素敵なバカが始めたsideway
学芸大学駅から徒歩3分。東口商店街沿い、セブンイレブンの隣のビルの3階にsideway(サイドウェイ)というバーがあります。2014年8月にオープンしました。
※2020年から昼のCAFE sidewayも始まりました。詳細は後述
※2022年4月30日に閉店しました。お疲れ様!ありがとう!
ノーチャージです。すべてのお酒が原価関係なく500円です。バカですw
「僕もお酒飲んじゃうんですが、そうすると計算できなくなっちゃうんですよねぇ。だから500円でいいやと。仕入れる時にいつも思うんですよ。ヤバいなって(笑) お客さんからも言われます。『こんなことやってたら潰れるよ』って」
「客として飲むときチャージがあるのって嫌なんですよ。だから店でも取りたくないんです。もし潰れたら潰れたで仕方ないかなーって」
とは、若き店主の郁くん。バカでしょ?w
だけど、私はこのバカっぷりがとてもうらやましい。当然、ここで言うバカとは、頭が悪いとかそういう意味ではありません。彼はちゃんとわかってます。わかった上で、好きなことを好きにやってみようとしています。これ、できるようでなかなかできることではありません。だからうらやましい。
では、この店は本当に1年と持たず潰れるでしょうか。私は意外といけるんじゃないかなとも思ってます(希望的観測も含め)。なぜなら、このバカっぷりがみんなに愛されているから。今後、絶対に客が増えるから。そうすりゃなんとかなるもんです。
会計? 原価計算? そんなことをすっ飛ばして、大好きなバーをやる。大好きな酒を飲む。素敵じゃないですか。みんな小言を言いますが、でも、みんなが彼を、この店を支えようとしています。そんな店が簡単に潰れるわけがありません。
もし潰れたら? それはそれでよし。よくやったと惜しみない称賛を送るでしょう。もし続いたら? ほんのわずかなジェラシーを心に隠しつつ、いつまでもここsidewayに通い続けると思います。
2016年8月15日追記:なんだかんだで2周年。紆余曲折ありつつ。ようやっとる。
客層は若めです。賑やかです。酒は普通ですが、郁がウィスキー系が好きなので、妙に高いスコッチがあったりもします。もちろんそれも500円。バーテン歴はそれなりにあるので、材料さえあればカクテルとかも作れます。
オーナーが変わってもシステムは同じ
2017年10月23日追記:sideway(サイドウェイ)を作った郁は手を引き、同店の客でもあったレオ君が店を継ぎました。システム・料金はこれまで通りです。
右奥の帽子を被った男性がオーナーのレオ君。カウンターに立っているのは一年中タンクトップのスタッフ・タンク。相変わらず若者たちで賑わっています。
昼のカフェ営業も開始
2020年の7月ごろから昼のカフェ営業が始まりました。Wi-Fi、電源あり、喫煙OK。
昼から夕方にかけてはCAFE sideway、3時間ほどのアイドルタイムを挟んで、夜はBAR sideway。
カフェ営業が始まり、カフェメニューが加わったというだけで、その他は変わりはありません。創業者の魂は引き継がれ、相変わらずドリンクはすべて500円でノーチャージ。
ひとつ大きく変わったことと言えば、少し前からバー営業でも働いていたかわいい子・まつりちゃんがメインになり、客層が一層若くなったということでしょうか。CAFE sidewayのオープニングは若い女の子たちで大賑わいでした。
SHOP DATA
- sideway(サイドウェイ)
- 東京都目黒区鷹番2-8-21 プロヴァンスG・U審美館3F
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