「BABYMETAのライブ、はじめてなんだけど大丈夫かな」
「チケットはどこでどうやって買えば?」
「電子チケット? なんじゃそれ!?」
「物販って何時に行けばいい?」
「荷物はどうすれば?」
いろいろ不安や疑問がありますよね。BABYMETALのライブは初めてという方でも安心して行けるよう、Q&A形式のハウツーを作ってみました。
すべて基本的には、という話です。例外もあるかもしれません。また、筆者の体験に基づいた個人的感慨も含まれています。詳細はBABYMETAL公式サイト等でご確認下さい。
目次
- 心配・不安をまずは解消!
- チケット購入
- 準備
- ライブ当日の流れ
- 物販
- 物販後/開場前~ロッカー問題
- 開場
- 開演
- 閉演
- ライブ翌日以降の話
- 付録その1:電子チケット(MOALA・LINEチケット)について
- 付録その2:ローチケのコンビニ発券/支払いについて
心配・不安をまずは解消!
BABYMETALのライブ、初めて行こうとしてるんだけど……初めてでも大丈夫かな
100%すべての人が「初ベビメタライブ」を経験しています。大丈夫!
かく言う私はBABYMETALのライブどころかライブ自体にまったくと言っていいほど行ったことがありませんでした。まさか自分の人生においてみずから進んでライブへ行くとは思ってなかった人間です。そんな人間ですら、こうして幾度もライブへ足を運んでいます。あなたもぜんぜん大丈夫。
年取ってるけど大丈夫? 私、女なんだけど大丈夫? 僕、まだ子供なんだけど……。車椅子なんだけど……。I'm a canadian living in Australia...
全部ひっくるめて、みんな大丈夫! 会場へ行けばわかります。BABYMETALのライブ参加者は子供からお年寄りまで、本当に年齢層が幅広いです。年齢だけではありません。性別、国籍、まったく関係なし! 車椅子の方などには専用スペースも設けられています。
あらゆるボーダーを越え、音楽でみんながひとつになる。これがBABYMETALです。BABYMETAL自身がそういうテーマを掲げています。
チケット購入
チケットは誰でも買えるの?
誰でも購入可能ですが、大きく2点、留意点があります。
第一に、基本的には抽選ということです。まったくないわけではありませんが、先着順はほとんどありません。
第二に、「THE ONE」というメンバーサイトの会員になっているかどうかで、購入機会の多さが変わって来ます。詳細は以降をご参照下さい。
チケットは何枚でも買えるの?
一人一枚、一人二枚まで、一人四枚まで、ということが過去にありました。ライブによって異なります。
チケットにモッシュッシュピット(MOSH'SH PIT)とモッシュッシュシート(MOSH'SH SEAT)があるんだけど、どう違うの?
「モッシュッシュ」というのはBABYMETAL公式サイトが使っている独自の用語で、「モッシュ」と同義です。ライブ中、盛り上がって観客がワチャワチャなる状況を指します。
モッシュッシュピットはステージ前のスタンディングエリアです。スタンディングですから、席はありませんし席の指定もありません。
モッシュッシュシートは指定席です。両者は会場でも完全に隔離されていて、行き来はできません。
こちらはモッシュシートのチケット。左側に「座席指定」と記載されてますね。
こちらはモッシュピットのチケット。「PIT」と書かれています。
ライブによっていくつかのパターンがあります
- すべてモッシュピット(オールスタンディング/例:2016年白ミサ)
- すべてモッシュシート(オール指定席/例:2016年東京ドーム)
- モッシュピットとモッシュシート(例:2017年さいたまスーパーアリーナ)
ピットは場所によってはとても激しいです。シートは穏やか。お好みでどうぞ。両者が具体的にどんな感じかは後述します。
チケットはどこでどうやって購入するの?
チケットの販売に関する情報はすべて、BABYMETAL公式サイトでアナウンスされます。チケット販売は数段階に分かれます。
THE ONE 先行
まずは「THE ONE」会員に向け、抽選募集が行われます。あくまでも抽選です。「THE ONE」会員だからといって、確実に当たるというわけではありません。
ちなみに筆者の場合、「THE ONE」でチケットが当たった確率は、2015年:約30%、2016年:0%(!)、2017年:約90%です。
ここで当たらなければ、後述する公式HP先行、一般販売などで再応募することになります。
公式サイト先行
次は公式HP先行です。これは「THE ONE」会員でなくとも応募できます。
プレイガイド先行
次はプレイガイド先行です。「チケットぴあ」「ローチケHMV(ローソンチケット)」などで抽選申し込みをします。これも「THE ONE」会員でなくとも応募できます。
一般販売
一般向けに広く販売がアナウンスされ、上記プレイガイド等で抽選申し込みをします。これも「THE ONE」会員でなくとも応募できます。
THE ONE 2次
想像ですが、「THE ONE」先行で当選したにもかかわらず、支払っていない(=キャンセル扱い)人がいるのでしょう。その空きを埋めるため、「THE ONE」の2次抽選受付があります。
機材席開放
BABYMETALに限らずライブやコンサートではよくあることですが、機材席開放というものがあります。当初の予定と異なり、機材等のためのスペースが空いたため、急きょ、客席を設けるということらしいです。
もともと機材が置かれるような場所ですから、ステージが見えづらい(ステージ真横だったり)、音が悪いといったデメリットはあるかもしれません。逆に、ステージにとても近いというメリットがあるかもしれません。どのような席かは行ってみないとわかりません。
当日券
当日券が用意される場合もあります。上記、機材席解放もそうなのですが、販売がいつアナウンスされるかはまちまちです。ライブの数日~数週間前ということもありますし、ライブ当日ということもあります。
なお、当日券=機材席解放という場合もあります。
当日SNS
ライブの数日前から当日にかけ、「チケットを二枚購入。けど、同伴者が急きょ来れなくなったため、一枚、定価でお譲りします」などといった書き込みがtwitterやネット掲示板等に頻出します。個人対個人のやり取りですから、価格や受け渡し方法などはまちまちです。
ネット上の私的なやり取りですから、トラブルになる可能性もあります。また、場合によってはいかなる転売・譲渡も禁止されていることがあります。あくまでも自己責任で。
関係者用チケット
関係者用にチケットが用意されていることがあります。関係者に頼み、チケットを手配してもらうことも不可能ではありません。
よっぽどでない限りは基本的にはチケット代は支払うことになると思います。チケットは前もって郵送してもらえることもあるでしょうが、当日、関係者受付でチケット代と引き換えにチケットを受け取るといった感じです。
関係者用チケットの席自体は一般と同じことが多いです。関係者席に行けるわけではありません。つまり、関係者に(席ではなく)チケットを融通するということです。
転売、ダメ、ゼッタイ
周知の通り、チケット転売者が逮捕される事件が増えています。逮捕されるからダメというだけではなく、本当にチケットを欲している人たちの迷惑にもなりますから、転売は絶対にしてはいけません。
また、直接的に法律には触れないかもしれませんが、転売チケットを購入するのも控えましょう。場合によっては、転売者から購入したことがバレて、入場できないかもしれません。実際に、そういう事例も耳にします。
チケット料金はどうやって支払うの?
クレジットカード払い、もしくは指定コンビニエンスストアで現金支払いとなります。当日券はクレジットカード払いのみ、といった制約がある場合もあります。
チケットはどうやって受け取るの?
基本的にはクレジットカード払いの場合は配送もしくはコンビニ店頭受け取り、コンビニ払いの場合はコンビニ店頭で受け取りとなります。
コンビニ払いの場合、料金を支払うとまずはチケット引換券を渡されます。この引換券を指定日以降に再びコンビニへ持って行くとチケットがもらえます。同系列のコンビニであれば、どこで支払い、どこで受け取っても構いません。支払いと受け取りが違う店舗でも大丈夫です。
※LINEチケットやローチケ発券方法の詳細は記事末の付録をご参照下さい
準備
ライブへはどんな格好で行けばいい?
BABYMETALのライブに来る90%の人はBABYMETALのTシャツを着ています。残りの5%はコスプレもしくは他バンドのTシャツ。残りの5%は普通の私服。あくまでも体感ですが。
上の写真はモッシュシート入口に並んでいる様子です(指定席なので順番は関係ない)。普通の服装の人もいますよね。なんなら背広の人も。この日は平日でしたからねー。
いずれにせよ、BABYMETALのTシャツを着てないと変な目で見られるということはありません。好きな格好で行って下さい。むしろ、近くの人に「初めてなんです」と言ったほうが、優しくしてもらえるかもしれません。
もし、できるだけ目立ちたくないということであれば、黒いTシャツを着て行けばいいと思います。
パンツは何でもいいのですが、小物が少し入るような大きめのポケットがついているものが便利かもしれません。
靴は基本的にはスニーカーがいいでしょう。少なくとも、革靴、ヒールはやめておきましょう。シート席で大人しく見るというのであれば、何でもいいんですけどね。ただ、後述しますが、シートであっても立ちっぱなしですから、疲れますよw
何を持っていけばいい?
最低限、これは必要です。
- チケット(必須)
- お金(別途、500円程度のドリンク代が必要な場合も)
- 身分証明書(必須の場合も)
- 携帯電話(必須の場合も)
あったほうがいいものは以下の通りです。
- タオル(超汗かきます。首に巻いておくといい)
- 着替え(特にモッシュピットの場合は汗でビチョビチョになります)
- 飲み物(500mlのペットボトルの水、お茶あたりがよろしいかと)
逆に、会場へは持ち込めない物もあります。着ぐるみ、大きな柄つきのフラッグ、録画・録音機材、サイリウムなどなど。詳しくは公式サイト等の注意事項をご覧下さい。
まったく予備知識なくライブへ行っても大丈夫?
もちろん大丈夫です。
周りの多くの人はお決まりのフリをしたり、合いの手を入れたりしますが、それができないからと言って、怒られることはありません。
ただ、詳しくは後述しますが、モッシュピットに行く場合は、事前にピットがどんな感じかをわかっておいた方がいいかもしません。危険がまったくないというわけではありませんので。
ライブ当日の流れ
以下はライブ当日に関してです。Q&Aへ行く前に、ざっくりと流れだけ説明しておきます。
物販
↓
待機・荷物預け
↓
開場
↓
開演
↓
閉演
人によって状況が異なると思います。必要な箇所だけ参考にして下さい。
物販
BABYMETALグッズを買いたいのですが、いつどこで買える?
いわゆる物販というやつですね。
BABYMETALの場合、基本的にグッズはライブ当日、ライブ会場で販売されます。グッズ販売はライブ開演前に開始します。時間、場所はあらかじめ公式サイトでアナウンスされます。
なお、チケット(ブロック指定券引換券、座席指定券引換券、LINEチケットなど)を持っていれば、誰でも購入可能です(物販会場入場時にチェックされます)。一人一度きり、1アイテム1個という制限があります。
BABYMETALグッズにはどんなものがありますか?
BABYMETALグッズのジャンルは多岐に渡ります。Tシャツ、パーカー、タオル、リストバンド、バッグあたりはよくあるパターン。けど、それだけではありません。赤ちゃん用のヨダレ掛け・つなぎ、根付、狐面、シンバルケース(!)などなど。
とりあえず、ほとんどの人はTシャツを一枚は買って行くと思います。もしまだ持っていなくて、また来るかもしれないということでしたら、Tシャツを買っておくといいかもしれませんね。
また、ライブとは関係なく、ウェブ上でのみ販売されるグッズもあります。詳細は公式サイトや物販サイト(ASMART/アスマート)をご覧下さい。
BABYMETALのTシャツやパーカー、どのサイズがいい? 普通と同じ?
あくまでも体感ですが、BABYMETALグッズのTシャツは普通と同じくらい、パーカーは少し小さめに感じます。私は身長170cm、体重65kgですが、TシャツはM(Mでジャストサイズ。加齢とともにLのほうがよさげに)、パーカーはL(Lは少し大きめ、Mは小さい)を選んでいます。
なお、物販会場には全サイズのサンプルが置かれています。実際に手に取りサイズ感を確認することもできます(試着はNG)。
物販には何時ごろ行けばいい?
問題はこれです。そして、これに正解はありません。ベビメタライブ歴戦の兵ですら読めません。
BABYMETALの物販はえげつないです。前日から会場に並ぶ人もいます。ほしいものが万が一買えなかったら……という不安・恐怖心から、そうなるのでしょう。確かに、人気グッズは物販開始後、2時間ほどで売り切れるということもしばしばです。
まあ、並ぶこと自体に楽しみを覚えている人も少なからずいるのですがw
一例を挙げます。
2017年9月26日に行われた「巨大キツネ祭り」。物販開始時間は11:00でした。私が会場に到着したのは6:30。その時点ですでに500人は並んでいました。8:00ごろだと1000人は超えていたようです。
翻って翌日、27日はそれほど熾烈ではなく、まったりしていました。
2019年6月28日(金)の「BABYMETAL AWAKENS - THE SUN ALSO RISES-」。17:30開場予定でした。私が会場・横浜アリーナに着いたのは17:15。さほど長くはない列に30分並び、17:45にTシャツを一枚ゲットしました。
ラバーバンドやキーホルダーなど安めのグッズ類は早く売り切れ、Tシャツは比較的遅くまで品切れにはならないという傾向があるかもしれません。
ただし。
開場近くになっても、まだ売り切れがこれくらいの場合もあれば……
昼前にはパーカー全サイズ売り切れということも。
ですから、何人並んでいるかというのは、実はそれほど大きな問題ではありません。グッズの量が十分に用意されていれば、売り切れることはないので。
つまり、グッズがどれほど用意されているかわからないため、何時だといい、何人目だと大丈夫とは言えないということです。どうなるかは本当によくわかりません。勘です。ほんと。
物販で並んでいる間、退屈じゃない?
まあ、退屈と言えば退屈ですなw でも、過ごし方によっては待ち時間をさほど長く感じないこともあります。
物販で並んでいると、周囲の人たちと話をしたりすることもあります。こうしてると時間が経つのが早いですね。
何でもいいので、話しかけてみてはいかがですか? みんな優しいですよ。もし、話しかけづらいということであれば、次のような作戦がオススメです。
小分けになっている、ちょっとしたお菓子を用意しておき、周囲の人に「どうぞ」と配るんです。喜ばれますし、おのずとコミュニケーションも生まれますよ。
こちらは物販で並んでいる最中に周囲の方々から頂いたもの。お菓子どころか、自作のキャップやコースターまで! 頂きっぱなしで申し訳なかったので、近くのコンビニへ行き、私もお菓子を購入し、周囲に配りました。
物販列に並ぶのにあったほうがいいものってある?
周りを見ていますと、こんなものを持っている人が多いようです。
- 折りたたみ椅子
- レジャーシート
- 日傘
私は100円均一ショップで売っていた折りたたみ椅子やレジャーシート(シルバーの少し厚手のやつ)を持って行っています。列では基本的に座ることになりますから、下に敷くものが何かしらあったほうがいいかもしれませんね。シートはお尻が痛くなるので、椅子がオススメです。
長時間待つ場合は水分も絶対に用意しておきましょう。
物販で並んでる最中にトイレに行きたくなったらどうすれば?
前後の人などにひと言、声をかけて行きましょう。
というように、すぐ近くの人との協力が必要な場面もあるかもしれませんから、なんとなくでもコミュニケーションを取っているくらいの関係性を持っておくといいかもしれませんね。
ひとつ注意事項があります。列を離れている最中に運営側が列を整理するかもしれません。一人で参戦していて、誰にも声をかけず離れていたら、元の場所に戻れなくなることも。列は進めど、荷物だけは取り残される、というシーンをよく見かけます。
「もし離れてる間に列が進んだら、すみませんが、この荷物、お願いできますか?」
そうひと言添えておくといいでしょう。物販は開始時間が早くなることも多いですし。
いずれにせよ、あまり長い時間、列を離れるのは控えましょう。いい印象は与えません。
物販後/開場前~ロッカー問題
物販後、開場まで時間があるんだけど、どうすれば……
好きなようにしてお過ごし下さい。寝てる人もいれば、お酒を飲みに行っている人もいます。付近をプラプラしている人もいます。
会場周辺ではこのようにファン同士がBABYMETALの話で盛り上がっていたり、あるいは撮影会になっていたりします。こういう光景を見ているだけでも楽しいですよ。
ちなみに、上の写真に映っている髭の方は、BABYMETALファンなら誰もが知っている有名なファン、"23年さん"。イギリスから来ています。
こちらも有名。23年さん同様、全世界のBABYMETALのライブへ駆けつけている"ピカチューさん"。この方はフランスかな? ドイツ? 「巨大キツネ祭り」では私のすぐ後ろに並んでいたんです。
物販で買ったものとか、荷物はどうすれば?
モッシュピットの場合
ピット後方でまったりしてるならいいのですが、基本的にはロッカーに預けましょう。モッシュピット内に荷物を持ち込むのは周りの人にとっても迷惑になりかねません。落としたり、壊れたりというリスクもあります。
なお、会場周辺のロッカーは数に限りがあります。ご注意を。また、場合によっては運営側がクロークを設けることもあります。
モッシュシートの場合
シート(シート下)に置いておけるので、そのまま持って入場しましょう。
ピットとシートの差
ここで少し面白い写真をご紹介。次の2枚は同日・同時刻に撮影しました(2019年11月17日15時ごろ)
こちらはピットの待機中の様子。みんなTシャツで荷物もほとんど持っていません。
こちらはシート席の待機列。肌寒い日でした。みなさんコートを羽織り、荷物も大きめです。
というように、会場へ持ち込むもの・服装もピットとシートでは異なって来ます。真冬のピット待機は大変。
ロッカーって少ないでしょ? 数足りる?
会場によって異なりますが、ロッカーは不足しがちです。
ロッカーは会場周辺、駅構内などにあります。また、会場内にもある場合があります。何としてでもロッカーを確保したい!ということであれば、少し早めに来て、とりあえずロッカーを確保。開場前にロッカーへ荷物を詰め、会場へ戻るという方法しかありません。もちろん、余計に料金はかかっちゃいますが(200、300円ほど?)。あとであたふたしたくないので、私は先にロッカーを確保しちゃうことが多いです。
運営側がクロークを用意していることもあります。クロークも預けられる人数に制限はあるようですが、だいたい希望者は全員、利用できていそうです(500円~1000円ほどのクローク代が別途必要な場合もあり)。
開場
早く並ばなきゃ前の方に行けない?
BABYMETALのライブで先着順に入場することはありません。
モッシュピットの場合
チケットに記載されている整理番号順の入場になります。ですから、慌てる必要はありません。集合時間の30分前くらいに指定されたゲート前で待機をしていれば、「何番から何番の方、ご入場下さい」みたいに促されます。
ひとつ注意が必要です。場合によっては開場が早まることもあります。良番であってもギリギリに行ってしまうと、後ろの番号の人に越されてしまう可能性も。良番(若い番号で早めに入れ、前に行きたい方)の場合は、早めに集合しておくことをお勧めします。
モッシュシートの場合
全席指定ですから、いつ行っても大丈夫。開演ギリギリというのは避けた方がいいかもしれませんが。
入場に際して注意することは?
THE ONE限定のエリア(モッシュピットなど)はTHE ONEのID画面や免許証・パスポートなどの照会があります。最近は顔認証があることも。事前に告知されているものをスムーズに提出できるようにしておきましょう。
上の写真は「黒ミサⅡ」の顔認証の様子。黒ミサ、白ミサ、白キツネ祭りはコープスペイント(顔を白塗りにする)がドレスコード。白く塗ってても顔認証されます。こっちを向いてる女性はスタッフさんです。スタッフも白塗りでしたw
一般にも開放されているエリアでは手荷物検査、金属探知機検査があります。これも指示通り、ポケットの中の金属製のものはあらかじめ出しておくなどしておきましょう。
入場してから開演まではどうしてる?
開場から開演までは1時間~1時間半ほどあります。
モッシュピットの場合
オールスタンディングのエリアは自由に場所を選べます。できるだけ前の方に行きたいという人が多いですから、場所を決めたら動かない。1時間半、ずっと立ちっぱなしで待つしかありません。
もし、トイレに行きたくなったら、その場所は放棄するしかありません。仮に最前列を確保できていたとしても、そこへは戻ってこられません。
開場30分後くらい?の様子。前のほうからどんどん埋まっていきます。縦にも人が集まっていますよね。あそこには柵があるので、比較的楽なんです。
開演10分前くらい?ギッチギチ。いずれも「巨大キツネ祭り」(2017年)です。
モッシュシートの場合
指定席ですから、開演まで好きに過ごして下さい。会場内に飲食店が出ていることもありますから、食事をすることもできます(アルコール類は販売されていないことも多い)。トイレも自由に行けます。
荷物はこのように足元に。
開演
ライブはどう始まる? 始まる瞬間、どんな感じ?
事前に告知されている開演時間より数分~10分程度、押すことがほとんどです。開演時は必ず、照明がすべて落ちます。この瞬間! この瞬間が重要です。
モッシュピット
明かりが落ちた瞬間、強烈な圧縮が起こります。後方から前方へ向け、人がドッと押し寄せます。転んだりしないように、流れに身を任せちゃいましょう。踏ん張っても無駄です。
あとはもうハチャメチャです。前後左右とギュウギュウに押されまくって、押しまくって、場合によってはwall of deathに参加し、サークルモッシュで駆け回ります。
まあ、だいたい3曲目くらい(神ソロとか)でいったん落ち着きますかね。あるいはSU-METALのソロとか。
もちろん、モッシュピットの後方、比較的落ち着いたところだと安全に、楽に観賞できます。また、ハッピーモッシュピットというものも設けられています。体力に自身のない方やモッシュなどが怖い女性は後方へ避難したり、ピット内後方にあるハッピーモッシュピットを利用しましょう。この辺りのことも事前にホームページでも説明があります。
モッシュシート
明かりが落ちた瞬間、全員、総立ちです。もちろんモッシュはありませんが、全員がキツネサインを掲げ、声を張り上げ、盛り上がります。
絶対に立たなければいけないということはありません。ですが、ほぼ100%の人が立ちますから、座っていたら何も見えません。とりあえず立っておいた方がいいと思います。
ちゃんとBABYMETAL見えるかな?
肉眼でしっかりと3人を見ることができるのは、最前から5列目くらいまで。それより後方は人の頭や腕の間からチラチラ見える程度。大きな会場のシート席だと、SU-METALの身長は米粒~2cm程度。まあ、そんなもんだと割り切るしかありません。
双眼鏡があるとよく見える?
特にシート席では双眼鏡を持っている人をたまに見かけます。けど、ライブが始まったらだいたい使っていないようです。使ってられないというか、双眼鏡で見るより、巨大モニター・スクリーンを見ていた方がいいでしょうから(大きな会場だと巨大スクリーンが設置されることがほとんど)。
私が見聞きしている限り、双眼鏡はあまり意味がないというのが共通認識のようです。まあ、もし持っているのであれば、試しに持って行ってみてはいかがでしょう。少なくともこれ用にわざわざ買う必要性はないかと。
ライブの音はどう?
会場によって、席によって若干、異なるようです。いい場合もありますし、悪い場合もあります。これも致し方のないことでしょう。
スピーカー直近だと音が大き過ぎて、耳がヤバい、ということもよく聞きます(私はそういう経験はありませんが)。そういう場合を想定して、耳栓を持って行くという人もいますね。耳栓をするとましになるでしょうし、また、割れたりキンキンしたりする音が軽減され、ちょうどよく聞こえるとも言われています。
録音・録画していい?
ダメです。BABYMETALのライブは録画・録音が一切禁止されています。見つかった場合、データ削除、機材没収、強制退場になることも。その他にも禁止事項がありますので、公式サイトやチケットに記載された注意事項をよく読んでおきましょう。
ライブって何時間くらい?
単独ライブだと、1時間~1時間半くらいです。フェスだと30分~50分くらいかな?
途中に休憩は?
ありません。休憩がないどころか、MCもありません。ライブが始まったらノンストップです。ちなみに、アンコールも基本的にはありません。
ライブで1時間、1時間半というと短く思うかもしれません。けど、上述の通り、MCはなく、ずっと歌いっぱなし、踊りっぱなしです。観客ももみくちゃになりっぱなし。こんなの2時間もできませんw 演者側も見る側も。
途中でトイレに行きたくなったら? 気分が悪くなったら?
いつでも自由に抜けて下さい。特にピットは環境が過酷です。ギュウギュウで暑いし空気も薄い(感じがする)。ピットで気分が悪くなって倒れるというケースもありますので、絶対に無理をしないように。ヤバいなと思ったら、すぐに横もしくは後方に退避。あるいは係員に気分が悪いと伝えましょう。
そんなに激しいんだったら、メガネ大丈夫かな
ピットでメガネが壊れたという体験談も少なくなく耳にします。お気を付け下さい。
メガネだけではありません。財布を落とした、靴が脱げて片方どっかいった、周囲の人のヒジが入って額から血が出た、圧縮で鉄柵にぶつかり肋骨を折った……そんなこともあるようです。
慣れない内は無理せず、最初は少し様子見がいいかもしれませんね。始まっちゃったら、そんな冷静には構えてらんなくなりますが。
白キツネ祭りの動画が公式からLINEで送られてきたw #BABYMETAL #5大キツネ祭り pic.twitter.com/H9wEqzJSYE
— 後藤ひろし(ひろぽん) (@gokky_510) 2017年7月26日
こちらは「白キツネ祭り」の様子です(公式配信動画)。よーく見て下さい。特に後半。前方が前後左右に波打ってます。
1:00~1:50あたり。BABYMETALのモッシュピットは、おおよそこんな感じです。
閉演
帰りは混雑しない? 早めに出た方がいい?
ぞろぞろと、ゆっくり会場を出て行きます。これまでで最大規模のライブだった東京ドームでも、私はさほど混みあってるなぁという感じはしませんでした。早めに会場を出ないと大変なことになる!てことは、まずないはずです。小さな駅だと少々、改札・ホームが混雑することもありますが。
ライブが終わったら着替えるの?
BABYMETALのライブ後は汗だくです。ピットでもシートでも。特にモッシュピットだと、外でTシャツを絞ったら、ずぶ濡れの雑巾のごとく汗が絞れます。人の迷惑にならない場所で着替えるのがオススメです。汗だくのまま電車に乗るのはちょっとね(^^;
ライブ楽しかった!この余韻を味わうべく飲みに行きたい!
閉演後に近くのバーや居酒屋などに集まるオフ会(アフターパーティー)が開催されていることもあります。興味のある方は事前に調べておくといいかもしれません。
ライブ翌日以降の話
ライブ翌日。
運動不足のおっさんは、軽度~重度の筋肉痛になります。また、声が枯れて出なくなることもあります。さらに、「ああ、終わってしまった」という脱力感にも見舞われ、仕事をする気が失われます。覚悟しておきましょうw
ライブ数日後~数ヶ月後。
BABYMETALはテレビや雑誌に出ません。ライブだって年に1、2回、多くても3、4回行ける程度(普通は)。強烈な禁断症状=ベビメタロスに襲われます。これは慢性化します。そして治療法はありません。うまくこの"病気"と付き合って行くしかありません。お互いがんばりましょう。
次のライブ発表。
発狂します。と同時に、「また外れるんじゃないか」という不安感に苛まれます。BABYMETALファンの心が安らぐことはありません。
まとめると、BABYMETALのライブは楽しい!
開演と同時に暗転。ナレーションが始まり、一曲目が始まる瞬間にBABYMETALが姿を現すと、みんな泣きます。そこからの記憶はおぼつきません。超汗かいて、超疲れて、喉も痛くなる。けど、めっちゃ楽しい!
BABYMETALに興味はあるけど、まだライブに行ったことがないという方。ぜひ一度、BABYMETALのライブを体験してみて下さい。もっともっと好きになります。
否、BABYMETALが嫌いという方も、もしよければ。ライブを体験するときっと好きになりますよ。音楽・メタルへの愛情が深い人ほど、激しく即座に転向するはずw
というわけで、次はライブ会場で! See you!
付録その1:電子チケット(MOALA・LINEチケット)について
ちょっと心配ですよね。大丈夫。ご安心を。
チケットぴあが運営するチケット発券/分配サービス・Cloakおよび、これにより発券される電子チケット・MOALA。
認証、発券/分配などはとても簡単ですし、わかりやすく説明されています。その都度、指示通りに進めていけば大丈夫。
参考/チケットぴあ:Cloakでの引き取りについて>電子チケット(MOALA)で引取
LINEチケットもシステム的にはほぼ同様です。LINEチケットで当選したら、(必要であれば分配をして)期限内に発券(ダウンロード)します。
発券直後は表示されないのですが、ライブ日が近づくとQRコードを表示させることができるようになります。2019年11月16日、17日に開催されたライブ・METAL GALAXY WORLD TOUR IN JAPAN(さいたまスーパーアリーナ)の場合、ライブの2日前、11月14日にQRコードが表示されるようになりました。
物販ブースへはこのQRコードで入場できます。会場へ入る際もこのQRコードが必要です。そして入場時にQRコードを読み取ってもらうと、ブロック票や座席番号票がもらえます。
付録その2:ローチケのコンビニ発券/支払いについて
コンビニで発券/支払いする流れは以下の通りです。
(1)ローチケで当選
(2)期限内にローソンへ行く(期限は当選から1週間もありません。早急に!)
(3)店内に設置されているLoppiで「予約済みチケットのお引取り/お支払い」から予約番号や電話番号など必要事項を入力
(4)Loppiから印刷されるローソンチケット購入申込券を30分以内にレジへ持って行く
(5)代金を支払い代金支払証明書を受け取る
(6)代金支払証明書に記載されている期限内に再びローソンへ行き、Loppiで予約番号や電話番号等を入力してローソンチケット申込券を発行。レジでこれを渡し、チケットを発券してもらう。前述の通り、代金支払証明書を発行した店舗とチケットを発券してもらう店舗が違っていても大丈夫です(筆者体験済み)
このチケットはほとんどの場合、ブロック指定券引換券または座席指定券引換券です。これで物販に行けます。また、これを入場時に係員に渡すと、ブロックや座席が記載された票をもらえます。
※ブロックや座席が記載された本チャンチケットが発券されたこともあったような
注意事項。代金支払証明書では物販に行けませんし、会場へ入場することもできません。必ずチケットを発券しておきましょう。入場間際に代金支払証明書のままであることに気付いて、慌てて発券してもらいに行っている人を実際に見たことがあります。