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サライ 学芸大学店(サライケバブ)のケバブサンドは肉と野菜がたっぷり。ジャンクなおいしさがたまらない!

saraykebabの画像

学芸大学駅から徒歩2分。西口商店街にサライ 学芸大学店(サライケバブ/SARAY KEBAB)というケバブ中心のトルコ料理店があります。2020年11月16日にオープンしました。

運営は株式会社サライ(サライグループ)。2006年、サライ 西浅草店をオープンし、その後、店舗を増やして、学芸大学店ができた時点では13店舗を展開しています(レストラン型のサライとケバブ(テイクアウト)がメインのサライ=通称・サライケバブの2ライン)。

サライはトルコ語で宮殿。サライグループのサライは具体的にはイスタンブールにあるトプカプ宮殿(トプカプサライ)を指すそうです。

※正式店名はサライ学芸大学店だと思われます。ただ、サライケバブという"通称"のようなものもみずから使っていることがあります

※もしかしらフランチャイズ的なシステムを採っているかもしれません

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ケバブとは主に中近東で供される肉や魚、野菜などをローストした料理の総称です。日本でもシシカバブ/シシケバブ、ドネルケバブという言葉をよく目耳にしますよね。シシカバブ/シシケバブは串(シシ)に刺さった肉などを焼いたもの。ドネルケバブは垂直の串にスライスした肉を重ねて刺して、回転させながら(デネル)、外側からローストしつつそぎ落としたもの。ですから、サライケバブのケバブはドネルケバブのことです。

余談ですが、ドネルケバブをピタパンに挟むスタイル=ケバブサンドを考案したのはドイツに移民したトルコ人、カディル・ヌルマンさんで、1972年にベルリンでケバブサンドの露天を始めたのが最初、というのが通説です。

参考/BBC:Doner kebab 'inventor' Kadir Nurman dies in Berlin

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サライ 学芸大学店はテイクアウトだけではなく、イートインもできます(2階にも席あり)。

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イートイン用のフード・ドリンクメニューもあるのですが、こちらはテイクアウト可能なメニューです。

ケバブサンド、ケバブラップ、ケバブライス、ケバブ弁当、おつまみケバブ、ファラフェル(サンド/ラップ)、フムスサンド、チーズサンド、フライドポテト。すべてハラルで、ファラフェル以降はベジタリアン対応です。

ケバブ類は肉の種類とソースを選びます。肉はチキン、ビーフ、ミックスの3種。ソースは7種。ノーソース、マイルド、ミックス、ホット、D・ホット、ヨーグルトソース、イスケンデル(ヨーグルトソース+トマトソース)。

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陽気なスタッフさんたち。もちろん日本語を話せますが、注文はわかりやすく、丁寧に。

オープン記念でケバブサンドのミックスが半額(600円→300円)だったので、ケバブサンドのミックス、D・ホットをお願いしました。

買ったら碑文谷公園へゴー! ケバブは外で食べたいよね。

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ピタに肉と野菜がみっちり詰まっています。

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上から見るとこんな感じ。

ひとつご注意を。これは撮影用に包み紙を開いています。普通に食べる際は包み紙を開かず、そのまま食べて下さいね。モスバーガーと同じで、紙を開くと具やソースがこぼれ落ちますw

こういうジャンクなフードは上品に食べていてはいけません。豪快にかぶりつくのみ!

サライケバブのメイン画像・ケバブサンド(チキンとビーフのミックス)

肉は表面がカリッ。肉々しいです。何肉ということはもはやどうでもよくて、何かしらがいろいろ混ざり合っていること自体がジャンクなおいしさを醸し出しています。

そしてドネルケバブと言えば、このソースでしょう。小学校の給食のサラダについてきたような、インドカレー店のミニサラダにかかっているような甘いオレンジ色のソース。ケチャップ? チリ? マヨネーズ? ヨーグルト? が混ざりあった、サウザンドレッシングのようなフレンチドレッシングのような、おそらくは日本で独自に進化したであろう正体不明のソース。果てしなくうまい……。

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口の周りを汚し、指先をベトベトにして、鼻の頭にもソースがついて、ワシワシ食べ進めます。なんだろう、この気持ちよさは。何かをむさぼり食うことの快感。脳髄を刺激する幸福感。

あっという間にペロリと平らげてしまいました。小食な方ならこれでお腹いっぱいになるかもしれません。私は腹7分目くらい。

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気付いたことをいくつか。

お手拭きがついてきますが、外で食べる際はティッシュもあったほうがいいかもしれません。ハンカチでもいいのですが。

もちろんビーフはビーフでいいのですが、チキンだからどう、ビーフだからどうということもありません(宗教的なあれこれがなければ)。私なら次回、ワンコインで済むケバブサンドのチキンを選びます。

ソースはD・ホットで正解でした。辛い物が好きな私にとってはピリ辛くらい。普通に辛い物が食べられる人で、辛いソースにしようとするのであれば、D・ホットにすることをお勧めします。

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別日のケバブラップ(ミックス)、ケバブライス。ボリュームがあってジャンクでうまい。普通のケバブサンドよりケバブラップのほうが断然食べやすいですね。口元もさほど汚れませんし、特に女性にはこちらのほうがよいかも。

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手軽に食べられる、ジャンクなおいしさで溢れかえったサライケバブ。ちょっと小腹がすいた、そんな時にいいですよ。

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