渋谷駅 13番出口、明治神宮前駅 7番出口から徒歩5分強。キャットストリートから少し入ったところにTRUNK(トランク)というホテルがあるのですが、その1階にTRUNK(KUSHI)/トランク串という串焼き屋があります。2017年5月13日にオープンしました。焼肉の名店・ゆうじ(渋谷)がプロデュースしています。
ホテルエントランスの脇に張り出すようにして店舗があります。
カウンター席、テーブル席に加え、店頭にはテラス席のようなものも。
"酔いどれ"という飲み放題(90分)があります(1800円)。500円プラスでビールも飲み放題。4杯以上飲むなら飲み放題がお得です。
食事メニューは単品もありますがコース(3種)もあります。このコース名が面白い。神宮、隠田(おんでん)、猫道。猫道はキャットストリートのこと。穏田は昔のこの界隈の地名。渋谷・原宿という街に店を構えているということを強く意識している表れでしょう。まあ、一種のギミックではあるのですが、けど、私は地域を意識した飲食店が好き。
※メニュー名は隠田ですが、おそらくは穏田の誤記かとw
肝臓公司とその仲間たちのいつもの誕生日パーティー。9人でおめでとー! かんぱーい! 酔いどれ(+ビール)の神宮コースが始まります。
きゅうりと白菜の浅漬け盛り合わせ(1名分)。いい店は最初にいいパンチを繰り出して来る。しっかりとダシが効いてて超うまい。
ガツ刺し(3名分)。酢味噌のようなタレを混ぜ合わせます。味付けもさることながら、ガツ自体がおそろしいほどうまい。これはやばい。針谷商店のようなのもいいけど、こういうのも最高。
牛ハラミ葱。いきなりハラミですか。
レアな焼き上がり。ハラミのうまみがギュッ。えげつない。
親子焼。鶏のハツが混ぜ込まれた卵焼き。なるほどねぇ。こういう創作性も早々に披露してきますか。にくい。
牛カイノミ。ジュワッと溢れる肉汁。カイノミをこの厚さで食べることはめったにありません。串焼きのよさがこれなんだよなぁ。
鶏ハツ元。脂肪分が多めの部位。プルン、ジュワッ。
ウズラ。ハフハフ、アツアツ。
豚タン。コリッ、シャクッ。厚みがあっていい歯ごたえ。豚タンに食べ慣れてない人は堅いと感じるかもしれません。私は肉々しくてよかったです。
鶏ハツ。プリッ、ジュワッ。
牛フク。フクはフワと言うほうが一般的かもしれません。肺です。フワッとした独特な食感。
豚シロ塩。シロは大腸。クセありまくり。なのにあえて塩。なかなかの勝負を仕掛けてきますな。おいしいのですが、私ですらクセがかなり強めだと感じました。メンバーの半数以上が「ちょっと…w」という感じ。
七味、山椒をたくさんかけると食べやすくなると思います。
鶏レバはほんのりレアでプリップリ。
鶏モモ。気のせいかネギに強く塩が振られていたような。もちろんおいしいのですが、これまでの並びからすると、ちょいと普通すぎるかな。味も焼き具合も。やっぱ鶏って難しいんだよなぁ。
つくね2本(塩、タレ)。プリップリで、脂の甘みがしっかり。これは面白い。胸肉がベースになっているはず。けど、単に胸肉をつくねにしたというだけではない何かを感じます。どう作ってるんだろう。とても興味深いひと串でした。
〆はハチ公炒麺もしくは最中団子アイスが選べます。
ハチ公炒麺は焼きそばのようなもの。独特な風味は何に由来するんだろう。少しクセがあります。あるいは鉄板(フライパン)の臭いかな?
最中団子アイス。これはいいですよ。相当いい。アイス、こしあん、求肥(ぎゅうひ)のような団子。ひとつずつもおいしいし、この組み合わせもいい。私は断然、最中団子アイスを選ぶことをお勧めします。
ビール、レモンサワー×3、ハイボール×2を飲みました(確か)。濃いめのハイボール、さっぱりなレモンサワーがとてもうまい。薄いグラスもいい。
もう一度最初から写真をご覧下さい。さほど多いようには見えませんよね。けど、女性陣はレバーあたりで満腹になっていました。私はというと、苦手で食べられない、お腹いっぱいで食べられないという串が6本ほど回って来たおかげでお腹いっぱいw
渋谷でオシャレにちょっと変わったおいしいものを……そんな時はTRUNK(KUSHI)を候補に入れてみて下さい。私たちのようにグループでも利用できますし、周りを見ているとカップルが多かったですから、デートにもいいと思いますよ。人気店ですから、予約を入れることをお勧めします。
SHOP DATA
- TRUNK(KUSHI)/トランク串
- 東京都渋谷区神宮前5-31 TRUNK HOTEL 1F
- 03-5766-3205
- 公式