肝臓公司ロゴ

シニフィアン シニフィエ(Signifiant Signifié)のバゲット ジャポネーズと40時間発酵バゲットは高いだけあっておいしかったです。

signifiant-signifieの画像

三軒茶屋駅から徒歩10分強。池尻大橋駅から15分。学芸大学駅からは30分ほどかかるので、ちょっとしたいい散歩になりそうな距離。三宿通り沿い、池尻小学校のはす向かいにシニフィアン シニフィエ(Signifiant Signifié) 世田谷本店というパン屋があります。

オーナーシェフは志賀勝栄氏。22歳でパンの世界へ入り、さまざまな有名店でシェフ・ブーランジェを歴任、2006年にシニフィアン シニフィエをオープンさせました。

ちょっと不思議なやわらかな呪文のような響きの店名はフランス語の言語学用語に由来しています。

シニフィアン(意味作用)は"そのもの自体"のこと、シニフィエ(意味内容)は"そのもののイメージ"といいます。

誰もが共有できる"シニフィアン"と個人の想いや憧れなどが含まれた“シニフィエ”、それはわたし達ひとりひとりが持っている異なる物語。

シニフィアンと一緒にシニフィエを味わうことで、"食べる"という行為、そして食を通じて広がる世界がますます豊かになりますように・・・。

そして、お客様と一緒に物語を紡いでいける、進化し続けるブーランジェリーでありたい。

そんな想いを込めてシニフィアン シニフィエと名づけました。

出典/シニフィアン シニフィエ公式サイト

哲学者を目指していたという志賀勝栄氏らしい店名ですね。もう少し詳しく知りたい方はウィキペディアという優秀なヤツに聞いてください。

signifiant-signifieの画像
旧店舗

もともとは世田谷公園のメイン口前に店舗を構えていましたが、2020年11月1日に現在地に移転しました。旧店舗はラボになっているみたいです。以下には旧店舗の写真も含まれています。ご了承ください。

さて、高くておいしくて評判のいい、セレブ感のあるパン屋、くらいの知識は有していました。たまたま世田谷公園へ行く用事があったので、寄ってみたという。

signifiant-signifieの画像

基本的にはカウンターにパンがズラッと並んでいるだけ。イートインできそうなスペースもあるのですが、私が行った日・時間はイートインしているような雰囲気はありませんでした。

2017年4月に定番商品をリニューアルしたそうなのですが、それ以前を知らないので、どう変わったのかはわかりませんでした。

signifiant-signifieの画像 signifiant-signifieの画像 signifiant-signifieの画像

どのパンもおいしそうなのですが、やはり気になるのは値段。あんぱんは180円ですが、その他は軒並み400円、500円。1000円以上するパンもたくさんあって、私が見た限り一番高かったのは一本3800円のパン オ ヴァン。それだけこだわったパンなのでしょう。そして、これが好きでよく買うという人もいるんでしょうね。

signifiant-signifieの画像 signifiant-signifieの画像

シンプルにバゲットを2本買ってみました(正確には連れが買った)。バゲット ジャポネーズ(380円)と40時間発酵バゲット(500円)。それぞれ1/2にカットしてもらい、半分は連れの母親にプレゼント。

signifiant-signifieの画像

晩御飯はシンプルに鶏と野菜をトマトで煮たもの。

signifiant-signifieの画像

スタッフさんは40時間発酵バゲットは少し酸味があって、バゲット ジャポネーズは甘みがあると言っていました。

どちらも香ばしい香りがしますが、差はそれほど感じられません。まずは40時間発酵バゲット。バリッバリの皮、もっちり、しっとりな生地。ほんのりかすかに酸味があります。ふむ、おいしい。

次にバゲット ジャポネーズ。ん? もう一度、40時間。ん? 再びジャポネーズ……。わからんw 言われてみれば、確かに40時間発酵バゲットのほうが酸味があるかもしれない。けど、その酸味自体もかすかなものなの。そして両者とも、それなりに甘みがありますから、結局、違いがわからないのです。

「違いわかる?」

「うーん。まあ、40時間のほうが若干、酸味が強いのかもね」

パンは生き物ですから、その日の両者の差がそれほど出ていなかったのかもしれません。基本的には材料は同じですし。いずれにせよ、私には両者の差はわかりませんでした。食感も味もほとんど同じ。けど、どちらもとてもおいしいかったです。麦、酵母、素材にこだわってるんだろうなということは容易に想像できます。私にわからなかっただけで、パンマニアなら「まったく違う」と言うかもしれませんけどねw

じゃあ、どうやって食べるべきか。

最初はそのまま食べました。とてもおいしかったです。次にトマトソースを絡めると、バゲットの酸味が大きく強調されました。少なくともトマトソースとはイマイチ。そこで、オリーブオイルに浸してみたのですが、結局、これが一番おいしく感じられました。

オリーブオイルの香ばしさと甘みがバゲットの香ばしさ、甘み、酸味、塩味(えんみ)にピッタリ合う。うん、シニフィアン シニフィエ(Signifiant Signifie)のバゲットはオリーブオイルで食べるのがいいな。

なお、パン好きの連れの母親は以前にも食べたことがあって、今回食べた感想を聞いたら、以前と特に変わったようには感じなかったとのことでした。ですから、上述のリニューアルってのは、メニュー的リニューアルであって、作り方とかそういう点でのリニューアルって意味ではなさそう(仮にあってもそう大きくはないでしょう)。

シニフィアン シニフィエの40時間発酵バゲットとゼーレン signifiant-signifieの画像

別日に食べた40時間発酵バゲットとゼーレン。このふたつを食べ比べると、40時間発酵バゲットの酸味がよくわかります。

signifiant-signifieの画像

世田谷本店以外に、日本橋タカシマヤ店、玉川タカシマヤ店があります。近くにお寄りの際、一度ためしに買ってみてはいかがでしょうか。高いけど、ま、一度くらいはw それにおいしいのはおしいですし。そこは間違いない。

DATA
店名シニフィアン シニフィエ(Signifiant Signifié) 世田谷本店
住所東京都世田谷区太子堂1-1-11
電話番号03-6805-5346
営業時間平日/11:00〜17:00
土日祝/11:00〜18:00
定休日不定休
URL公式サイト
メモ

旧住所:東京都世田谷区下馬2-43-11(店舗移転後はラボ)

【検索用】シニフィアンシニフィエ、Signifiant Signifie

記事のシェアはこちらから