれなりにいいです。ただ、いかんせん食感が悪く重いので、1.5束茹でたことを後悔しました。これなら1束で十分。あとはにゅうめんかなにかにすりゃよかった。

「まずい」と「まずくはない」の中間にラインがあるとするなら、あと半歩よろけると「まずい」エリアに足を踏み込む、それくらいの「まずくはない」。いずれにせよ、おいしくはない。

10年前にこれを食べていたら星2だったかもしれません。けど、以前に比べるとクオリティが上がってきている機械麺そうめん。そんな現状を鑑みると、星1になりますかね。

これまでに私が食べたカネス製麺の機械麺そうめんはそれなりによくできてはいたのですが、これはちょっと……。