飲食店をめぐっていると、頼む料理がどうしても偏ってしまいます。イタリアンに行けばトマト系のパスタになっちゃうし、定食屋ならしょうが焼き、居酒屋ならカンパチ刺し、コロッケ、鶏のから揚げ、という具合に。
定点観測になるという意味ではいい面もあるのですが、面白くないっちゃあ面白くない。じゃあ今日は趣向を変えてみようと思っても、メニューを前にすると、またいつもと同じものを頼んでしまいます。
そんな状況を打破すべく、今回はある試みを実践してみました。場所は学芸大学の焼き鳥居酒屋「鷹番ゴールデン酒場」。何をするかというと、人に指示を仰ぎます。頼むものを決めてもらうのです。
指示者はナベさん。2、3度しか行ったことのない私よりも、何十回、何百回と行っている人の方がよくわかってるから、こうした方がピンポイントでうまいものにあたるだろうって算段もあるわけですが。ナベさんだったら間違いないし。
というわけで、聞いてみました。とりあえずやり取りだけを最初に。私信ですが差し障りのない内容だし、ま、いいでしょう。イタい壁紙は見て見ぬフリ!w
ピーチーなんてあったっけ? いやぁ、気付かないもんですね。シソ巻き、ささみ刺し、ももタタキは自分では頼まないなぁ。こりゃ面白いw
で、実際に来たのがこちら。
上から、お通しのキャベツ&ミソ、ハツ・シソ巻き、レバー(好きだから2本)、ピーチー巻き、ささみ刺し。
ピーチー巻きはピーマンとチーズがバラ肉で巻かれていました。こりゃうまい。ささみ刺しもよかったし、レバーもハツもシソ巻きもよかったなぁ。そこそこお腹がいっぱいになったので、ももタタキはまた次回。隣の方が白レバを頼もうとしたら「今日はない」とお店の方がおっしゃっていたので、白レバも今度(ここで食べたことはあります)。
今回は”アリーナ席”に座れました。
焼いている姿がつぶさに見られます。炭の香り、音が心地いい。居酒屋、特に焼鳥屋はこうでなくちゃね。舌だけでなく、目でも耳でも楽しめるのが焼鳥のよさ。
学芸大学駅の十字街にある焼き鳥居酒屋「鷹番ゴールデン酒場」。親しみやすい店舗デザインですから、一見さんでも入りやすい。若い人が多くて賑やかだから、大人数でも行ける。もちろん一人でもOK。リーズナブルでおいしくて、居酒屋的メニューがひと通りそろってて、どんな人が行っても満足できるお店じゃないでしょうか。
それにしてもです。常連パワー恐るべし。時にはこういう頼み方もいいですね。なんだか新鮮。
鷹番ゴールデン酒場
東京都目黒区鷹番2-20-9
03-5942-6041
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