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タイ現地版のトムヤムクンヌードルを食べてみた~日本版とタイ版の違いは?

tom-yum-goong-cupnoodleの画像

2014年4月、販売が開始されると同時に即完売だったという日清の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」。そんなさ中、タイへ旅行に行った知人が現地の「トムヤムクンヌードル」を買ってきてくれました。

生まれ変わるならタイ人がいい。そう思うほどタイ料理が大好きです。さっそく現地版と日本版を食べてみることに。以下はタイ現地版をベースにした内容です。

まず、開封。

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ペースト1袋と折りたたみ式のフォークが入っています。東南アジアで販売されているカップめんにはこうしたフォークがついていることがしばしばあります。

日本で販売されている普通のカップヌードルより細いです。これもよくあるパターン。そして、麺の量も少なく見えます。ただ、日本版「トムヤムクンヌードル」も麺が少なめな気がします。こういうものなのでしょう。

日本版と現地版の最大の違いはエビかもしれません。日本版には小エビが入っていますが、現地版には入っていません。「なるべく安く」という現地のコスト計算があっての違いなんでしょう。

では、お湯をそそぎ…おおっと!

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まったく読めませんが、きっと「60秒」なんでしょう。カップ麺のパッケージに大きく60と書かれていたら、続く文字は「秒」以外に考えられません。

お湯を入れ、60秒経ったところでかき混ぜてみます。細めの麺は十分、柔らかくなっていました。カップのフタの上で温めておいたペーストを混ぜます。

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うーん、いい香り。一気に部屋がエスニック料理屋の匂いになりましたw さて、いよいよ実食。

……うますぎます。スープはタイ料理屋で食べるトムヤムクンと遜色ありません。東南アジアっぽい細めの麺もよく絡み、酸味と辛みが押し寄せてきます。箸が止まりません。

「お前、今後一生、昼食はこのトムヤムクンヌードルな」

仮にそう言われても、私は困らない。いや、毎昼食、これが食べられるなら、それに越したことはないとすら思います。それほどうまい。

では、日本版との違いは?

  • 小エビの有無
  • 麺の太さ
  • フォークの有無

これは確実。そして、以下は個人的感想です。

  • 現地版のほうが辛い気がしました。この辛さはさすがにそのまま日本に移植できないでしょう
  • 日本版は現地版よりうまみ成分や甘みが多いんじゃないかと思います。カップヌードルに限らず、過剰に甘みや"うまみ"を加えますから。日本メーカーは
  • じゃあその分、日本版のほうがおいしいかというと、好みではありますが、私はタイ現地版の方が断然好きです

確かに日本版はうまくまとまっています。日本人好みの味でもあるのでしょう。メーカーとしてそう仕上げるのは至極正しいことだと思いますし、よくやってるなぁとも思います。が、タイ料理好きとしては日本版は物足りません。どう考えても、現地版の現地風の味わいのほうがいい。

どう違うのか、そしてどちらが好みか、機会がありましたら、ぜひ食べ比べてみて下さい。結局、どっちもうまいんですけどねw