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ル・ビリーヌ/Le blé et l'eau(学芸大学・祐天寺)は小麦と水と酵母にこだわった素朴なパン屋さん。フワフワでもっちり、しっとりしたパンはどれもおいしかったです。

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学芸大学駅から徒歩15分弱、祐天寺駅から15分ほど。中央中通り沿い、清水商店会にル・ビリーヌ(Le blé et l'eau)というパン屋があります。2017年6月1日にオープンしました。

「Le blé et l'eau」は小麦と水という意味のフランス語です。普通は「ル・ブレーロ(ゥ)」といった感じに読むはずなんですが、「ル・ビリーヌ」ですか。

※ルビリーヌの看板等は「e'」(「e」+アポストロフィ「'」)となっていますが、「e」の真上にチョンという記号・アクサンテギュがつく「é」が正しい綴りです。ちなみに、「l'eau」は「l」+アポストロフィ「'」+「eau」で正解です。「la eau」がエリジオン(élision)して縮まり「l'eau」となります。

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ご夫婦でしょうか。表には女性が立っていて、奥では男性がパンを作っています。

「一人で作ってるので、ご用意できているパンがいつも違うんです」

と女性。

「どこからか移転して来たとかですか?」

「いえ。ずっとパンには携わってきてはいたのですが、今回、ここへ」

「ということは、独立的な?」

「そうですね」

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こじんまりとした店内にはバゲット、食パン、惣菜系パン、菓子パン、そして冷蔵庫内にはサンドウィッチ。決して多いとは言えませんが、どれもおいしそうです。

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シェフのオススメ!!という長時間低温熟成発酵のレトロバケット(ママ)は絶対買おう。1日限定6本だし。baguetteなので、バケットではなくバゲットね。

もうひとつは定点観測的にエピか? いや、食感にも差を出したいな。ベーコンとアスパラのブリオッシュがうまそう。けど、手前のトマトとオリーブのなんとか(失念)もいいなぁ。超迷う。

「そのトマトとオリーブの○○は、見た目はパリッとしてそうですが、すっごく柔らかくて、こんなにフワフワな●●は他にないと思うくらいです」

こういうタイプのパンなんっていったけかな。フォカッチャじゃなくて、そういう語感の。なんかいろいろ考え事してたから、なんとおっしゃってたか覚えてませんorz

じゃあ、このふたつをお願いしてみましょうかね。トレイに乗せて渡します。

「バゲットとかよく召し上がりそうなお顔ですね(笑)」

「どんな顔w」

親切に教えてくれますし、とても朗らかな感じの女性でした。

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というわけで買って来たのは、レトロバゲットとトマトとオリーブのなんとか。

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まずはバゲット。袋を開けた瞬間から、香ばしくて甘い香りが漂ってきました。写真ではわかりづらいですが、生地が黄色味がかっています。

そのままひと口。おう。パリッとした皮、ふっくら、もっちり、しっとりな中身。味わいも小麦の甘さと香ばしさがとても強く出ています。POPに書いてあった「中がもちもち」とは、まさにその通り。ここまでしっとりモッチリなバゲットは久々かもなぁ。そういえば、普通のバゲットより重かったし、詳しいことはよくわかりませんが、水分が多めなのかな。

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次に前日の晩御飯だったキノコとベーコンのソテーの余りを乗せてみたんです。これはイマイチ。バゲットの小麦の風味は確かに強い。けど、基本的には優しい味わいなので、こうしてしまうと小麦の風味が損なわれます。

何かと合わせるにせよ、シンプルなものにするか、ちょっと残ったお皿のスープをすくう程度がいいかもしれませんね。このバゲットを最大限に楽しみたいなら。ちなみに、オリーブオイルだけでも食べましたが、とてもおいしかったです。

夜、帰って来た連れにもバゲットを食べさせてみました。

「食感がポン・デ・ケイジョみたいだね。おいしいけど、私はバゲットにこの食感は求めないからなぁ」

好みでしょうな。もっと皮がバリッとして、生地もしっかりしてるのがいいという人にはイマイチなのかも。私はそこまでこだわりが強くないので、ル・ビリーヌのこの感じも好きです。

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続いて、トマトとオリーブのなんとか。しっとりしつつ、もっちりしつつ、フワッフワ。ひゃあ。こりゃすげぇ。ねっとり舌と歯に吸い付くようなしっとり感。女性が言っていた通りです。確かにここまでのはなかなか。

そして練り込まれたドライトマトがまたね。濃厚で、酸味、甘み、塩味(えんみ)がバツグンにいい。超うまいじゃん。なにこれ。

この界隈のパン屋といえば、MEGRO Maruei(丸栄ベーカリー)碑文谷ベーカリー、BOULANGERIE Jolly (油面木村屋ジョリー)など"街場のパン屋"が多くて、ル・ビリーヌのようなパン屋はあまりないかもしれません。

私はバゲットもトマト&オリーブのヤツもとてもおいしく頂けました。特に後者はめっちゃうまかったです。オープンしてまだ1ヶ月ですから、今後、お店の色合いもはっきりしていって、もっと"らしさ"が感じられるパンが作られていくのでしょうね。気になる方は一度ためしてみてはいかがでしょうか?

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