酔っていたので記憶は定かではないのですが、Premier1(プレミアワン)で飲んでいたら、なぜか「『こんといて』に行こう!」となりまして、後日、予約を取り3人で行ってきました。たぶん、その場のメンツが誰もまだ行ったことないから行ってみよう、とかだったかな? 店主とはバーなどで何度かお会いしたことはあったのですが。
学芸大学駅から徒歩10分。世田谷観音通りの終点近くに「こんといて」という豚しゃぶのお店があります。詳しい場所は記事末のマップをご参照ください。
※2023年12月31日に閉店しました
2012年、学芸大学駅東口商店街沿い、カルディの隣のビルの2Fでオープンして、2021年2月に現在地へと移転しました。
移転後は豚しゃぶのお店をやりつつ、お店の裏メニューとしても評判だった餃子の通販も始めるそう。
以下は移転前の文章・写真です。
威勢のいい関西弁のお姉さんが店主。もともとは祐天寺にあった波(2004年~2011年)という豚しゃぶ屋にいたそうです。波はやきやき三輪の姉妹店でした。
テーブルが4席ほど。その日は満席でした。食べている途中、数組が入れませんでした。人気ですねぇ。
生ビールはジョッキがキンキンに冷えてます。日本の生ビールを飲むなら、こういうのが好き。
まずはつまみ系から。
前田さんのオニオンスライス。甘くてシャクっとした玉ねぎ。うずらの卵でまろやか。おいしい。
牛すじ煮込みは濃厚でトロットロ。ガリガリと辛子をすってかけるといい感じ。
熊本産の馬刺し(ハーフ)。肉で一番好きなのは馬、といっても過言ではないほど馬肉が大好きです。にんにくをたっぷりつけて頂きます。これまたうまい。
トロさば。脂が乗って超うまい。そして、一緒に供された醤油がまあうまいこと。ダシか何かを漬けた醤油なのかと思ったら、醤油自体は普通とのこと。島根の醤油だそうです。粗くおろされた大根おろしもうまかったなぁ。
さて、"さんちゃん鍋 ブタしゃぶ だしで食べる"に行きましょうか。"さんちゃん"は店主の愛称・さんぺいちゃんに由来。3人前お願いしました。コンロがやって来ます。
ん?
www 学大のバー・La regina(レジーナ)のむっちゃんw
「なんでむっちゃんがいるんですか?」
「むっちゃんが貼ったわけちゃうんよ。レジーナにも行くお客さんが貼ってったの」
「他のコンロもですか?」
「それだけ」
むっちゃんを引き寄せるとは……我々、持ってますなぁw
豆腐、キノコ類、豆苗、レタス、ほうれん草、そしてきりしま豚。
豚をサッと鍋にくゆらせ、ダシで食べます。やばいです。激ウマ。
豚はとても薄くスライスされているので、すぐに火が通ります。肉質は柔らかくて脂がとても甘いです。
ダシはカツオがベース? いい香り。塩味(えんみ)は控えめで、上品な味わいなのに、決して物足りないわけじゃない。豚肉のうまみをより一層引き立てます。この組み合わせは絶妙。途中、ダシに紀州梅をトッピングしました。この梅自体もうまいのですが、爽やかな酸味がいいアクセントになります。
最初はお店の方がやってくれます。あとはこちらにお任せ。ナベさんさすが。ナイスな表情を作って頂きました。ありがとうございますw 倫子ちゃんはナチュラル! 食いしんぼぉ~w
鍋と同時に、温玉ごはんも注文。先ほどの激ウマ醤油をかけます。そして、豚しゃぶと一緒にパクッ。ああ、どうしてくれようか。丼でくれ丼で。
さらに肉を2人前追加して、〆はうどんと油かす。
豚と牛がコラボしちゃった。なんて贅沢。油と脂でコク満載。極上。
うどんを食べ終えても、鍋にダシが残ってます。余裕とまでは言いませんが、まだお腹には空きスペースが少々。さらに雑炊もお願いしました。
雑炊2人前に卵トッピング。豚の甘み、ダシのうまみ、ほのかな塩味(えんみ)。それなりにお腹いっぱいなのに、おいしすぎるのでどんどん食べられちゃいます。とは言え、明らかに食い過ぎだ。まあいいか。うま過ぎるのが悪いんだw
こんといては、関西弁で「来ないで」。もちろん、本気で来るなと言っているわけではなく、ある種の"フリ"と言いますか。竜ちゃんの「押すなよ!」と一緒でしょうw 看板の文字が逆から書かれているのも、そういう意味なのかな?
「こんといて」って言うんだもん。また行ってやるw