カレーは長時間煮込まなきゃいけない? ひと晩寝かせなきゃいけない? だとしたらインドの家庭はどんだけ大変なんだよw
煮込んだほうがいいカレーもあります。ひと晩寝かしたほうがおいしくなるカレーもあります。けど、当然、ササっと簡単に作れるカレーもあります。今回は最短30分で作るカレーをご紹介!
材料
- 肉 1kg
- 玉ねぎ 4~6個
- ニンニク 2~3片
- ショウガ 1片
- ホールトマト 1缶
- インデラカレー 大さじ 5~10杯
- 塩
これだけ。あとでアレンジのきかせかたも書いておきます。
調理工程
1.玉ねぎをみじん切りもしくは薄くスライスして、キツネ色になるまで鍋で炒める。飴色にまでする必要はなし(もちろん飴色にしたって構いません)。
2.すり下ろしたニンニク、ショウガを鍋に投入。軽く火を通す。本当は最初に炒めて香りを立たせるといいんですが、焦げやすいので、なれてない方は玉ねぎのあとに入れましょう。
3.少し大きめにカットした鶏肉を鍋で軽く炒める。から揚げにするくらいの大きさがいいと思います。小さすぎると溶け過ぎてしまい、食べごたえが減ります。
もし、最大限に鶏肉の形を残したいなら、最後、7の後で鶏肉に火を通して下さい(長時間煮込まない)。
4.鶏肉に軽く火が通ったらホールトマトを入れ、ひと煮立ちさせる。酸味を抑えたいなら、ここで長めに煮込んで下さい。あるいはホールトマトはなしで。
5.インデラカレーを好きなだけ入れる。
6.好みのゆるさになるよう水を加える。
7.全体が馴染んだ頃合いに塩を入れる(思ったより塩は多めで)。味が整ったら完成。一度冷ましたり、一日置いてもいいのですが、このままでも十分おいしいです。
アレンジ
好きなスパイスをお好みで。私は大量の一味、ガラムマサラ(S&B)、クミン、シナモンを入れることが多いです。牛肉を使う場合はクローブがよく合います。
市販のルーになれていると、もしかしたらあっさり過ぎると感じるかもしれません。だけど、市販のルーこそがやり過ぎなわけでして。もし、もっとコクを出したいということであれば、以下のものを入れるのがオススメです。
- すり下ろしたニンジンやリンゴ、バナナ、みじん切りにしたセロリ、桃缶、マンゴー缶(甘みのあるものがおすすめ。まろやかになり奥深さが出ます)
- キューブコンソメ(もしくは鳥がらスープの素)
- バター(玉ねぎを炒めるのに使い、最後にさらに加える。ギーでもOK)
- 牛乳(まろやかになります)
- ピーナッツバター(ミキサーで砕いたカシューナッツの代用)
- ソース(要はうまみの入ったスパイスですから)
- チョコレート
スパイスをローストすれば、黒カレーになります。インデラ・カレーを使った黒カレーの作り方は以下の記事をご参照下さい。
インデラカレーは日本人の口に合うよう、うまく調合されているなぁと感じます。カレー作り初心者でも使いやすいスパイスミックスじゃないでしょうか。
※取材等で何度かナイルさんに会い、直接聞いたレシピをもとにしてます。だから、間違いない!w
さらに応用(随時追記)
肉以外でまずカレーを作り、それをミキサーにかけてペースト状にしてもおいしいです。
こんな感じ。ペーストにしたほうが、うまみが全体に行き渡るので、よりおいしく感じられるかもしれません。ちなみに、カレーに乗っているのはチキンカツ、鳥もも肉のソテー、栄屋精肉店のメンチカツ。
もし肉類を入れたければ、別途焼くか、ペースト状にしたカレーに肉を入れて火を通して下さい。
翌日はもちろんカレーうどん。
パスタにしてもおいしいです。
カレーリゾット、カレードリアも最高!