学芸大学駅から徒歩1分。東口商店街沿いにテイクアウト専門の寿司店・スシロー To Go 学芸大学店があります。2021年12月16日にオープンしました。
※2023年8月20日に閉店しました
おそらく運営は株式会社あきんどスシローだと思われます。ただ、実際に寿司を作っているのはグループ会社・株式会社京樽(※1)です。京樽の船橋の工場で作ったものをスシロー To Go 学芸大学店の店頭に並べています。もしかしたら店内でも少々の手は加えているかもしれませんが。
スシロー To Go 学芸大学店のメインはにぎり盛り合わせ。8貫570円、10貫740円、12貫840円が主力でしょう。
にぎり盛り合わせの他、海鮮ちらし、単品もあります。
にぎり盛り合わせ10貫を買って碑文谷公園で食べてみました。
ご覧の通り、製造者は京樽。こんな形で京樽が学芸大学に復活するとはw(※2)
まぐろ、ぶり、甘エビ、ほたて、いか、炙りサーモン、エビ、たまご、ねぎとろ、いくら。
ネタサイズは普通。ネギトロはひどかったですが、味もテイクアウト寿司としては普通です。ほたての大きさに一番目を惹かれました。
シャリがギュッと堅めに押し固められていたのも印象的でした。
特筆すべきことはありません。ごくごく普通のテイクアウト寿司です。
フルオートメーションの100円回転寿司ではスシローがナンバーワンだと思っています。ただ、このスシロー To Goは回転寿司・スシローとは別物だと私は感じました。回転寿司・スシローのイメージをとりあえず忘れて、テイクアウト専門店の寿司だと思って食べる分には、まあこんなものかと納得できるクオリティではないでしょうか。
で、それはさて置き。
相対するちよだ鮨とスシロー To Goを比較してみた
みなさんが気になるのはこちらでしょう。スシロー To Go 学芸大学店の目の前にはちよだ鮨 学芸大学店があります。さて、どちらのほうがうまいんだと。
ちよだ鮨も主力はにぎりの盛り合わせ。単品もあるにはありますが、そこまで種類はありません。
冷蔵ケースで目立つのはランチのにぎり盛り合わせ。うしお(7貫)は390円、おおしお(約10貫+巻物)は490円。ピークタイムを過ぎれば20%引きです。ネタの種類にこだわらないのであれば、これは断然お得。
スシロー To Go 学芸大学店とまったく同じ貫数・値段のちよ折・すみれ(746円)を買ってみました。まぐろ、白身(種類不明)、ほたて、いか、サーモン、エビ、あなご、たまご、ねぎとろ、いくら。
ちよだ鮨のほうが見た目が本格寿司に近いです。スシロー To Goに比べてネタが大きく見えます。
ネタの味もなかなかいい。少なくともスシロー To Goよりおいしいです。特にいくら、ネギトロ、サーモン、えび、ほたては段違い。あなごが入ることにより幅の広さも感じさせてくれます。
シャリは適度な固め具合。柔らかくて崩れるということはありませんし、かといって堅くもない。なお、たまごはシャリがありません。
味はちよだ鮨のほうが上だと思いました。ただ、同時に買って並べて食べたからわかったようなもので、こんなことをしなければ、どちらが上とかどうとかはわからないと思います。スシロー To Goでも満足できるはず。実際、食べ比べてみてちよだ鮨のほうがおいしいと感じた私ですら、次回どちらを選ぶかと言われれば、両方をのぞいて、その時の気分でどちらかを選ぶでしょう。
スシロー To Goとちよだ鮨がほぼ対面して店を構えているのですから、消費者としてはこれを利用しない手はない。両方を食べ比べてみると面白いかもしれませんよ。
※1 2021年4月1日、株式会社スシローグローバルホールディングスが株式会社FOOD&LIFE COMPANIESに商号変更。また、吉野家ホールディングス傘下にある京樽を同日付で買収し、完全子会社化。これにより京樽のテイクアウト寿司のノウハウを活かしたスシロー To Goが誕生。
参考/J-CAST 会社ウォッチ:コロナ禍でも好調なすし「新しい」スシローの戦略、5ブランド統一キャンペーンに東京「ど真ん中」のハイブリッド店
※2 京樽は長年、東横線高架下に店舗を構えていましたが、2021年の高架下(学大市場)全面リニューアルにより閉店。
SHOP DATA
- ちよだ鮨 学芸大学店
- 東京都目黒区鷹番2-19-22
- 03-3792-7885
SHOP DATA
- スシロー To Go 学芸大学店
- 東京都目黒区鷹番2-20-10
- 070-7671-4167
- 公式