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伝承 島原手延そうめん(島原天満屋/旧島原天満手延素麺協同組合)は芯のあるしっかりとしたコシが気持ちいい。この値段でこのクオリティはコスパよすぎ!

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島原天満手延素麺協同組合の島原手延そうめん。sanwa(スーパー三和) 祐天寺店で見つけたのですが、揖保乃糸が258円、島原手延そうめんは158円でした(いずれも税別)。手延べ素麺で150円台というのは相当安いです。

※追記:島原天満手延素麺協同組合は2019年に解散しました。ただ、各製麺所は同じそうめんを作り続けていて、2020年6月に見かけたこの島原手延べそうめんは島原天満屋株式会社という会社が製造者になっていました。追記以上

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封を開けると、甘い小麦の香り。

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少し平たいです。ピンと張りがあります。茹で時間は約2分とありますが、1分40秒ほどで上げました。

まずはそのまま。コシがしっかりあるのですが、あまりないタイプのコシです。ポリッ、ブリッ。芯が一本通った感じで、気持ちのいい歯切れ。小麦の風味もよく、とてもおいしいです。

そして今回はこんな感じにしてみました。

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双子w 薄い麺つゆとそうめんを和えて器に盛り、納豆、オクラ、卵黄を乗せて、ゴマを少し振りかけました。

やばいです。超うまい。よくありがちなトッピングではあるのですが、ネバネバ系は素麺にもよく合いますね。まっじでうまい。麺も風味もしっかりしてるから、このトッピングがちょうどいい。

で、ちょっと考えてみました。

これが158円というのは異常です。おかしい。手延べであることは間違いないのでしょうけど、手延べでこの値段はなかなかできない。

おそらく一般的な手延べそうめんとは製造工程のどこかで何かが違うはず。これだけ安くできるということは、基本的には効率化という方向でなんらかの工夫がなされているような気がします。

ただ、それがいい方向に向いている。安く作らないといけない。でも、クオリティは落とせない。だったらこうしよう。という工夫。そしてそれが見事に成功しています。

もちろん以上は私の想像でしかないのですが。

いずれにせよ、この価格でこのクオリティは素晴らしい。お見事です。数種のパッケージがあるのですが(素麺自体が違うのかどうかは不明)、島原天満手延素麺協同組合の手延べそうめんを見つけたら、ぜひ一度ためしてみてください。コスパのよさを感じてもらえると思います。

DATA
名称伝承 島原手延そうめん
原材料名小麦粉(国内製造)、食塩、食用植物油、澱粉
製造者島原天満手延素麺協同組合
評価★★★★★