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学芸大学の食事処 和(とも)には愛が溢れ、やってくる客に愛をおすそわけしています

※追記:2017年1月31日に閉店しました。お疲れさまでした。追記以上

学芸大学駅のバス通り(鷹番三丁目本通り商店街)にある上海菜館の角を曲がると、食事処 和(とも)という定食屋があります。先日、初めて行ってみました。

tomo-teishokuの画像

12時ちょっと前に着きました。先客は一名。とても広くてきれいな店内。人の家のリビングのような感じです。表のボードに出ていた豚のしょうが焼をお父さんに注文して、店内を見回します。

tomo-teishokuの画像

まず目につくのは、壁際にずらりと並んだ、スターウオーズやドラゴンボールなどのフィギュア・おもちゃ。そして、お子さんの手によるものと思しきカポエイラ教室の案内(?)が貼られています。

「みんなもやればおもしろい」

日本語の妙w 主語、目的語を省略することで、開放的な印象を与えます。いいキャッチコピーだw

表のボードだけを見て、パッと決めてしまいましたが、改めてメニューを見てみます。たくさんあります。夜もやっていて、お酒もあるのか。先に来ていたお父さんはビール飲んでるしね。

……おや? ここでふと気付きます。次の写真はメニューの1ページ目とそれ以降です。

tomo-teishokuの画像 tomo-teishokuの画像

筆跡が明らかに違います。1ページ目のお新香の「お」の字が間違ってます。なるほど。1ページ目はお子さんが書いたんだな。

12時に奥さんがやってきました。先ほどやって来た隣の常連さんが声をかけます。

「○○ちゃん(長女の名前?)はどうした?」

「今日はプール。○○(二女の名前?)は二階かな?」

フィギュアやカポエイラの張り紙、メニューなどを見れば、このご家族がいかに愛情あふれる家族かということがよくわかります。そして、常連さんの言いっぷりからすると、この地域にも愛されているご家族なんですねぇ。

さて、豚のしょうが焼き定食がやってきました。

tomo-teishokuのメイン画像

イメージしていた豚のしょうが焼とは違いました。ちょっと変わったしょうが焼き。家庭的な味わいです。

しょうが焼を食べ始めた頃から、続々とお客さんがやってきました。ガランとしていた店内は食べ終える頃には満席。会計を済ませ外に出ても、サラリーマンの団体が次から次へと食事処 和に吸い込まれていきます。

愛情あふれる家族が営む定食屋は、人に、地域に愛され、やってくるお客さんたちに愛情をおすそわけしているかのよう。愛をごちそうさまでした。

SHOP DATA

  • 食事処 知(とも)
  • 東京都目黒区鷹番3-12-3
  • 03-3710-5259
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