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小吃 好香味坊(学芸大学)はカジュアルな中国食堂。料理も雰囲気も本場そのもの。ガチの中国料理がお手頃価格で堪能できます。

テイクアウトもできる中国食堂・好香味坊

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学芸大学駅から徒歩1分。東横線高架下、学大市場内に小吃 好香味坊(シャオチー ハオシャンアジボウ)というお店があります。2022年4月15日にオープンしました。

運営は株式会社L&L/味坊集団(代表:梁宝璋氏)。系列の神田味坊、味坊鉄鍋荘、羊香味坊、老酒舗、香辣里、宝味八萬、吉味東京はどこも大人気店です。

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小吃店は中国の食堂。麺、ご飯物、蒸し物、揚げ物など、さっと食べられるものがある屋台と店舗の中間のようなお店のことです。

「たまたま学芸大学のこの物件に出会って、ここだったら小吃店のようにしてみようと思ったんです。物件や地域を見て、店舗ごとにコンセプトを決めてます。ここが成功したら同じような店をまた作るかもしれません」

と梁宝璋さん。10店もの人気店を経営する代表ですが、みずから料理・ドリンクを運び、皿を下げています。ずっとニコニコ。

好香味坊は雰囲気も料理も中国の食堂のよう。haoxiangajibouのメイン画像

店は「テイクアウトやお持ち帰り重視型」と言っていますが、もちろん店内飲食もできます。2人テーブルが4つ、4人テーブルがひとつ。なるほど確かに中国の小吃店といった趣です。ちょっと窮屈なんですが、それもまたよし。ワチャワチャした雰囲気がなんだかとても心地いい。

好香味坊の本格派・王道メニュー

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色、フォント、行間。すばらしいデザインだなぁ。音引きは半角ハイフン? 半角変換の際、「マーラー」の「ラ」を誤って半角にしちゃったか? ミスさえもかわいく見えます。

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この麻辣烫串がわからなかったのですが、こういうものだそう。麻辣スープ串。

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料理はつまみ系とご飯・麺類。ドリンクは約10種。多くはないのですが、王道メニューの必要最低限がギュッと絞られて用意されています。

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「木日」。棒が一本多い「担」。こういう誤字もかわいい。

定食的メニューもあるので、ランチや晩御飯にもいいですね。

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注文はスマートフォンで。スマホオーダーシステムは今回初めて導入してみたとのこと。

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画像左奥に学大市場内トイレ
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トイレは学大市場内にあります。カードキー(交通系ICカード)が必要なので、詳細はスタッフさんに聞いてください。面倒ならすぐ近くの公衆トイレへどうぞ。

点心が絶品!シンプルながらも奥深い料理

以下の料理写真はプレオープンで頂いたものです。グランドオープン後の料理と内容はほぼ同じだと思いますが、量は1.5~2倍はあると思います。あくまでも参考としてご覧ください。

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豆腐干絲、トマト、五香花生米。

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菜の花の醤油炒め。菜の花は自社農園で栽培しています。

以上はメニューにはないので、プレオープン用かもしれません。どれもシンプルなんですが、いい塩梅。こういう風に料理を組み立てられるのは、やっぱり腕あってこそ。

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豚肉ともち米の竹筒蒸し(江米肉)はいい香り。下に敷かれた豚バラが濃厚。

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広東風鴨の釜焼き(広東焼鴨)はみんな大好きなあの味。

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広州地方の牛もつ煮込み(広州牛雑)はセンマイのこりこり食感がアクセント。

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スペイン・カタルーニャのワイン・SINEが何気においしい。

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ラムの串焼き(羊肉小串)は100本食えます。

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もち米と牛肉団子蒸し(牛肉珍珠丸子)は牛肉のうまみが爆発。

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海鮮シュウマイ(広東焼麦)はプリンプリン。

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ワンタン麺(饂飩麺)の柔らかい麺、スープに浮く油が中国ぽさを感じさせます。ワンタンもうまっ。

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通常は水餃子にするものをワンタンにしたかな? 餡は豚肉と発酵白菜だったと記憶してます。風味豊かでトゥルン。

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狭いですし厨房スタッフは一人ですし、手のかかる点心なんかはセントラルキッチンから持ってくるのかな?と思っていたんですが、店でも作るんですね。こういう作業を見ているのもなんだか楽しい。

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釜焼きチャーシュー(密汁叉焼)の甘い香り大好き。

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チャーシュー饅(叉焼包)の餡には椎茸が使われてる? 甘くてまったりで、この上なくふくよか。

確かな技を感じさせるカジュアルな本格中国料理。どれもおいしいのですが、特に点心系がよかったです。

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「健康にいいと言われている中国で一番人気のお茶」とスタッフさん。中国の甘い漢方茶・王老吉(ワンラオジー)を帰って調べてみたところ、ドクターペッパーのような味わいなんだとか。くぅ~飲んでおけばよかった。

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「これが中国の担々麺です」(梁宝璋さん)

あああ……感動。汁なし担々麺(担担麺)。

醤油タレを絡めただけのシンプルな担々麺。本場の担々麺。こういう担々麺が食べたかった。

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2008年北京オリンピックが開催される直前だから、もう15年前になりますか。まさに小吃店といった雰囲気の店に行ったことを思い出します。シンプルなんだけど、いやシンプルであるがゆえにおいしかった麺をはじめとする料理の数々。

変に凝ったものはいらない。日本人の口(そんなものがあるのか?)に合わせなくていい。ごくごくシンプルに、オーソドックスに、現地のそのままを普通に食べたいんです。そして、これを体感させてくれたのが好香味坊でした。

味坊集団/好香味坊が愛されるワケ

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オープン前、看板を取り付けている場面に偶然遭遇

私は味坊集団の店に行ったことはありませんでしたが、評判は聞いていました。いい店だと。

はて、いったいなぜこんなにも人気なんだろう。そう思いつつ好香味坊へ行ったわけですが、席に着いただけでわかりました。味坊集団の人気の理由が。

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これでしょう。

店のよさとは人のよさ。

プロが作るんだからおいしいのは当たり前。けど、おいしいという以上に大切なものがある。人です。私は人に惹かれて店に行く。

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梁宝璋さんをはじめ、スタッフがみんなとことんいい人。代表がこんな人柄だから、おのずとそういう人たちが集ってくるのでしょうね。オープンを控えて少しナーバスになっていた女の子もそれはそれはいい子でした。目元が森泉そっくりw

私は学芸大学に台湾屋台ができることをずっと願っていました。台湾屋台ではありませんが、それに近い中国食堂ができて嬉しい。

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料理は決して尖っていません。基本的には優しい味です。オーソドックス。けど、「そう、これこれ」「こういうのがいいんだよ」と思わせてくれる好香味坊。

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人気店になること必至です。フラッと寄って席が空いていればラッキー♪(予約不可)

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