MEAT JOURNEY 2018

「スタンドバインミー (Stand Bánh Mì)」(学芸大学)はバインミーがメインのベトナム料理店。こだわりのパンと具材がいいバランスで、パクチーとハーブが爽やか。ベトナムとフランスが混ざり合ったお店の雰囲気もオシャレです。

学芸大学駅から徒歩3分。西口方面、「目黒 ひいらぎ」「晩酌屋 一杯だけ」の前の細い筋、「炭火串焼き 中村屋」の隣に、「スタンドバインミー (Stand Bánh Mì)」というお店があります。2017年10月1日にオープンしました。

「スタンドバインミー」はベトナムのサンドウィッチ・バインミーがメインのベトナム料理店です。バインミーは屋台などで売られているベトナムのファストフード。バインミーの本来の意味はパンなのですが、バゲットに野菜やハーブ、肉などが挟んだものもバインミーと呼ばれています。

参考/wikipedia:バインミー


店内はスタンディング。最大で6名ほど入れるかな? ケース前はかなりカウンター幅が狭いけど。

※追記:オープン後2週間ほどして、スツールが置かれるようになったみたいです。追記以上

店頭にはベンチがあるので、天気のいい日は外も気持ちいいでしょうね(その後、店頭には置かれなくなった?)。テイクアウトもできます。


お店の外観・内観は、ザ・ベトナム! アジア!という感じではありません。淡いグリーンはベトナムの飲食店によくある色らしいのですが、ランプやタイル、店内に飾られたオブジェなどはアンティークなニュアンスがありつつフランス風。ベトナムはフランス領でしたからね。実際のベトナムもフレンチコロニアルの建築物がいっぱいあって、その雰囲気を再現しているのだとか。オシャレ。


バインミーの他にはコムガー(ベトナムの鶏飯)、フォーガー(鶏肉のフォー)、フォーボーコー(ベトナム風ビーフシチューのフォー)、生米麺のカオラウ(混ぜそばのようなもの。ホイアン名物のひとつ)、自家製チェー(スイーツ)などがあります。ドリンクはコーヒー、紅茶、チャイ、オレンジジュース、ベトナムビール。

バインミーには2種類あります。普通のバインミーとプレミアムバインミーです。一日限定15本のプレミアムバインミー(780円+200円)は国産無農薬小麦粉を使用。小麦のふすま(小麦の皮)も20%含まれています。詳しくは後述しますが、このパンは「スタンドバインミー」と「Meat&Bakery TAVERN (タバーン)」(中目黒)が協力して開発しています。今回は初めてなので、プレーンなバインミー(780円)をお願いしました。


パンは少し温められています。ハーブがたっぷり。あ、そう言えば、バインミーって縦に開いてるイメージがあったんだけど、横に開くこともあるのか。なるほど。

パンの表面はサクッとしていて、中はフカッ、モチッ。一般的なフランスパンよりも軽いです。米粉も使われているからでしょうか。香ばしくて甘みがあります。

ハーブはパクチー、ミント、ディル。ニンジンやアーリーレッドが入っていて、肉は自家製の豚のハム。パクチー感はそこまで強くありません。それよりもミント、ディルの爽やかな風味が印象的。ハーブ、野菜、肉は季節や仕入れの状況によって変わるそうです。ハーブ増し(+100円)もでき、また、パクチーが苦手という人はパクチー抜きにもしてもらえます。

軽めの昼食といった感じのボリューム感です。うん、こりゃうまいな。食感もいいし、パンと具の味のバランスもいい。ついでに丸い木製の皿も素敵(後藤睦氏作)。

ひとつ引っかかるのは値段です。都内でバインミーを出す店をいくつか見てみましたが、だいたい500円台~600円台。780円というのはなかなか強気です。パン、具材にこだわってて、しかもオーガニックだとこんなものなのかな。


オープン日にうかがったのですが、スタッフらしき人が大勢いました。話を聞いてみたら、店のオーナー(社長と言ってたかな?)はバインミーを作ってる女性だそう。あとはお店のスタッフが数名(おそらく)と、お手伝い。お手伝いの方々は開業支援・飲食コンサルみたいな感じですかね。有機野菜、オーガニック野菜などが仕入れられるのも、彼らの人脈というか、仲間がいるからなんだとか。

店を出ると、バインミーのパンを作っている「Meat&Bakery TAVERN (タバーン)」(中目黒)の方がいらっしゃいました。その方にも話を聞きました。

一般的なパンと「スタンドバインミー」のバインミー用パンの大きな違いは米粉。ベトナムということで、独自に米粉を混ぜているのだそう。米粉を使ったパンは初めてなので、開発が大変だったようです。プレミアムバインミーに使われている無農薬小麦粉ですが、日本全国でこれを使ってるのは数軒だけ。それくらい希少なんだとか。

しっかし、なぜゆえ「タバーン」なんだろうな。「タバーン」を運営してるCLASSIC INC.(恵比寿の「ALMA」「夜木」などの運営会社)、あるいは関連会社で飲食コンサルやってるCLASSIC & SESSIONS INC.が絡んでるのか!? あと、藤巻一臣氏も近しい関係なの? 何気にすごいな。

藤巻一臣氏は2つ前の記事「L’ottocento(ロットチェント)」でご紹介したサローネグループのゼネラルマネージャーで、現在は山形県南陽市でワイナリーもやってる飲食界の大御所

それはさて置き、この動画。奥の黒い上下は……オレじゃんw ちょうど「タバーン」の方に話を聞いているとこです。ぶはっ。映してるとわかってたら、もうちょっと正面向いて、BABYMETAL Tシャツを見せてたのに!w なお、このモヒカンの方はお店の方ではありません。行列に並ぶのが好きな方ですw

街灯や店内のランプはフランスのVOX POPULI(ヴォックスポプリ)。ガラスに描かれたウィンドウサインはPelt Sign作。あえて「104」と部屋番号を表記するあたりもうまいしオシャレ。淡いグリーンも落ち着いてていい雰囲気。

ショップカードもオシャレな厚手の紙に金の箔押し。細かいところまでこだわってますなぁ。

営業時間は今のところ11:00~20:00ですが、様子見とのこと。変わる可能性もあります(その可能性が高いと思うw2017年11月3日から変わりました。下記参照)。スタンディングというのもその内変わるかもしれません(※その後、スツールが置かれるようになったみたいです)。

バインミー自体がキャッチーですし、お店はかわいらしくてオシャレ、もちろんおいしい。学芸大学の新たな名物店になるといいですね。

スタンドバインミー (Stand Bánh Mì)
東京都目黒区鷹番3-15-18 パレス#104
03-6451-0827
火休
平日/11:00~14:30、18:00~23:00
土/11:00~23:00
日/11:00~22:00
公式サイト

【行き方】

学芸大学駅前交番の前で右折してひたすら真っ直ぐ
  • (1)学芸大学駅西口商店街を真っ直ぐ。auのある角を左折して、一本目の左へ折れる路地を入る
  • (2)学芸大学駅西口を出てすぐ左へ。一本目、交番のあるT字路を右折して真っ直ぐ

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