学芸大学駅から徒歩2分。西口の日高屋を曲がった先、花たこ通りの飲食ビル・レッドイン丸花の3階にスナック 純子があります。
2005年12月6日、スナック 純としてオープン。2018年11月、店名がスナック 純子になりました。
6年ぶりくらいになるでしょうか。スタッフのMちゃんの誕生日とあって、3度目のスナック 純子へ行ってきました。
が、その前に。
スナックのプロ・玉袋筋太郎さんが絶賛する純子
スナック 純子といえば、玉袋筋太郎さん。全日本スナック連盟の会長でもある玉袋筋太郎さんがこよなく愛するスナックでもあります。
2014年、玉袋筋太郎さんに取材したことがあります。スナックに関する取材ではなかったのですが、私が学芸大学に住んでいるということもあって、取材内容とは関係のないスナック純子(当時はスナック純)の話で盛り上がりました。
「学大は千久左ね。コブクロのスープがうまくてさ。あとスナック純。ママがかわいくて、すげぇんだよ」
そんなことをおっしゃってました。
魅惑の純子ママのステージ
今回、うかがった際はいらっしゃらず、そしてスナック 純子(純)で話したこともほとんどないのですが、純子ママは他の店でちょいちょいお見かけしています。
玉袋筋太郎さんが言う通り、純子ママはすごい。踊りがうまい人、歌がうまい人なんてごまんといます。けど、純子ママは違う。うまいんですが、すごいんです。
フラメンコをやっているから、踊りがすごい。私の中では工藤静香、中森明菜を歌っているというイメージなんですが、歌もすごい。
妖艶な純子ママが歌って踊ると、それはそれは見事な"ショー"になります。見る者を魅了するワンマンライブ。もし目にすることができたらラッキーです。
というわけで、数えきれないほど上り下りしている、赤いビルのこの階段を上って3階へ。
なのにほっこりするスナック
こうして表にちゃんと料金を明記してくれてるのがすばらしい。
セット(2時間)4,400円。ボトルは4,000円~。純子ママはワイン好きなので、ワインもかなりあります。
カウンター席・ボックス席あわせて25席。50代以上がメインの客層かもしれませんが、若い方もチラホラ。
スナック好き=歌好き。まあとにかく、みなさん歌がうまい。
「Mちゃんお誕生日おめでとー!」
ヴーヴ・クリコで乾杯。
スナック純子の常連さんたちを何人も知っているのですが、みなさん、Mちゃんが大好き。けど、話してみると人気の理由もよくわかります。いっつも笑顔で楽しくて、癒される。
お客さん同士も仲がいいし、女の子にもホッとできる。賑やかな夜もありますが、どこか落ち着ける雰囲気もある。それがスナック 純子のよさなんだろうな。
ちなみに、今回の私たちの会計は3名で35,000円くらいでした。ヴーヴ・クリコとニューボトル(吉四六)を入れての値段です。4,400円×3+18,000円(くらい?)+5,000円(くらい?)=36,200円(くらい?)。こんな感じだったでしょうか。
普通に一見で行って一番安いボトルを入れたら、4,400円+4,000円=8,400円。次回は4,400円。
明朗会計ってのもいいですよね。
学大のスナック・ガールズバー・カラオケバー
ここ1、2年でよく聞かれるようになりました。
「おすすめのスナックは?」
正直、答えに困ります。というのも、結局、スナックやバーは合うか合わないか。自分で行ってみて、自分で判断するしかないからです。
とはいえ。
「最近はスナックが好きっていう若者も増えて、若者が多いスナックも増えてる。若い男の子や女の子がワーッと盛り上がってる、そういうスナックは……。というか、あれってスナックなのか? 昔ながらの雰囲気が感じられる、落ち着いた、オーソドックスなスナックはどこかある?」
ある日、こんなことを言われたのですが、その方にはスナック 純子(とあと2軒)を勧めておきました。
50代以上のおじさんたちが戸惑わずに楽しめる、艶もあれば癒しもある王道スナック――それが純子だと思います。
オーセンティックなスナックがいい。落ち着いた雰囲気がいい。少々賑やかでもいいんだけど、あまり若者がはしゃいでいるのは……なんて方はスナック 純子がいいかもしれませんね。
あ、いや、若者だって、ぜんぜんいいんですよw 若者でもこういうスナックがいいって子もいるしね。
※玉袋筋太郎さんのうしろ、ドセンターに純子ママ