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青果フレッシュひろき(武蔵小山)の野菜・果物は大きくて鮮度バツグン。サニーレタスが特にえげつない。野菜・果物を日持ちさせたい時はひろきへGO!日曜日もやってます。

見た目で違いがわかるひろきの野菜・果物

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武蔵小山駅から徒歩8分。武蔵小山商店街パルムを抜けようかという頃合いに、青果フレッシュひろきという八百屋/青果店があります。

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看板の店名も電話番号も前店・おもちゃ ふじや(フジヤ玩具店)のままw 前店と言っても、もう10年以上前のことだと思います。

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以下はご主人に軽く聞いただけなので、不正確なことも含まれています。

おそらく1980年代のことでしょう、もともとは川崎で青果店/八百屋でやってらっしゃいました。武蔵小山に移って来たのは1990年頃。当初は「東急ストアのほう」だったそう。その後、ケンタッキーフライドチキン 武蔵小山店を左折した先に店舗を構えます(東京都品川区荏原3-4-18)。

この場所は現在はハイツ・ヒロキという建物になっていて、一階はイタリアンです(2020年10月時点)。想像ですが、青果フレッシュひろきは店舗がハイツ・ヒロキに建て替わる2007年頃までここで営業をしていて、建て替えのタイミングで現在地へと移転してきたのではないでしょうか。

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青果フレッシュひろきのすぐ先の筋を入ったところに倉庫があります。白髪・長髪の男前店主・佐藤輝一さんはいつも店舗と倉庫を行ったり来たり。もしかしたらこの倉庫も一時は店舗だったこともあったりして?

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店頭には野菜と果物がいっぱい。パッと見ただけでも新鮮さがわかります。あとで知ったことですが、野菜もさることながら、果物の評判が特にいいようです。

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某スーパーの店頭に積まれていたキャベツ

この日は日曜日でした。どうしてもキャベツが必要だったのですが、日曜日に開いている八百屋はありません。スーパーを何軒か回ったところ、高いか品質が微妙かで買う気になれませんでした。

青果フレッシュひろきのメイン画像・新鮮で大きな野菜

そんな中、青果フレッシュひろきに行ってみたら、日曜日なのに開いていて、しかも立派なキャベツがお手頃価格。上の写真と見比べてみて下さい。見た目からして、ぜんぜん違いますよね。同じ値段でどちらを選ぶかと言われれば、それは考えるまでもなく。

キャベツに限らず、すべての野菜・果物が立派です。そしてきれい。ハリがある。そもそもの質がいいということもあるのでしょうけど、それだけではないような気がします。日曜日にこのクオリティを維持できているということは、在庫の保管・品質管理にも大いに気を遣っているんじゃないでしょうか。

大きくて重たい岩手県産のキャベツをリュックに入れて帰宅しました。

※東京都中央卸売市場青果部(大田市場)は日曜日と水曜日が休業なので、青果店/八百屋は日曜日・水曜日が定休日ということがほとんど。青果フレッシュひろきのように木曜日が定休日という店はまれ。

大きくて新鮮で日持ちする野菜

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写真でわかりますかねぇ。大きくて重くて瑞々しさを感じさせるキャベツです。

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半分に割ってみたところ、葉がみっちりと詰まっていました。密度の高い、いいキャベツだ。

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別日、フレッシュひろきで買ったキャベツ(右)と家にあったスーパーで買ったキャベツ(左)を並べてみました。この差!

で、なぜキャベツが必要だったかと言うと。

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千切りにして水にさらし、冷蔵庫でキンキンに冷やして、

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豚のしょうが焼きにはキャベツが必須なのです。キャベツにマヨネーズをピィーッとかけて、甘辛いしょうが焼きと一緒に食べる。これこそが豚のしょうが焼き。

張りのあるキャベツの千切り。シャクッ。キャベツのうまみと甘みがとても強い。こんなにおいしいキャベツは久しぶりかも。予想通り(見た目通り)やっぱりいいキャベツでした。

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翌日はざっくり細かく切って、お好み焼きに。

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ソース、マヨネーズという濃い味付けなのに、キャベツの甘みがしっかりと感じられます。変に水っぽかったり青臭かったりしないのも印象的でした。

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昔ながらのカレーにキャベツの千切り

安い野菜を買ってきたら、一日でへたってダメになった。そんな経験ありません? パッと1日で使い切るのであれば、少々鮮度が落ちる安い野菜でも十分ですが、何日か持たそうとするのであれば、やっぱり鮮度は大切です。

その点、青果フレッシュ ひろきの野菜は鮮度がいいので、日持ちします。キャベツは約1週間かけて食べきりましたが、最後までシャクシャクでした。

大きくて質がよくて鮮度のいい野菜がほしい。数日かけて野菜を使い切りたい。そんな際は青果フレッシュ ひろきに寄ってみてはいかがでしょうか。やっぱりぜんぜん違うもんですよ。

日曜日にもやっているから重宝

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ちょうど一週間後の日曜日に再び青果フレッシュひろきへ。お客さんがいなかったので、少し話をうかがいました。お店の変遷は上述の通りで、あと気になるのが定休日のこと。

「先日買わせて頂いたキャベツがすごく立派でおいしかったです」

「こういう対面販売だと誤魔化しがきかないから」

「水曜日と日曜日に営業されてるってのは珍しくないですか?」

「だってほら」

そういって店前の商店街に向かって手を広げました。界隈有数の超大型商店街。日曜日の昼過ぎは人で溢れかえっています。

「これだけ人がいるんだもん。やらないほうがおかしいよ(笑)」

第一には、目の前にこんなにも潜在的顧客がいるんだから、放っておく手はないという商売視点。けど、その裏には商店が休みがちな曜日に開けておいて、みなさんに喜んでもらおうという気持ちもあるはずです。

購入したネギをリュックに挿して、自転車のスタンドを外します。

「また寄らせて頂きます」

「ありがとうございました」

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青果フレッシュひろきで買った立派な長ネギと、精肉店としてはこれまた珍しく日曜日に開いている牛豚もつ専門店みやこ屋で買ったガツ。これは武蔵小山じゃないと揃わない。学大住人としては嫉妬しかありませんw

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で、ガツの五目中華炒めとガツポン。ガツがメインになっちゃってるけど、ちゃんと青果フレッシュひろきの長ネギも使ってます。どちらもうまい! 少し遠いけど、青果フレッシュひろきに行く機会も今後増えそうです。

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追記。で、実際、増えました。よく買うのはキャベツ。ある日は大玉が90円! メンチカツに添えました。別日は立派な葉付大根でもつ煮込み。やっぱり日曜日にやってるってのが助かりますね。

サニーレタスがえげつない

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サニーレタスもとんでもなかった。葉物が高い季節でしたが、2Lサイズで200円。しかもハリがすごい。ばりっばり。葉をちぎるとパリンと音がします。

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5日かけて食べたのですが、5日目でもそのハリは失われていませんでした。こんなサニーレタスはじめて。

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その後、このサニーレタスだけを買いにわざわざ武蔵小山まで行くことも。

畑で採れたてを食べるのが一番おいしいと言われますが、青果フレッシュひろきに並ぶ野菜はそれよりおいしいかも。野菜を仕入れて並べて売る、それだけじゃなく、ひろきは仕入れた野菜を店でも育ててる――そんな風に感じます。実際、どうしてるんだろうな。ほんと、このフレッシュさは尋常じゃありません。

マジカルサニーレタス

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ある日。店には大将が一人。これはチャンス。いつものようにサニーレタスを手にレジへ。会計をしながら話を聞きました。

「いつもこのサニーレタスを買ってるんですが、ずっとバリッバリじゃないですか。何か秘密があるんですか?」

「鮮度がずっといいでしょ。産地から仕入れたら、すぐに尻を切って水につけて冷やすの。そうしたらアクが抜けるから日持ちするんです」

「そうなんですか。1週間くらい持ちますもんね」

「でしょ」

「家では冷蔵庫にそのまま入れてるんですけど、保管するのに何かコツはありますか?」

「いや、それで持つでしょ? それでいい」

「なるほど。ありがとうございます」

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いつもお尻がきれいなのには気づいてた。水がいっぱいついてるので、水が何か関係してるんだろうなとは想像してた。そうだったのか。

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やはり、ひろきは野菜を売ってるだけじゃない。仕入れた野菜を長持ちするように育ててる。1週間バリッバリな状態が保たれるこのひろきのサニーレタス、マジカルサニーレタスと名付けよう。

※「フレッシュひろき」という店名が広く使われていますが、レシートには「青果フレッシュひろき」と印字されていたので、当記事でも「青果フレッシュひろき」としました

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