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やきそば専門店 ぼんの(学芸大学)のソース焼きそばは甘めでモッチリ。ガッツリしてるんだけど、しつこくないからどんどん食べ進められます。

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学芸大学駅から徒歩2分、東急東横線の高架下・学大横丁に、2017年1月24日(たぶん)、やきそば専門店 ぼんのがオープンしました。うそかほんとか、世間はちょっとした焼きそばブームだそうで。ただ、詳細は後述しますが、同店の出店は単にブームに乗ってというわけでもなさそう。

※2020年5月31日追記:正確な時期は不明ですが閉店しました。実質的には2019年秋冬ごろから閉まっていたような。追記以上

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店内はカウンター11席、2人掛けテーブル2席。

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メニューはこんな感じです。基本はソース、塩、ピリ辛。塩ホルモンやきそばもあります。初めてなのでオーソドックスにソースやきそば(大盛り)を注文しました。

※追記:現在は食券機があるみたいです。追記以上

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野菜、玉子を焼き始めると同時に麺を茹で、茹であがった麺を併せていました。ソースらしきものを2種かけていたのも見えます。ガッツリと焼きつけるというほどではありませんが、しっかりと焼き上げています。ほう。焼く位置をずらしてる。場所によって鉄板の温度を変えてるんだろうな。

焼き上がるのにそれほど時間はかかりませんでした。

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おおう。さすが大盛り。なかなかのボリュームです。鉄板はほどよく熱されています。

まずはひと口。そばは中太でモッチリ。ソース由来なのか、ソース以外にかけていたダシ的なもの?に由来するのかはわかりませんでしたが、甘めでうまみがあります。ガッツリはしているのですが、しつこくない。

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半熟卵を崩してみたり、終盤はマヨネーズをかけてみたり。もともとの味わいがまろやかなので、激的に味が変わるというわけではありませんが、ちょっとした変化もまた楽しい。具は豚、イカ、チクワ、キャベツ、もやし。ちょうどいい加減。

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本場京都長岡京にある小さなお店から始まった味を再現したやきそばです

へぇ。なんていうお店だろ。今でもあるのかな。

ソース味の大盛りは大丈夫かな?と思ったのですが、しょっぱくないのでどんどん食べ進められます。うん、こりゃうまい。次は塩を試してみよっと。

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さて、やきそば専門店 ぼんのを運営しているのは株式会社M&M DEPARTMENT.incです。桜木町(花咲町)の鉄板焼き ぼんのが1号店で、ビストロボンノ 横浜店キッチンボンノ 桜木町など、6店舗を運営しているそうです。

店を訪れたのは14時30分ごろ。私が食べ終える頃に暖簾をしまい「本日売り切れ」の札を出していました。焼きそばを食べ終えた後、少し話を聞きました。

「夜もやってるんですか?」

「いえ、昼だけです。本店が鉄板焼き屋なんですが、そこから材料を持って来ていて、夜まではできないんです」

「ああ、量的な話なんですね」

「ええ。本当は夜もできればいいんですが、今のところ、夜やることは考えていません」

悪い意味ではなく、余裕なんだろうな。企業としての体力があるから、昼だけでもやっていけるのでしょう。たぶん。そして、鉄板焼き屋をやっているから焼きそば専門店も出してみた、という感じだと思います。単にブームに便乗したというだけではないはず。きっと。

※追記:その後、夜の営業も始まりました。追記以上

「表に『ラーメン二郎』からの花が来てましたが、あれはどういう……」

「ウチで働いてた人間なんです。二郎よく食べます?」

「いえ(笑)」

威勢のよさそうなお兄さんでした。焼きそばを焼いていた方なんですが、この方が店長さんなのかな。

一応、営業時間は11:00~17:00となっていますが、先述の通り、私が行った日は15時前には暖簾を下げていました。おそらく17:00まで開いていることは少ないと思われます。お早めにどうぞ。

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